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転職No

case115

名前・性別

稲川由愛(仮名)・女性

転職時の年齢

28歳
転職時期2013年9月
転職前の仕事

サイト運営会社カスタマーサポート(東京都)

転職後の仕事広告代理店営業サポート(東京都)

書類提出

3社

面接

3社

転職回数

2回目

転職活動期間

2週間(退職後の転職活動)

卒業大学

一橋大学

ポイント

自分のペースで転職活動するために、転職サイトを利用!

 

サイト運営会社のカスタマーサポートとして、ルーティン業務をこなす毎日・・・

-前職の「サイト運営会社」へ就職された経緯を教えてください。

 

(稲川)前々職では好きなことを仕事にしていましたがプライベートの時間を重視したかったため転職を決意しました。結婚も視野に入れていたので長く働ける、福利厚生もしっかりと整っていてプライベートも充実させることができる安定した企業にと思い上場企業である「サイト運営会社」を選びました。転職条件として業務内容はさほどこだわりがありませんでしたが、オフィスワークが良いと思い探していました。そして主に転職サイトの運営をおこなっている企業へカスタマーサポート職で入社をしました。外出することはなく、また電話でのお問い合わせも受けていないことから終日PCに向かいひたすらお問い合わせメールの対応を行っていました。メール対応はテンプレートがあるので、ほぼそのテンプレートでことが済みます。十数件に1件程度クレームがくるので、そういう時のみ自作したメールを上長に確認の上送信していました。その他、支払いが遅延している企業への催促連絡、および組織作りなど内部組織のことをメイン業務として行っていました。

 

-職場の雰囲気はどうでしたか?不満はありましたか?

 

(稲川)人柄が穏やかで所謂良い人が多かった気がします。比較的若い人が多かったため部活動等、会社外での交流も活発に行われていたので和気藹々とした雰囲気でした。各個人の成長意欲が高く、業務前の時間に勉強会や研修を開いたり、休日に読んだビジネス本の情報・感想を共有したりしている人もいました。ただ、営業ノルマがなかったり、あったとして未達でも特に怒られたり減給されたりということがなかったので、規律が緩く会社としての成長率はかなり低かったです。優秀な人材を採用できたり、社長が気に入った方が入社をするとすぐに役職を交代させるので、継続勤務年数は短く入退職が激しい会社でした。

 

-転職を決意した決定的な出来事はありますか?

 

(稲川)上司のミスで起きた事故に対し、一方的に犯人扱いされたことをきっかけに転職を決意しました。減給や攻められるといった責任をとるようなことは求められませんでしたが、(結局証拠がみつからなかったため、責任を取らせることができなかった感じです。)1対5人での事情聴取的なことや、パソコンの履歴を調べられるなど犯人扱いをされ、こちらの言い分には全く聞く耳をもたないスタンスだったことで、もうこの会社にいたくないと思うようになりました。私以外にも同様にされた方が3-4名おり、上司が気に入っている人の話は聞くが、それ以外には聞く耳をもたないという偏ったスタンスだったことで働いていることが馬鹿らしくなり早々に転職をしました。

 

-転職は勤続何年目、何歳の時ですか?

 

(稲川)前職の勤務年数は3年半、転職は2回目で32歳の時です。

 

 

転職サイト2社に登録し、オファーメールをもとに面接・・・

-転職活動の際にはどのように情報収集しましたか?

 

(稲川)マイナビ転職を使おうと思い登録をしましたが、エージェントがつくどころか「希望に沿う案件はありません」のみのメールで終わりました。そのため、自分の経歴ではエージェントは使えないのかと落胆し、他エージェントに登録することもあきらめ求人転職サイトをメインに転職活動をしました。転職サイトではまずは多数のサイトから求人案件から業界動向や平均給与価格、企業の情報収集を行っていました。調べているうちにこの業界に行きたいというのがでてきたため、その業界に特化した転職サイト2社へ登録をし、結果的にオファーメールを多数もらえたため、選定した3社ほど面接を受けにいき、その中でよりマッチした会社へ入社を決めました。転職サイトでも十分に満足できる転職ができたこと、自分のペースでできわずらわしいやりとりもないため、今後転職することがあってもエージェントだけは使わないと思います。

 

-書類選考や面接ではどんな点をアピールをしましたか?また、面接ではどんな質問を受けましたか?

