5回目の転職も転職サイトでスムーズに決定!

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転職No

case98

名前・性別

市橋翔(仮名)・男性

転職時の年齢

33歳
転職時期2012年7月
転職前の仕事化粧品・サプリメントメーカーの広告部門(東京都)
転職後の仕事ネット広告代理店の制作部門(東京都)

書類提出

5社

面接

2社

転職回数

5回目

転職活動期間

2か月(働きながらの転職活動)

卒業大学専修大学 大学院 文学研究科 社会学修士課程

ポイント

年収1.5倍、安定した職場環境に転職。5回目の転職も転職サイトでスムーズに!

 

残業代、ボーナスなし、労働環境が悪い職場に・・・

-前職の「化粧品・サプリメントメーカー」では、どのような仕事に携わっていましたか?

 

(市橋)前職では化粧品・サプリメントメーカーにて、広告業務を担当しておりました。具体的にはフリーペーパーなどに掲載するための紙の広告、インターネット広告に掲出するバナー広告の製作と進行管理です。フリーペーパーについては掲載交渉から担当しており、営業のような仕事も行っておりました。他にも商品企画といった仕事もあり、仕事内容は充実していました。

 

-職場の雰囲気はどうでしたか?不満はありましたか?

 

(市橋)東京の下町にある職場で、最初のビルはマンションの一室のような形でトイレも男女共用でした。そうした職場に慣れていなかったのでまずはその環境に衝撃を受けました。面接時にも違和感は感じていましたが、当時、前の会社を辞めて2ヶ月経っており、精神的にせっぱつまっていた状態でしたので、とにかく入社したいと言う気持ちが先走り冷静な判断ができませんでした。不満や不安を感じたのは入社した後です。人が少なく、いろいろな仕事を次々に任される上残業も多く、残業代はありませんでした。

 

-職場環境や給与面で不満があったのですね。直鉄的に転職をしようと決意した出来事とは?

 

(市橋)仕事量が多い、顧客のクレーム対応など今まで行ったことのない仕事も次々に任される、残業代やボーナスも出ない。こうした状況に日々不満を感じていたのは間違いありませんでしたが、自分のスキル不足がネックで良い企業に就職できないから今こうなっているんだ、という自覚も有りました。最初だけ我慢してスキルをつけていけば道は開けるはずだ、と確信していました。実際に会社の業績は右肩上がりで、入社から半年後に社屋が駅前のビルに移転しました。フロアが広くなり、きれいなビルへの引越に内心喜びを感じていました。とはいえ仕事内容は変わらず、残業代も出ません。ただ、その代わりに年末にボーナスが出る、ということを伝えられ期待していました。ところがいざボーナスを受け取り、封筒を開けてみると…3万円しか入っていませんでした。これには愕然とし、転職を決意したきっかけの一つとなったのです。

 

-前職には何年勤務されましたか?何歳で転職しましたか?

 

(市橋)1年半勤めていました。33歳の時に転職した形になります。転職は5回目です。

 

 

転職サイトのスカウトメールで面接に応募し・・・

-転職活動はどのように情報収集しましたか?

 

(市橋)転職の際はリクナビネクスト、マイナビ、@Typeなどのサイトに登録して転職先を探していました。転職エージェントは使っていません。自分のスキルでは売り物にならないだろうと思ったからです。探し方は希望の職種と勤務地で絞り込んでいきました。スキルから逆算して、雑誌編集、ネット広告、ライティングといったものがメインで、よさそうなものがあればチェックしていくという形です。転職サイトの登録時に詳細情報を入力していたので、それを見てひっかけてくれればという期待も有りました。良さそうなものが有れば応募して、書類選考をしてもらうこともあれば、ネットの登録情報だけで門前払いされることもしばしばでした。結局スカウトと言う形でメールを送ってきてくれた会社2社に面接を受けに行くことになりました。

 

-面接ではどのように自分をアピールしましたか?どんなことを質問されましたか?

