フリーランスから正社員のWebディレクターへ

業界:インターネットメディア・サービス運営 |17views

転職No

case133

名前・性別

高田亜美(仮名)・女性

転職時の年齢

35歳
転職時期2012年12月
転職前の仕事Web制作 フリーランス ディレクター(東京都・神奈川県)
転職後の仕事大手コンテンツプロバイダー Webディレクター(東京都)

書類提出

5社

面接

3社

転職回数

3回目

転職活動期間

約6か月(働きながらの転職活動)

卒業大学

熊本大学 教育学部 

ポイント

フリーランスから正社員へ。リクナビNEXT、インテリジェンス、DODAを利用して転職活動。

人間関係・年収・福利厚生・職場環境すべて満足の転職に成功!

 

フリーランスのディレクターとして様々な仕事を引き受け・・・

-前職の仕事内容を教えてください。

 

(高田)Web制作フリーのディレクターでした。ディレクターといってもライターやコーダーなど、いくつかの職種を経験しました。他に持っている資格もあったので、講師業も行なっていました。アルバイト情報誌、情報サイト、転職サイト、直接企業検索等で得意先開拓も行っていました。案件を取ってくるとプログラマやデザイナーを手配し、自分では構築のための設計をしました。企画書を作り採算が取れるかどうかを計画書に作成しました。ワイヤーフレームを作りデザイナーに私、デザインに起こして納品してもらいました。講師業ではこれらの経験を活かして社会人向けの講座を担当していました。余裕があれば新規開拓も行いたかったですが、複数で仕事を持つとそれがなかなかうまく行きませんでした。

 

 -フリーランスならではの悩みや不安はありましたか?

 

(高田)フリーなので収入が安定しないのがいちばんの不安でした。仕事を何種類も持ちすぎると、時間の捻出が難しくなってきます。もっとたくさんの仕事を引き受けたいと思う反面、3~4種類となってくると毎日が混乱の連続で、例えば同じWeb制作のみ」と決めていればよかったのですが、講師業も引き受ける、評判が良いと別の会場でも教えてくれるとなる、ということを繰り返していると、だんだん時間のマネジメントが難しくなっていきました。

 

-転職を決意した具体的な理由はありますか?

 

(高田)時間のマネジメントが難しくなり、フリーも楽じゃないと思い始めました。仕事が舞い込んでくるのはありがたいのですが、一回につきギャラ数千円なのに交通費も出ず、時間帯によっては一日が潰れることもありました。そうすると極端な話、月収にして10万程度にしかならないこともザラでした。10万でも何とか生活していける境遇ではあったのですが、とにかく毎日疲れ切っていて、毎日業務内容が変わり頭が混乱し、こんなに大変なのに月末に手にする金額が10万・・とため息を付くことが増えました。サラリーマンの頃は何も考えず電車に揺られてるだけで(は言い過ぎですが)30万とかもらえてたんだなぁと思うと、フリーの仕事がバカバカしくなってきました。また並行で株式投資をしていましたが、景気の大幅な変動で一気に資産が減ってしまいました。

 

-フリーランスとして、どのくらい勤務していたのですか?

 

(高田)フリーのディレクターを正味3年ほどやっていました。その前は派遣社員でした。31-34歳までがディレクターでした。
新卒時22歳:正社員(営業職)、26-30歳:派遣社員(Webコーダー)、31-34歳:フリー(Web制作、ディレクター) と言う感じです。

 

 

過去2回の転職経験を活かし、積極的に自分をアピール

-転職活動はどのように行いましたか?転職エージェントは利用しましたか?

 

(高田)インテリジェンス、DODA、リクナビNEXTを中心に登録を行いました。

インテリジェンス社がとても親切丁寧でした。フリーが長かったので面接慣れしておらず、面接の予行練習をやっていただきました。「志望動機もしっかりしており、受け答えもハキハキしているので、そのまま自然体で臨んで大丈夫です」と太鼓判を押され、大きな自信に繋がったのを覚えています。とても良い案件を3つくらい提示いただき、その全てにエントリーしたいと申し出ました。しかし、とりあえずエントリーしましたと言って以降、ほとんど連絡がありませんでした。先方から提示されているのにどうして?と何度か電話等でも問い合わせたのですが、はぐらかされることが増えました。最初は気づかず、活動を通してだんだんわかるようになったのですが、エージェント側としてはあまり多くの企業様に一度にエントリーされると同時並行で進んだ際に困るため、いわゆる「見せ案件」と「本命案件」を分けているのではないか、と感じました。 そのうち、第一志望、第二志望以外にもう一つC社を提示され、可もなく不可もなく行ってみたい程度だったのに、C社の面接日程はトントン拍子に決まってしまい、実際に面接すると先方はもう明日からでも来てほしい様子。困りました。私としては第一志望や第二志望がどうなっているかの方が気になるのに、そちらはエントリーしたっきり問い合わせてみても「先方からまだ連絡がありません」「担当者がご不在です」という回答しかありません。 第一も第二もダメならC社に決めても良いか、と思いました。しかしもともとエージェントに出向いた理由が第一志望や第二志望の企業様を提示されたからだったため、どうしても納得が行きませんでした。 C社の面接の後、担当者に「いかがでしたか?先方はかなり前向きな感じでしたよ、あまり長引くのも良くないのでこの辺で決めてみてはいかがでしょうか」と言われたときに、ああ、この人は私の将来なんて何も考えてないんだな、と気づきました。 そりゃそうですよね、エージェント側は成約して初めてインセンティブが入ってくる訳です。転職の後押しをしてくれるところまでは目的が一緒ですが、「その人にふさわしい転職先を紹介する」というところから、こちらとエージェントの思惑が一致しなくなってきます。

