技術職から営業職へ転職。異業種への挑戦!

|575views

転職No

case99

名前・性別

長崎浩太(仮名)・男性

転職時の年齢

30歳
転職時期2012年1月
転職前の仕事IT企業の技術者(東京都)
転職後の仕事IT企業の営業(東京都)

書類提出

2社

面接

2社

転職回数

2回目

転職活動期間

1か月(働きながらの転職活動)

卒業大学成蹊大学 経済学部 経済学科

ポイント

インテリジェンスを使用し転職!与えられる仕事から自ら創る仕事へ。

 

IT企業の技術者として活躍。キャリアステップを考えだし・・・

-前職の「IT企業」では、どんな仕事を担当されていましたか?

 

(長崎)前職はIT企業の技術者として働いていました。主に受託開発を行っていたため、客先の派遣常駐という形で業務をしておりました。最初は、単独で技術者の1人としてプロジェクトに関わり、契約延長をして関わりを深めていくことが重要な任務でした。その中で人員増加であったり、新たに発生するプロジェクト情報などアンテナをはって、自社社員のアサインなどもミッションの1つでした。プロジェクトに自社社員が増加した場合は、プロジェクトマネージングなども行い、納期までのプロジェクトを終わらせるべく、仕様や設計業務、メンバーの管理などや常駐先企業のお客様との打ち合わせであったり、納品現地へ行ってのテストや納品作業なども行っていました。

 

-職場の雰囲気はどうでしたか?不満や不安はありましたか?

 

(長崎)前職は、中国人が社長を務める会社で社員の半数が中国人の会社でした。中国人技術者というと、仕様に書かれていないことはやらず、不具合も少なくないという印象があるかもしれませんが、社長が元々日本で仕事をはじめて、日本企業のプロジェクト遂行スタイルを知っていたせいか、急な仕様変更や連日の残業があるプロジェクトでも不平不満を言わずに業務を行う方ばかりでした。また日本語や技術についても勉強熱心で管理する立場としてもとてもやりやすかったことを覚えています。特に不平不満はありませんでした。

 

-特に不満がない職場だったとのことですが、なぜ転職しようと思ったのですか?

 

(長崎)転職を考えるきっかけというのは、特にこれといった出来事があったわけではありませんが、技術者としてお客様から信頼を得て人員増加や管理業務を行っていくうえで、自身に託されたタスクをこなせてきた自信が芽生えてきた頃から次のステップを考えるようになりました。それは、それまでの仕事は、誰かがどこかで考えた仕事であり、またプロジェクトにかかる金額もあらかじめ大方決まっていたものでした。自分自身のキャリアステップとして考えた時に、次は自分自身が仕事を創る側に入っていきたいと考えたことが転職を考えたきっかけでした。それは創られた仕事をキチンと遂行するということから、仕事そのものを創っていくということに関わっていきたいと考えたことでした。

 

-前職には何年勤務されましたか?何歳での転職でしたか?

 

(長崎)前職の勤務期間としては5年ほど勤務していました。年齢は30歳のときで、今回で2回目の転職でした。

 

 

最もフィーリングの合う”インテリジェンス”で転職活動!

-転職活動はどのように情報収集しましたか?転職エージェントは利用しましたか?

 

(長崎)転職の際の情報収集としては、いくつかの転職サイトをまずは閲覧しました。気になる求人があるところから情報を請求し、そこからあったレスポンスから2社ほど転職エージェントを利用させていただきました。まず利用したサイトとしてはDODA、リクルート、TYPEでした。エージェントとしてはインテリジェンスとリクルートを利用しました。どちらも電話対応から、実際に会うまで、会ってからの対応など迅速かつとても丁寧なもので不満はありませんでした。最終的には、インテリジェンスの方と進めていくことにしましたが、そこはエージェントとの当時の自分とフィーリングが合っていたからだと思います。適確なアドバイスと推薦していただく企業の魅力と、説得力がありました。

 

-書類選考や面接ではどんな自己PRをしましたか?

 

(長崎)技術職から営業職への転職だったこともあり、ハードルは高いものでした。アピールした点としては、単独で常駐先に派遣され、そこから信頼を得て人員増加やプロジェクトの管理業務など重要なポジションを掴んでいったことをアピールしました。それは、営業職として人とのコミュニケーション力が重要視される部分でもメリットとして感じて頂けることであり、また技術を知っている営業としても営業先の技術者とも対等に会話することができると考えたからです。

 

-面接官からはどんな質問がありましたか?