 

(稲川)特別な保有資格もなかったため、書類では前職で扱っていた商材の売上数値を具体的に明記し、実績をメインにアピールしました。また、幅広い業務を遂行していたことを伝えたかったため、業務の詳細を記載するのではなく、大カテゴリーを多めに記載し、その中のカテゴリー詳細は箇条書き程度で収めました。人柄の部分では、募集要項からある程度こんな人材が欲しいのかなと読み取ることができたため、その内容にアピールする形式でまとめたのを覚えています。例えば、過去の経験に縛られない人は新しいことにチャレンジすることが好きのようにアピールしました。その結果、経歴から概ねの人柄を読み取ってくれてたようで、面接でお会いした時には経歴紹介等の一般的な質問5分程度のみで、あとの40分程度は二次面接のお話と二次面接時の対応アドバイスをいただけました。

 

-転職活動をスタートして内定するまでどのくらいかかりましたか?

 

(稲川)退職してからの転職活動で2週間程度で内定しました。

 

-新しい職場を選ぶ際、基準となったこととは何ですか?

 

(稲川)プライベート重視で仕事を選びたかったため、サイトでの検索条件では勤務時間と勤務場所から選定し、後に給与と福利厚生を確認し、最後に業務内容をみて会社を選びました。書類選考を通過し、面接で会社に伺ったときは面接室やトイレを使用したときに会社の環境、設備はしっかりしているか、綺麗かなどをチェックし、社員の対応、挨拶をしてくれるか、服装や雰囲気のチェックをしました。その上で、一番関わりのある方との相性を最も重視しました。関わりのある方は必ず面接官として対応いただけるので、その際にどういう仕事方法を求めるか、何が一番嫌か等、具体的に仕事を行った時をイメージしてこちらから質問をし相性がどうかを確認してました。

 

-転職活動中、一番辛かったことはありますか?

 

(稲川)何度も面接を行ったあげくに不採用の連絡を受けたことは辛かったです。募集要項と実際の契約条件が異なって提示されたことはありました。また、1社面接官が会社の愚痴を言って面接時間が終わるということもありました。

 

 

仕事とプライベートが両立できている新環境!

-新しい職場の業務内容を教えてください。どんな業務に携わっていますか?

 

(稲川)主にTV・ラジオ・新聞・雑誌の4媒体に載せる広告である“マス広告”をメインで扱っている広告代理店へ営業サポートとして転職を致しました。前々職ともかかわりのある業界なので、比較的知識もあり戸惑うことなく働けています。基本的には社内での電話・メール対応やスケジュール調整になりますが、クライアントとのオリエンテーションにもたまに同行することがあります。その場合はクライアントからの要望を資料化し社内の基本方針会議にも参加します。会議内容を元にした議事録や提案資料の作成、データ収集等をおこないます。クライアントへのプレゼンは営業担当者が行いますが、決定後のアートディレクターやクリエイティブディレクター、カメラマン等関わるスタッフへの連絡リレーションはサポート担当者が行います。

 

-新しい職場は前職と比べてどうですか?良かった点、悪かった点とは?

 

(稲川)新しい職場は実力のある人が多く、物事の決定スピードも速いです。前職ではマニュアルが完備されていたり、わからないことがあれば誰かに聞けば答えてもらえましたが現職では特にマニュアルはなく、仕事は見て覚える、わからないことは自分で調べるなスタンスです。不親切と言えば不親切ではありますが、アウトプットをいかにして出すかの実力主義な社風で下手ななれ合いが少ないです。ただ、勤務外では飲みに行ったり休日もスポーツを行ったり集まりがあるので、仕事は仕事、プライベートはプライベートときっちり分けている感じで、私にはあっているなと思っています。職種を変更しましたので年収は下がりましたが、特に不満はありませんでした。総合的にみて転職して良かったなと思います。

 

 

これから転職をしようと考えている方に向けてアドバイスをお願いします!

(稲川)上司とあわないことで退職をしましたが、前職は人の入れ替わりが激しい会社でもありましたので、私が退職をしたすぐ後に上司も異動しました。それを聞いた時はもう少し我慢をして働いていたほうが自分自身が成長できたかなとも反省はしましたが、ストレスなく働けている現在の環境に満足はしています。業種にもよりますが、今は働き手に有利な市場になってきていると思うので、転職先である程度希望の融通を利いてくれるなら転職をするのはありかなと思います。ただ、あくまでもやりたいことや目的等、自分自身の意志がはっきりしたうえでの転職であって、なんとなくとかの場合は、結局転職先でもうまくいかず、また転職を検討する…など繰り返すことになると思いますので、自分の意志・目標をしっかりと見極めてから転職活動するようにしてください。

 

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