給与&やりがいUP!一部上場の結婚相談所のアドバイザーへ

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転職No

case68

名前・性別

池田真帆(仮名)・女性

転職時の年齢

28歳
転職時期2016年11月
転職前の仕事ビジネスホテルのフロント係・接客(東京都)
転職後の仕事大手結婚相談所の婚活アドバイザー・接客(東京都)

書類提出

18社

面接

8社

転職回数

1回目

転職活動期間

約2か月(退職後の転職活動)

卒業大学お茶の水女子大学 文教育学部人間社会科学科卒

ポイント

DODAを利用し働きながら効率よく転職活動!給与UP・仕事のやりがいUP・待遇改善!

 

「何となく」で決めた、ビジネスホテルへの就職

-前職のビジネスホテルには新卒で入社されたのですね。入社を決めた理由とは?

 

(池田)前職である某ビジネスホテルへの就職理由は「何となく」でした。大学も親から偏差値の高い女子大を勧められて進学し、何となく面白そうだからで学科を決めたのです。在学中、どのような仕事に就きたいのかが決められず、何十社と就職面接を受けている内にやっと採用された1社でした。いくら偏差値60越えのそこそこ有名な大学を出ていようと引く手あまたという訳ではなく、本当にようやく見つけた職場でした。

 

-ビジネスホテルで担当されていた仕事とは?

 

(池田)ホテルのフロントスタッフという事で業務内容は主に接客業にあたり、ホテルへかかってくるお客様からの電話応対やWEB予約受付、チェックイン対応をします。朝食レストランのあるホテルでしたから、朝食バイキングで出されるパンを焼いたり、稀にPC事務(売上入力)もありました。基本的にはカウンターでの宿泊客対応で、客室清掃などはまた別の業者さんがしていました。

 

-職場の雰囲気はいかがでしたか?不満はありましたか?

 

(池田)前職は、カウンタースタッフの女性社員が7:男性社員3という圧倒的に女性が多い職場でした。上司は男性ですが、古株である40代の女性社員に逆らえば働き辛くなる、といった雰囲気がありました。業務内容には特に不満はありませんでしたが、夕方17時~翌朝の9時までのシフト勤務で月収手取り18万です。休憩は2時間ありますが体力的に辛く、同僚との人間関係のもつれや低い月収について将来に不安を覚えました。若い内はまだこの働き方でも何とかやっていけますが、30代40代になってくるとさすがに無理だろうと思ったのです。

 

-体力的・給与面で厳しい職場環境だったのですね。それが転職理由ですか?

 

(池田)転職を決意したのは28歳の時、大学の同級生と偶然再会した事がきっかけとなりました。同級生と今どんな仕事をしているかといった話になった時に、「婚活アドバイザーをしている」と言われたのです。婚活アドバイザーとはいわゆる結婚相談所に登録している会員の相談役で、話しを聞いている内に興味が沸いてきました。決定的だったのが給与が正社員で手取り30万という事、そして東証一部上場という事でした。今の勤め先は、名前を聞けばよくビジネスホテルを利用する機会のある人なら解る程度の企業です。しかし上場企業ではありませんし、体力的にも精神的にも限界がきていたので、ここで一度違う業種に挑戦してみようと思いました。給与も多く面白そうな職と言う事で、今の仕事よりもやりがいがありそうだと感じたのです。

 

-前職の勤務期間・転職した時期を教えて下さい。

 

(池田)22歳の時に大学を卒業しそのまま新社会人として前職に入社し、28歳の時に転職したので、前職場に勤務していたのは6年、転職時期は勤務6年目です。

転職はこれが初めての経験です。嫌だと思いつつも何となく「辞めたら次の職を見つけるのが大変だ」と決心がつきませんでした。

 

 

DODAを利用し、働きながら転職活動!

-転職活動では、どのように情報収集しましたか?その際、転職エージェントは利用しましたか?

 

(池田)転職をする際には友人の勤めている会社の他にも何社か探して条件を比べたかったので、転職エージェントはDODAを利用しました。転職は初めてですから色々とネットで「転職 20代後半」や「婚活アドバイザー転職 方法」などで検索していました。しかし婚活アドバイザーの職自体がマイナーなのか、そこまで必要な情報を得る事はできませんでした。

 

-DODAを利用してどうでしたか?良かった点・悪かった点は?

 

(池田)DODAの対応はそこそこよかったと記憶しています。特に良かったのは、登録すれば非公開求人も閲覧できる事や、登録社数もとても多く、私の求めている婚活アドバイザーの求人も何十件とあった事です。転職したい企業が見つかればサポートの方が履歴書と職務経歴書の書き方を教えてくれたり、添削してくれます。推薦状も書いてくれますし、面接時のアドバイスももらえました。悪かった事を敢えていうならば、求人が多いのでなかなか自分の勤めたい企業に絞れない事です。

 

-転職活動ではどのように自分をアピールしましたか?

 

(池田)書類選考では「人と接する事が好きである事」や、「婚活アドバイザーという職に興味があり、人の役に立てる仕事がしたい事」をアピールしました。ビジネスホテルのカウンタースタッフとして日夜お客様対応をしていたので、人と接する事や会話する事には慣れている点を長所としたのです。

 

-面接で聞かれた内容は?