 

(長崎)面接時に聞かれたこととしては、なぜ技術から営業なのかという点でした。その点に関しては、前述のとおりであることと、かつ自分がこれまで行ってきた業務、実績が役立てられると考えたからと回答しました。

 

-転職活動を始めて内定までどのくらいかかりましたか?

 

(長崎)転職活動をスタートして内定が出るまでには約1ヶ月ほどでした。働きながらの転職活動であり、面接などによって早退や半休などは取らずに活動していました。

 

-新しい職場を選んだ基準とは何ですか?

 

(長崎)新しい職場を選んだ基準として最も大きなこととは、以前一緒に働いていた先輩がその職場で働いていたことでした。とても信頼できる先輩でしたし、不満もなく、また得られる経験やキャリアとしても申し分ないと自信をもって進めてくれたことが決める要因だったと思います。重視した点は、金額や就労条件などいろいろなことがあるかと思いますが、私としては思い描いたキャリアを積むことができるかという1点につきます。それは、先輩がまさにキャリアモデルとしていたからこそ迷うことなく選べたと考えています。信頼できる先輩が、仕事を楽しんで理想のキャリアアップをしていることこそが選んでも間違いない、また悔いはないと思えました。

 

-転職活動中に辛かったことはありましたか?

 

(長崎)転職活動で辛かったことは特にありませんでしたが、強いていえば会社を退職する際の仲間、上司との別れがつらかったです。ともに大変な時期やプロジェクトを乗り越えてきたために難しい決断ではありました。とくにトラブルもなく、円満退社でした。

 

 

IT企業で代理店営業に。前職の経験を活かし売り上げ増加!

-新しい会社で担当している仕事について教えてください。

 

(長崎)転職先の企業では、おもに代理店営業として自社製品の営業を行っています。代理店が売ってくれるような仕組み作りやキャンペーンの企画、また大きな案件では代理店とともに客先へ赴き、製品の説明なども行っていました。もっている代理店の数としては5社ほどで、代理店の下にいる販社へのアプローチをしていき売り上げを伸ばしていくことがミッションでした。また、トラブル対応も業務のひとつです。メーカーであっため、サポート部門がなかなか客先に赴くことができない場合は、以前の技術力を活かして、説明にいって理解を得てもらうことも仕事として行っていました。良い面も悪い面もお客様とともに進んでいくことで信頼をえていくことが営業業務内容であると考えています。

 

-新しい職場を前職と比べて転職してどうですか?良かった点、悪かった点は?

 

(長崎)転職して良かった点は、案件化することの大変さを知ることができた点です。これまでに関わってきた開発業務は、それまでの苦労のもとにある貴重な仕事であったと実感できたことは予想外の収穫でした。また営業は売って終わりという印象もありましが、自分自身が歩んできた技術としてのキャリアは、売った後の営業フォローとして非常に役立つものでした。その結果、売り上げの増加につなげることもできましたし、やりがいも非常に得ることができました。年収面としては、先輩が働いていたことを最大限に活用させて頂きアップにつなげることもできました。悪かった点としては、営業職のため残業手当がつかないことでした。ただし、営業としてのノルマを達成していくことで残業手当にかわる収入もえることができていました。

 

 

これから転職をしようと考えている方に向けてアドバイスをお願いします!

(長崎)これから転職を考えている方に私からのアドバイスは、何を目的として転職するかを明確にした方がよいということです。キャリアアップなのか、年収アップなのか。そしてそれまでのキャリアを振り返ってみたときに、目指すキャリアにどのようなことが活かせて、何が足りないかをキチンと把握することだと思います。足りないものは、これからどのようにして、補っていくのかそこまで考えてから面接や応募にのぞむと良いと思います。私の場合は、いくつか運も味方していた部分がありますが、転職活動はその時の社会情勢や景気にとても左右されるものなので、失敗が続くことがあるのも事実です。いま活動すべきなのか、どのような転職市場なのかも逐一チェックしながら行っていくこともおすすめです。

 

転職サイトランキング【最新版】

  1. 転職最大手の「リクルート」は求人件数の多さはもちろん、カバーする業種・職種の幅も業界トップ級で常に人気が高い!

  2. 転職業界大手の「マイナビ」!スキルや年収を適正に評価し、年収を最大限アップできるように担当者が徹底サポート!

  3. 年収アップに自信あり!利用者の7割以上が年収アップ!リクルートエージェントやマイナビエージェントと併用する人も多い!

ページ上部へ移動する