そこでエージェントを利用することをやめ、次リクナビネNEXTからどんどんエントリーするやり方に変えました。 最初は厳選に厳選を重ね、一日に1社、2社程度のエントリーにしていました。しかし先方から回答があるのに、当然3日~1週間くらい間が空きます。その間、またも似たような事態、つまり第二、第三希望から先に返答が来るようになります。本当は第一希望の会社を最優先したいのに、やはりそういった会社は人気が高いのでしょう、なかなか返信が来ません。当然その間に、「お祈りメール」も届きます。末筆ながら貴方様のご活躍をお祈り申し上げます、といったお断りメールのことです。これが届くと、精神的に堪えます。就活は精神力の勝負です。その為、あまり行くつもりのなかった企業でも、とても丁寧な書類選考通過のお知らせが来ると、一気にその企業のファンになったりします。

そこである夜、もう就活に疲れた!と投げやりな気分になり、お酒も入って調子づいていたせいもあって、リクナビNEXTからガンガン幾つもの企業にエントリーしました。しかもかなりテキトーにやりました。企業ごとに志望動機を変えることもせず、半ばヤケクソというか、だんだん肩が落ちてくるような毎日に嫌気が差していたのだと思います。 そうしたところ、その数日後にはそのうち4割くらいから書類通過のメッセージが届き、その中に第一~第二希望にしていたところが入っていました。その後、面接で第一希望のところがダメになりましたが、第二希望のところが順調に進みました。 一次面接が通過し、SPIテストを受けに行った日、第三希望の企業から最終面接の知らせが来ました。なので率直に申し上げました。「実は御社が第一希望(ここはもちろんそう言います)なのですが、第二希望の企業様に内定が決まりそうです。せめて、最終面接とその結果がいつ頃わかるかだけでもいまお知らせいただけないでしょうか。」と。 そうしたところ「人事の方が少々お待ち下さい」と仰り、数分待たされ、そのまま「今から最終面接を行います」となりました。かなり驚きましたが、後日仲良くなった人事の方に訪ねたところ「SPIの成績が驚異的に良く、部署も人事も満場一致でぜひ採用したいとなった」瞬間だったそうです。

 

-書類選考や面接でどんなアピールしましたか?面接官にはどんな質問をされましたか?

 

(高田)営業でかなり良い成績を記録したことがあったため、それを数字で説明しました。売上に徹底的に拘る性格と、それを数字で示すことができることをアピールしました。 しかし扱う商材が全く違うため、その点についてかなり掘り下げて聞かれました。圧迫面接とも取れるような「ほんとにー?そんなに簡単に売れるものなのー?」という嫌な面接スタイルでしたが、あとから分かったことは、その本部長は普段もそんな話し方(笑)でした。なので圧迫面接というよりは、率直に本当にこの人の言っていることが本当かどうかを念押ししたかっただけのようでした。 基本的には履歴書に書いてあることが本当なのか、というところに終止していました。当時Web業界は経験あったもののモバイルが初めてだったので、そこの経験の少なさを補える営業成績なのかどうかを確認された印象でした。

 

 -内定が出るまでどれくらいかかりましたか?

 

(高田)約半年です。うち最初の1ヶ月は履歴書経歴書作成、次の2ヶ月はインテリジェンス社との活動で、そこまではあまり効果的な動きはなかった気がします。実際にかなり本命が射程に入ってきたのが、リクナビNEXTへの登録からでした。なので、未だにリクナビNEXTにはとても良い印象があります。活動は働きながらではありましたが、フリーの仕事量はあまり多くない上に主婦業の身分もあったため、生活に即窮するという状況ではありませんでした。この点は非常に重要な要素だと思っています。これまでの経験上、無職で生活の基盤がない状態で行う転職活動はどうしても失敗しがちです。新卒の学生の頃はもちろんですが、私のように生活を保証してもらえる主婦業という身分を活かすのは現実的で重要です。一家の大黒柱であったり、頼れる実家が無い方にとっては辛い現実かもしれません(私もそういった時期があったので良くわかります)が、職がない状態での転職は絶対オススメしません。どんなに嫌な職場でも何とか在籍したまま、次を探すべきだと思います。

 

-数ある企業の中から新しい会社を選んだ理由とは?