 

(池田)面接時には主に前職についてどうして辞めたのか、婚活アドバイザーとはどんな仕事だと想像しているかなどを聞かれました。一番聞かれて困ったのは前職の退職理由で、人間関係や将来性がない事に嫌気がさしたとは言えず、ただ「もっと接客のスキルを上げたい」と答えたのです。そうすると大抵の採用担当者は「スキルとは?」「スキルを上げて最終的にはどうなりたい?」と聞いてくるのでますます答えに詰まってしまいました。そのため、途中からは正直に「婚活アドバイザーに興味がある」とだけ答えるようにしました。

 

 -内定まではどのくらいかかりましたか?

 

(池田)転職活動は前職を辞めてから行いました。それは働きながらだと、どうしても時間の自由が取れず思うように面接へ行けないと考えたからです。転職活動を始めてから希望企業への内定が出たのは約2か月でした。半年、1年と長くかかるかと思いましたが、2ヶ月で内定が決まりました。それまでに何十社と落ちてしまっていたものの、スピード転職できて安心しました。

 

 -18社と多くの企業に応募されていますが、数ある企業の中から現職を選んだ基準は?

 

(池田)書類提出をしたのが18社、その内で面接までこぎつけたのが新しい職場を入れて8社です。どの会社も婚活関係という訳ではなく、サポートの方のアドバイスで事務職も探していたのですが、新しい職場を選んだ基準は「人柄」でした。

面接時に採用担当者の方が圧迫面接をしてくる企業は仮に内定が出たとしても入社しない、といった条件を重視していました。それは前職での面接がまさに圧迫面接であり、圧迫面接をする社員のいる企業はブラックの可能性があると感じていたからです。そうではない場合もあるかもしれませんが、そもそも社員教育がしっかり行き届いているならば圧迫面接をする社員は出てこないはずです。だからこそ、ブラック企業に入ってしまわない為にもそういった部分で見分けるようにしていました。新しい職場の面接はとても和やかで、30分があっという間に過ぎました。採用担当者の様子で女性が働きやすい職場だろうと思いました。

 

 -転職活動で一番辛かったこと、想定外のトラブルはありましたか?

 

(池田)転職活動で一番辛かったのは採用担当者に「もうすぐ30代でしょう、入っても結婚してすぐ辞めるんじゃないですか?」と言われた事です。その企業は誰もが名前を聞いた事のあるとても有名な結婚相談所ですが、よりによってその採用担当者にそのような事を言われるとは思いませんでした。そしてそこそこ名前の知られている偏差値の高い女子大を出ていても、年齢によってどうしても書類選考で落ちる事があるのもショックでした。

想定外トラブルはそういった発言をする採用担当者に当たった事くらいで、サポートがしっかりしていたので、特にトラブルはなかったです。

 

 

一部上場結婚相談所へ、希望通りの転職成功!

-新しい職場の業務内容と担当している仕事について教えてください。

 

(池田)転職先は東証一部上場の大手結婚相談所で、婚活サイトであるコミュ二ティ事業や婚活パーティー・合コンなどのイベント事業、結婚相談所の展開をしています。私は都内の直営結婚相談所で婚活アドバイザーとして、登録会員のサポート(相談受付)や、自社開催婚活パーティーなどのイベントの司会を行う事もあります。相談は主に会員からの「どんな風に婚活すればいいか」という相談や、「年収で選ぶか性格で選ぶか」という悩みの相談にアドバイスするというものです。婚活イベントの司会は、イベントに集まった会員が滞りなく楽しめるようにと進行を務めるというものでした。まだ勤め始めてからそんなに日が経っていない新人なのでできる事は少ないですが、前職よりもよりお客様と近い距離で接客する仕事だと感じました。営業やテレアポ、ノルマなどは一切ありませんし、研修プログラムもしっかり整っているので、未経験でも働きやすいです。

 

-希望していた結婚相談所へ転職できたのですね!新しい職場は前職と比べてどうですか?

 

(池田)前職はただ何となく入ったのでやる気もなければやり甲斐もありませんでした。しかし新しい職場は覚える事が沢山あって大変なものの、会員から「相談して良かった」と喜んでもらえる声が直接聞ける、とてもやり甲斐のある仕事です。

 

-転職して良かった点・悪かった点は?

 

(池田)転職して良かったと思ったのは手取りの給与額が上がった事、体力的にも精神的にも楽になった事、待遇が良いという事です。同級生の友人から勧められた会社よりも2万多い、32万の手取りで年収は約380万前後です。年2回賞与あり、入社1年以上の社員は上限2万円の持株補助手当ありです。昇給は年1回、社会保険完備、交通費は上限月2万まで至急、完全週休2日制(平日2日)、年末年始・年次有給、産前産後・育児休・生理休暇があります。実働8時間のシフト制ですが、結婚相談所の営業時間が朝10時~夜21時までなので体力面も安心です。

悪い点はまだ特にありません、敢えて言えば月約10時間前後の残業がある点です。

 

 

これから転職をしようと考えている方に向けてアドバイスをお願いします!

(池田)転職を決意した時が今の職場の辞め時です。ずるずると辞め時を見失ってしまえば、年齢だけが増えて転職が不利になってしまいます。転職したいと思ったら、働きながらでもいいのですぐに転職活動を開始しましょう。それで転職先が見つかればそのままそこへ就職しても良し、やっぱり今の会社でもう少し頑張ろうと思ったら転職を一旦辞めるのも良しです。

そして、もしも20代後半で転職しようと思うのであれば、求人企業は「即戦力を求めている」という事を覚えておいてください。私の場合は異業種への転職で何とか成功しましたが、普通だったら未経験者を正社員として採用する上場企業は少ないのです。確実に上場企業へ転職したいなら、同業種への転職を強くお勧めします。

 

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