2週間で上場企業へ転職成功!年収160万円アップ!

|3views

転職No

case76

名前・性別

太田則之(仮名)・男性

転職時の年齢

26歳
転職時期2017年2月
転職前の仕事中小企業のweb担当(大阪府)
転職後の仕事東証一部上場企業のwebマーケティング担当(愛知県)

書類提出

1社

面接

1社

転職回数

3回目

転職活動期間

約1か月(働きながらの転職活動)

卒業大学近畿大学 農学部 バイオサイエンス学科

ポイント

26歳、3回目の転職。カレンダー通りの休日、残業なし、年収160間年アップの上場企業へ!

 

ゼロからサイト運営を構築する仕事を経験するが・・・

-前職に入社した経緯を教えてください。

 

(太田)前職のweb担当には、マイナビからの一般応募で書類選考、面接1回を経て採用されました。面接は社長と一対一の個人面接で、入社後に何を評価されたのかを聞いたところ、零細企業でwebコーダー兼ディレクター兼デザイナーとして働いておりweb関連の作業を幅広くカバーできる能力があると評価されたとのことでした。

 

-前職の業務内容と、担当されていた仕事について詳しく教えてください。

 

(太田)前職の会社の業務内容は、集客用webサイトのデザイン・コーディング、SNSの運用、紙媒体の広告デザイン作成でした。自分の仕事内容も、業務内容と同じくwebや広告に関わる業務すべてをカバーしていました。チームは3名体制で、web制作の経験があった私がチームリーダーとなり年上の部下に指示を出して目標達成に向けて、webサイトの改善などを行っていました。

 

-職場の雰囲気はどうでしたか?不満や不安はありましたか?

 

(太田)前職は、大阪のオフィス街にある小さなビルの中で社長含め20名近くの社員が一緒に働いていました。人間関係は概ね良好で、飲み会なども盛んでしたが、役職者でも社長でも「さん」付けで呼び合うため、責任感や緊張感のない職場でした。ビジネス意識の低い社員が多く、また自己啓発本の内容を吟味せずに本で読んだテクニックなどを表面だけ理解したつもりで実行するため、うんざりしていました。ゼロからwebサイトの運用を経験することができれば、自分のキャリアで大きなアピールになると言い聞かせて転職するまでひたすら耐え抜きました。

 

-転職を決意した出来事はありますか?

 

(太田)転職を決意したのは、入社後に採用前と全く違う労働条件、職務内容を提示されたことです。webサイトの運用のみに集中できると聞いていましたが、実際には電話対応をメインでさせられました。また、労働時間は休憩含めて8時間と聞いていましたが実際は固定残業ありで10時間になると入社後に勝手に変更されました。また、土日祝日休みと聞いていたのですが、実際は平日週2日休みが基本で週1日ということもありました。それでも何とか結果を出すまで我慢していましたが、自分よりも年上だけど結果の出せなかった元web担当の男が調子がよくなったからと言って急に責任者になると社長に言って、年齢と勤続年数だけで突然私の上司になると決まった瞬間、次の職が決まらなくてもいいから2週間で辞めると辞表を出し、取れなかった有給2週間分をすべて消化して退職しました。その2週間で上場企業に転職が決まりました。

 

-前職にはどのくらい勤務していましたか?何歳の時に転職しましたか?

 

(太田)2年ほど勤務していました。転職したのは、勤続2年目の26歳の時で3回目の転職でした。

 

 

転職サイトのリクナビ、Greenを利用し、2週間で内定Get!

-辞表を出してすぐ転職活動を開始されたのですね。情報収集はどのように行いましたか?

 

(太田)転職サイトのリクナビに履歴書を登録し、スカウト機能を使って情報収集をしていました。また、職種がweb系ということもありGreenも使っていました。転職エージェントは使っていません。

 

-求人情報サイトは使い勝手はどうでしたか?良かった点・悪かった点は?

 

(太田)リクナビのスカウト機能の良い点は、大手企業からのオファーがくることです。悪かった点は、転職エージェントからのオファーやベンチャーなどからのオファーも大量にくることです。Greenの良い点は、web系職種の求人が多く自分の希望している業界の情報のみを集中して集められることです。悪かった点は、専門性の高い職種の求人が多く、ゼネラリストの求人は未経験者歓迎のような待遇の悪いものばかりだった点です。職務内容に沿った求人はGreenが多かったですが、待遇はリクナビの求人の方が多かったです。

 

-転職活動ではどんなアピールをしましたか?

 

(太田)書類選考では、職務内容を時系列でまとめて自分がどのようにステップアップしたのかをアピールしました。また、26歳で3回目の転職だったため、それぞれの転職で逃げの転職ではなく、キャリアアップのための転職だと理解してもらうために、職場で出した結果について何を改善しどういった結果を出したのかを矛盾なく説明するようにしました。

 

-面接ではどんな質問がありましたか?

