第二新卒!営業職から事務職への転職

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転職No

case106

名前・性別

吉松百子(仮名)・女性

転職時の年齢

23歳
転職時期2013年10月
転職前の仕事

建設会社に特化した派遣会社の営業職(東京都)

転職後の仕事求人広告会社の事務職(東京都)

書類提出

8社

面接

5社

転職回数

1回目

転職活動期間

1ヶ月(退職後の転職活動)

卒業大学福岡大学 法学部 経営法学科

ポイント

第二新卒!リクナビNEXT、リクルートエージェントを利用し転職活動

 

派遣会社の営業職としテレアポ・飛び込み営業をこなすが・・・

-前職には新卒で入社されたのですか?

 

(吉松)はい。前職は新卒で入社しました。営業を経験して成長したかったということと、社長の人柄に惹かれ入社を決めました。

 

-前職の業務内容は?どんな業務に携わっていましたか?

 

(吉松)前職は建設関係に特化した派遣会社でした。営業職の仕事は建設会社や工事現場にテレアポや飛び込みで出向き、人材の紹介や人手不足の現場の聞き込み、ビルやマンションの建設や道路等の工事の予定などを聞き出して営業をかけていました。また、派遣社員の面接に同行をして、派遣社員の人柄や得意不得意分野の説明のサポート、派遣社員を一旦外に出して見積書を提示して金額の交渉などを行っていました。派遣後のアフターフォローは他の部署の仕事でしたが、派遣社員の仕事の様子や体調の様子を他部署から聞き出し、次の派遣先を探しておいたり、私からも派遣社員に連絡を取りモチベーションを上げたりしていました。

 

-どんな雰囲気の職場でしたか?

 

(吉松)職場の雰囲気は会社全体的には体育会系で、営業職の上司はみんなガツガツした印象でした。こんなに体育会系だとは思わなかったのでどちらかというとマイペースな私は少し戸惑いながら毎日を過ごしていました。また、支店同士での数字の争いがすごく、建設会社の取り合いや同じ工事現場に飛び込みで営業をして少しでもいい人材を紹介し受注を取り合う等、あまり気持ちの良くない営業の仕方をする上司や同期もいて、仲間割れのような環境にとても嫌気を感じました。

 

-転職しようと決意した理由は何ですか?

 

(吉松)転職をしようと決意した理由は体育会系の職場環境についていけなくなったことと、自身の体調不良が続いたこと、そして営業職が合っていなかったということです。私は入社して約3ヶ月で日頃のストレスや体調不良で通院を繰り返し、その中で虫垂炎にかかり約一週間入院生活を余儀なくされました。毎日22時くらいまで働き、ひどい時は終電間際まで仕事をする日々でした。支店同士の争いに巻き込まれ毎日怒鳴られてなんのために仕事をしているのか分からなくなっていきました。そこで少し転職を考えたのですがこんなに早くにやめるのはな、と思い退院後も頑張りましたが、テレアポや飛び込み営業、毎月の数字を追うという姿勢自体がストレスだったことに気づき、私は営業職に向いていないんだと思い転職を決意しました。

 

-転職は勤続何年目で何歳の時でしたか?

 

(吉松)半年間勤務していました。転職した時期は勤務半年目で23歳のときです。転職は初めてでした。

 

 

リクナビNEXT、リクルートエージェントで強みを生かした転職活動!

-転職活動はどのように行いましたか?転職エージェントは利用しましたか?

 

(吉松)転職は転職サイトと転職エージェント両方を利用していました。最初は転職サイト(リクナビNEXT)のみを利用していましたが、履歴書がこれでいいのかや面接が不安だったため転職エージェントも利用することにしました。転職エージェントはリクルートエージェントを利用しました。

 

-転職エージェントを利用してよかった点、悪かった点はありますか?

 

(吉松)リクルートのアドバイザーの方は大手ということもあり、プロのアドバイザーがついてくれ、履歴書の添削や面接の指導などのレスポンスが早く、新卒半年で辞めたなりの強みを活かした転職活動をすることができました。悪かった点といえば私が求めていた求人以外の求人を紹介してきたということです。新卒半年で辞めたというデメリットはあるものの、やはり営業職では人手を求めていたようで良く営業職の求人がメールできました。当時は事務職の求人を求めていたのですが、それ以外の求人も多くきたのでそれは嫌だなと思いました。

 

-書類選考や面接ではどんな点をアピールしましたか?

 

(吉松)新卒で半年という期間で辞めたということを逆にメリットに考えて、若さで仕事の吸収が早いということ、また前職での営業職で培った電話対応や対話の切り返しが得意であることをアピールしました。学生の頃からエクセルやパワーポイントなどにも触れていたということもあり、前職でも同期や上司の書類作成の手伝いもしており、そこもアピールポイントの一つとしてしていました。

 

-面接ではどんな質問を受けましたか?