 

(高田)新しい企業は、モバイルの公式サイトを作るコンテンツプロバイダでした。サービスの分野が多岐に渡り、一番得意なエンタテイメント系があったこと、もしそれがダメでも、ゲーム、生活、音楽、医療、と実に様々なサービスを提供している会社だったので、自分の適性がわかるなど、入社してからの活躍の場が広がるイメージが湧きました。 また上場企業の安定感は大きな魅力でした。幾つかの企業を経験してみて思うことは、率直なところ「見栄っ張り」の自覚がある人は上場企業にこだわる意味はあると思います。というのも、名刺を出したときの相手の反応が良いです。また、クレジットカードを作るときなど、記入欄に「上場企業」にチェックできます。一発で通ります。

 

-転職活動中に辛かったことはありましたか?

 

(高田)年収が思ったより低く提示されたことです。 営業時代は歩合制だったので年齢に釣り合わないくらい良い額をもらっていたため、転職先でもかなり優遇されるのではという期待がありましたが、当然未経験の分野が多々あったため、そこをシビアに評価されたようでした。

 

 

Webディレクターとして企画から携わる仕事の楽しさを実感

-新しい会社(モバイルコンテンツプロバイダ)では、どんな仕事を担当されましたか?

 

(高田)モバイルのWebディレクションです。企画を行い、予算を組み、プログラマやデザイナーに指示を出します。他の部署と異なり、企画はイチからのスタートなため、比較的待遇が良いという話でした。私から見ると専門性のあるプログラマやデザイナーがよほどすごい仕事をしているように感じるのですが、彼ら彼女らの仕事も、企画がきちんとしていないと発生しない訳です。そのことを学んだのはこの会社に入ってからの一番の財産でした。それまで企画職と言うものが漠然としすぎていてイメージが湧きませんでしたが、私の性格や適正にピッタリの職種だということがわかりました。また専門家と一緒に一つのものを作り上げていく楽しさを体験しました。

 

-新しい職場は前職と比べてどうですか?良かった点、悪かった点はありますか?

 

(高田)ほぼ全てにおいて良い転職でした。職場が明るく、若い人が多いため同僚も仲良くなれるタイプが多かったです。年収はもう少し欲しかったですが、あとになって考えれば年齢相応の良い収入でした。上場企業なので福利厚生がとてもしっかりしていました。入館セキュリティも厳しく、ショッピングも楽しめるような立地の良いところで働ける嬉しさがありました。また見栄っ張りの話で恐縮ですが、会社のIDカードをぶら下げて近隣にランチに行くのがとても嬉しかったのを覚えています。いま考えたらアホやなと思うものの、若い人の働くモチベーションの一つとして、勤務の立地は重要だと思います。ボーナスもきちんと出ました。悪かった点は、企画会議が非常に厳しく通りにくかったことですが、これも売れるサービス追求のためと思えば、かんたんに悪いともいえません。総じて良いところでした。

 

 

これから転職を考えている方にアドバイスをお願いします!

(高田)絶対に「生活の基盤を安定させて」から就活に臨むべきだと思います。私の転職活動は3回ですが、うち2回は職を失ってからだったので失敗だったと思っています。どんなに失業手当が出ようとも、会社から数ヶ月先まで支払われたとしても、友人知人もそうですが、「後ろが決まっている」状態では、どうしても正常な判断力を失います。最初の1~2ヶ月はどうしても、解放感に浸って遊んでしまいます。会社を辞めること自体が大きなストレスですので、それから解き放たれた喜びは想像以上です。気がつけばあと1~2ヶ月で決めなければ、となって初めて動くパターンを幾つか見てきました。そうすると就活中にインカムが無くなります。就活中もカフェに寄ったりスーツを買ったり出費は増えます。また、周囲の正社員など恵まれた境遇の人や親戚の目も辛くなってきます。とにかく早く決めなければ・・・と強迫観念に追い込まれ、そんなときにお祈りメールが届き、ますます落ち込み焦ります。先のエージェントの言葉にあったように「このあたりで決めてはいかがですか、長引いても・・」という気持ちになります。あと少し頑張れば、せめて第2希望くらいの条件のものはあったかもしれないのに、その気持ちで妥協して第4~5希望のところに決めてしまうからです。

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