 

(太田)面接においても、転職回数の多さの理由を理解してもらうように努めました。面接時には、予想していた通り今までの転職の理由を細かく聞かれ、それぞれの結果が嘘ではないかプロセスを細かく聞かれました。面接は2回ありましたが、1回目で履歴書に嘘がないかを確かめて、2回目に志望理由と労働条件に不満がないかなどを質問されました

 

-転職活動を始めて内定までどのくらいかかりましたか?

 

(太田)1週間で2回面接を行い、2週間目に内定の連絡をもらいました。在職中に転職サイトに登録して面接練習をしていましたが、本格的な転職活動は退職時に取った2週間の有給中に行いました。

 

-数ある企業の中で、新しい会社を選んだ基準とは?

 

(太田)何社かもらったオファーの中で、一番会社の信頼性があり待遇がよかったからです。特に、給料は前職と同じでしたが住宅補助が5万円でるため実質年収アップでした。また、労働時間は休憩入れて8時間で定時帰りが基本ということで、面接を定時後にしていただきましたが社員の方が全くいなかったので信頼できました。また、土日祝日が休みで年末年始休暇も有給を使わずに取れるという点も決めてになりました。web系の職種だと、給料が安い、深夜までの長時間労働、土日祝日も仕事が当たり前の求人が多いので、これだけの高待遇は他に見つかりませんでした。前職、前前職から待遇の低さがコンプレックスだったため、今回の転職では待遇の良さを重視しました。

 

-転職活動中、一番辛かったことは?

 

(太田)1社目ですぐに内定をもらうことができたため、今までの中で一番楽でしたが、親にまた転職することを説明するのが一番辛かったです。想定外のトラブルとしては、前職の退職手続きが嫌がらせで遅れたため、入社時期が遅くなってしまったことです。

 

 

ワークライフバランスが充実し、年収160万円アップ!

-新しい会社の業務内容と、担当されているお仕事について教えてください。

 

(太田)転職先の企業での業務内容は前職と同じで、webサイトのコーディング、デザイン、ディレクション業務が主です。自分の仕事内容についても制作業務がほとんどですが、分析ツールを使ったサイト改善の施策やコンテンツなどの企画などマーケティングに関わる業務も兼業しています。また、ワードプレスサイトの運用を行っているため、PHPなどのプログラミング作業を行うようになりました。チームは10名体制で、私よりも経験のある人がいるため、以前のように部下などの目標管理はなくなりました。現在の業務のほかに、リスティング広告の出稿などについても今後は追加されていくと聞いていますが、しばらくは集客サイトの運用に集中して結果が出たらリスティングも行うと聞いています。

 

-新しい職場を前職と比べてどうですか?環境や年収面では?

 

(太田)新しい職場は、前職と同じく役職のことを「さん」付けで呼ぶ風習があり、責任感がない人が多いです。実際、権利は全く与えない癖に完成品の最終チェックなどを他の人にさせて何か問題があった時に責任を押し付ける人が多くいます。仕事の際は、スーツではなく私服が普通で余計に仕事に関する意識が低い人が多いですが、以前の職場と違って仕事の領域が分かれているため電話対応などの業務をさせられることがないのでマシです。また、定時帰りが徹底されており、休日出勤も禁止されているため職場環境(ワークライフバランス)はとてもよくなりました。年収も家賃補助がついたため、60万円プラスになり、ボーナスも年二回あるのでさらに100万円追加になりそうです。

 

 

これから転職をしようと考えている方に向けてアドバイスを!

(太田)私はかっとなって、即時退職と有給消化の最終手段を使いましたが、それ以前に退職後の生活費を1年分十分に用意し、転職でアピールできるように結果を出すまでは絶対に辞めないと強い意志をもって仕事に耐えてきました。面接でも、結果があることで自分に自信ができ、採用企業でどのように活躍できるかを理解してもらうことができたため、面接が1社でも転職に成功できたと思っています。若い人は、勤続年数だけ長い使えない年長者に酷使されることが当たり前だと思わず、結果さえ出したらより良い待遇を求めてすぐに転職されることをオススメします。特に若いうちは、小さい結果でも自信をもってアピールすることが出来れば将来性込みで評価してもらえます。

 

転職サイトランキング【最新版】

  1. 転職最大手の「リクルート」は求人件数の多さはもちろん、カバーする業種・職種の幅も業界トップ級で常に人気が高い!

  2. 転職業界大手の「マイナビ」!スキルや年収を適正に評価し、年収を最大限アップできるように担当者が徹底サポート!

  3. 年収アップに自信あり!利用者の7割以上が年収アップ!リクルートエージェントやマイナビエージェントと併用する人も多い!

ページ上部へ移動する