 

(市橋)最初に面接に呼ばれた会社は通販の会社で、サプリメントを販売する企業でした。希望職種は広告担当です。前職と似ている仕事であったため即戦力として働けるだろうと見込んでいました。面接はリーダーの方が1次面接と言う形で30分ほどだったと思います。制作実績を見てもらい、前職で得た知見などをアピールしました。ネット広告に力を入れていたので、効果的な広告を作成できるし、管理についても慣れているといったことをアピールしました。2社目の面接(現在働いている会社)では3次面接までありました。最初はセクションのリーダークラスで、やはり前職での経験をアピールしました。2次面接では部長を交えたもので、持っているスキルについて細かく聞かれました。3次面接は人事担当者で、条件面の折り合いを付けるためのものでした。

 

-転職活動を始めて内定までどのくらいかかりましたか?

 

(市橋)転職活動を始めて2カ月後に内定をもらいました。働きながらの転職活動でしたがあまり影響なく進めることができました。

 

-面接を受けた2社のうち、転職先を選んだ理由とは?

 

(市橋)前職は小さな会社でいろいろな仕事を次々に任される形になり、正直目の前の仕事をひたすらこなすと言う日々に大きなストレスを感じていました。小規模の会社の良い面でもあり悪い面でもあると思うのですが、やはり同じような経験はしたくないと強く思っていました。そのため転職先の企業は事業規模も大きく、従業員の人数も大きく、また給与体系もコンプライアンスもしっかりしている大企業に絞り込んでいました。とはいえ自分のスキルから考えるとそれは高望みであるのはわかっていましたので、ある程度は妥協するつもりでした。希望通りの会社に巡り合えたのは本当にたまたまで、その点は良かったと思います。ただ入社してみてわかるのですが、大企業には大企業のマイナス面がありますね。

 

-転職活動中につらかったことはありますか?

 

(市橋)転職活動でつらい事と言うよりは、不安だったのがあるいは面接をしてもらったあとで、手ごたえがあったにも関わらず落ちてしまった時です。今回ではありませんが数年前に受けたところでは「もっといい人が見つかった」という断りの電話があり、これは今でも嫌な経験として心に残っています。

 

 

ネット広告作成部門で、前職を活かす自分ピッタリの職に

-新しい会社の業務内容と、担当している仕事について教えてください。

 

(市橋)ネット広告の製作希望で入りましたが、実際に行っているのはウェブサイトの制作ディレクションやクリエイティブの管理です。一部門が大きく、人数も多くいるため一人ひとりの力を集めて人海戦術的に仕事を進めていきます。これは今までに経験がなかった仕事の進め方なので新鮮な反面、最初から最後まで担当するわけではないので、物足りなさを感じます。やりがいがないわけではないのですが、個人の裁量が限定されている点が不満ですね。ディレクションと言ってもいろいろな仕事をしますが、私の場合はデータを分析し、その知見をクリエイティブに反映させ、よりよい効果のあるクリエイティブを作っていくというものです。広告の製作経験と運用経験を生かす仕事のなので、私にピッタリの仕事ですね。

 

-新しい職場を前職と比べて転職してどうですか?年収面では?

 

(市橋)新しい職場はとにかくオフィスが広く、快適です。働いている人については逆に距離感があり、都会の会社にきたんだな、と実感する面があります。みんなもくもくと仕事を進めるので、同僚とのコミュニケーションがあまり取れないのが残念ですね。仕事内容は前職でいろいろな仕事をいかに同時に、スピィーディに終わらせるかが勝負だったので、今の仕事はのんびりしています。そのペースで進めると、他の人が追い付いてこられないので、コントロールする必要があり不満はあります。収入面ですが、1.5倍になりました。残業代もしっかり出ますし、手当もあるのでその点は安心しています。

 

 

これから転職をしようと考えている方に向けてアドバイスをお願いします!

(市橋)今は売り手市場となっているので、会社はじっくりと選んで、自分のライフスタイルにあう会社を選んだ方が良いともいます。将来どのようになりたいのか、と言う展望も重要だと考えます。いつまでも会社におんぶに抱っこできるとは思わず、自分が一人の経営者として独立した気持ちを忘れないほうが良いと思います。そうすれば仕事に対して能動的に働きかけられますし、スキルをつけていくと言う面でも目的を持って取り組めます。会社をとことん利用して個人としての価値を上げていくことが出来れば、将来も仕事に困ることはないでしょうし、自信をもっていろいろなことに取り組めると思います。人生を切り開いていくために必要なのが転職、と考えると面接にも自信をもって臨むことができると思います。

 

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