 

(吉松)面接の際にはやはり新卒半年で辞めた理由をよく聞かれました。半年で何を学んだのか、辞めたことは後悔していないのか等を半年で辞めたということについて聞かれることが多かったです。職種を変えて転職活動をしていたので、なぜ職種を変更したのかという問いもありました。辞めたことについて聞かれるのは想像をしていましたが、ほとんどの企業でやはりそのことを聞かれました。企業によってはもったいないのでは等、少し圧迫面接なことも言われました。

 

-転職活動を開始して内定までどのくらいかかりましたか?

 

(吉松)転職活動をスタートして約1か月後には内定をもらうことができました。前職は退職をしてからの転職活動でした。

 

-数ある企業の中から、新しい職場を選んだ理由は?

 

(吉松)転職先を選んだ基準は人でした。面接をしてくれた面接官にまず惹かれ、実際に職場見学をさせてもらった際の社員の仲の良さや、若手が活躍してる様子を見て転職を決めました。前職の人間関係がとてもギクシャクしており、常に仲間同士で競争をしていたので、転職先を決めるにあたって一番「人」を重視していました。新しい職場はは中小企業ではあったものの社員数は多く、また若手も多く活躍していました。私のように新卒半年や1年で辞めた人もいたということを聞いて少し安心することもできました。また服装が自由で髪型やネイルもみんなそれぞれで企業全体の風通しの良さにも惹かれました。仲間意識が強く競争をするというよりも、一丸となって企業を成長させていくという面接官の話にこの企業に転職をしたいと決意しました。

 

-転職活動中、一番辛かったことは何ですか?

 

(吉松)転職活動をしていて一番辛かったことといえば、企業側からはもちろん親や友人から新卒半年でやめるのはもったいないと何回も言われたことです。確かに私も辞めた当初は後悔もしました。本当に辞めてよかったのだろうかと何度も自問自答しました。親にも言われました。しかしこれ以上この企業で仕事をする自分を想像するといつか心が壊れてしまうと思い、強い決意を持って辞めました。ですが辞めてからというものの、親からは本当に良かったの?これからどうするの?と問い詰められ、友人からはもったいない、私もきついことたくさんあるけれどなんとか頑張ってるよと辞めたことにたいして色々言われながらの転職活動が本当に辛かったです。また、ある企業で書類選考を通過して面接に行ったところ、面接の時点で私が前職を半年で辞めたということに気づき、面接を適当に済まされそのまま不合格になったということもありました。

 

 

事務職員としてチームワークを大切に。賞与もあり年収UP!

-新しい会社で担当されているお仕事について教えてください。

 

(吉松)転職先の職種は事務職です。営業のサポートとして受注状況の確認やExcelを利用してデータ入力をしていきます。そしてその受注状況をまとめて請求書を作成してクライアントへ請求をしています。クライアントからの直接の問い合わせに応えることもあります。また、営業の数字や成果をまとめてデータを入力して成績を把握してもらったり、営業のインセンティブ計算もしています。パワーポイントやワードを利用して社内、社外用の様々な業務のマニュアルも作成しています。営業のサポートとして申込書の書き方も指導をしています。事務職らしく電話対応や来客対応もします。また支店の雑務、例えば自販機業者やコピー機業者の応対や、救護室のベッドのシーツ替えなど業務外のことも上司と協力して対応しています。

 

-新しい職場は前職と比べてどうですか?良かった点、悪かった点は?

 

(吉松)転職前の職場は毎日上司が何かしら怒鳴っていて仕事内容も大変なことばかりでしたが、新しい職場はチームワークを大切にしており、どの部署も社員同士が非常に仲の良い環境です。わからないところは質問しやすいですし、何より仕事を楽しく感じることができます。また、月末月初以外はあまり残業がなくプライベートも充実した日々を過ごすことができています。前職では帰ったらすぐに寝る、休日は1日以上寝る日々でしたが現在は趣味を見つけたり運動をしたりして仕事もプライベートも両立できています。年収は前職は新卒だったので転職後のほうがアップしました。そして前職にはなかった賞与もあり年収面では満足しています。

しかし営業職のような結果を出せるような仕事ではないので評価されにくく、ステップアップすることが難しいという点が悪い点です。

 

 

これから転職をしようと考えている方に向けてアドバイスをお願いします!

(吉松)転職をしてみて感じたことは、転職をすることで自分のやりたいことを見つけることができ、成長もできたということです。今の時代では転職をすることは当たり前になっています。少しでも今の職場に疑問を感じていたり、他にやりたいことを見つけたのであれば転職をすることを勧めます。転職がすぐに決まるか不安かもしれません。しかし私が利用したような転職エージェントというアドバイザーがついてくれる転職サイトもありますし、実際に様々な企業は人手不足で困っている多いです。一歩をなかなか踏み出せない方は、まず転職サイトに登録をしてみて色々な求人を見てみましょう。様々な企業を知ることでやりたいこと、転職したい企業も絞ることができてくるはずです。転職は成長できるいい機会です。ぜひ転職活動を頑張って自分のやりたいことを仕事にしましょう。

 

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