第二新卒で総合商社のシステム作成部門に転職

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転職No

case56

名前・性別

鈴木航(仮名)・男性

転職時の年齢

23歳
転職時期2017年2月
転職前の仕事

大手通信キャリアのカスタマーサポート(北海道)

転職後の仕事大手総合商社のシステム制作部(北海道)

書類提出

5社

面接

3社

転職回数

1回目

転職活動期間

5ヶ月(退社後の転職活動)

卒業大学北海道情報大学 経営情報学部システム情報学科

ポイント

契約社員から正社員への転職。第二新卒として積極的に転職活動!

 

プログラマー職を希望するが、カスタマーサポート業務に・・・

-前職には新卒として入社されていますが、就職の経緯を教えてください。

 

(鈴木)大手通信キャリアだったこと、就職後研修段階となるコールセンター業務・カスタマーサポートを経験後、プログラマー職に就くという名目であったため、就職を決意しました。

 

-どのような仕事を担当されていましたか?

 

(鈴木)主な業務内容は、スマートフォンやプリンター機器、パソコンなど通信に関わってくる製品の操作案内であったりトラブルシューティング案内を主として行っていました。自分はその中で業務全般を担当していました。

細かな自分の担当の業務としては、スマートフォンの初期設定の案内業務、スマートフォンアプリのインストール案内業務、スマートフォンのトラブルシューティング改善案内業務、スマートフォンのリモートサポートツールを利用した、機器操作説明・トラブルシューティングなどを担当していました。

 

-職場の雰囲気はいかがでしたか?

 

(鈴木)大手通信キャリアということもあり福利厚生等はしっかりしていて、残業代もきっちり1分から支払いをしてくれたので、仕事に従事していく中では自分にとって安心できる場所でした。職場の社員も比較的若く、コミュニケーションが他の会社に比べて取りやすいと思っていました。

会社の不満としては、一人ひとりが負担する労働量に差がありすぎ、特にスキルがある人は大変な職場でした。社内は個人情報だらけであるため、セキュリティーがかなり厳しく、厳密なルールが度々変わるので、社員の違反減点が後を絶ちませんでした。違反すると減給対象となりました。

 

-転職しようと決意した“きっかけ”は?

 

(鈴木)私はこの業務に比較的向いていたのか、毎日サクサクと件数をこなし、日々ランキングのトップ5には入っていました。ランキングのトップに入り続けるとインセンティブがもらえるため、そこそこ満足はしていましたが、自分自身が実際にやりたい業務ではなかったのと、もともと入社するきっかけが研修段階のカスタマーサポートを担当した後、プログラマー職に異動することが目的であり、今回のカスタマーサポートは自分のやりたい職ではありませんでした。入社段階では半年程度でプログラマー職になれるという説明でしたが、半年経ったあたりで、今のカスタマーサポートの業務が人員不足でプログラマー職へはまだまだ異動できないと伝えられ、契約社員だったこともあり、転職を決意しました。

 

-前職の勤務期間は?転職した時期は何年目でしたか?

 

(鈴木)前職場には10ヶ月間程度の勤務しました。転職した時期は1年目で、初めての転職です。

 

 

正社員・システム系の職を求め、転職活動開始!

-転職活動はどうやって行いましたか?転職エージェントは使いましたか?

 

(鈴木)前職は新卒で入社したため、転職というのは初めての出来事で不安だらけでした。情報収集はまず転職サイトをDODA、リクナビネクスト、マイナビ転職などに登録し、自分のやりたい業務を登録してスカウトメールを待つ日々でしたが、私的にはこれは失敗でした。新卒で経験も浅いため基本的にスキルなしということになり、スカウトで入ってくる求人はだいたいどの転職サイトも同じ傾向にあったためです。その後、転職エージェントを知り、マイナビエージェント、リクナビエージェント等いくつか登録してみましたが、基本的に最初に来る返信メールは「今ご紹介できる企業はありません」の一言でした。やっとエージェントから電話が来たと思った時も、紹介してくる求人は派遣登録の求人ばかりでした。最終的には自分自身で求人を探したほうが早いと思い、自分で探し転職しました。

 

-職務経験が浅い中での転職活動では、自分をどのようにアピールしましたか?

 

(鈴木)私が転職の面接の際に話したことは、まず前職の経験が浅かったため、学業のことも合わせてアピールしていく形が多かったです。基本的には学生時代を一から遡る形で説明していき、その中で自分はどんな役割を担当したのか、そのときの心境であったり作業内容の説明、周りからの自分の評価などを淡々と説明していき、その後前職で行っていた業務の説明という形が自分の面接アピールの一連の流れとなっていました。

私は今まで学生時代にアルバイト等でリーダーを任せられることが多かったため、アピールする点が多かったというのは転職での大きな武器となっていました。そのおかげもあり、どの採用担当者からも比較的積極的に話を聞いてもらえました。

 

-内定が出るまでの期間はどのくらいかかりましたか?

 

(鈴木)本当に希望している企業から内定を貰えるまでは約5ヶ月かかり、前職を退社してから転職活動を行いました。

 

-新しい職場を選んだ基準、重視したことは何ですか?

 

 (鈴木)私が数ある企業の中から新しい職場を選ぶ基準は、まず第一に「正社員」ということでした。これは、やはり前職が「契約社員」だったということもあり、転職するからにはしっかりとした企業で、安心して腰を据えて働きたいと思ったからです。もちろん給与の面でも、正社員になることで「ボーナス」が発生するため、そういう目的も一理ありました。

二つ目の基準としましては、やはり自分自身が行いたい職種、業務であるかという点です。実際に希望業務で募集している求人があっても、前職のように最初は研修で別業務という会社も少なくなかったため、まずは求人から企業サイトを隅々まで見ていました。その中で自分の希望に合致する企業があれば応募するという形で活動を続けました。

 

-転職活動中に辛かったことはありましたか?

 

(鈴木)転職活動で一番辛かった時期は、退社してからの無職期間でした。この無職期間は前職の勤務期間が短かったため、失業保険等がなく、自身の貯蓄でやりくりしていかなければならないということが一番辛かったです。

 

 

総合商社システム制作部門へ正社員として転職成功!

-新しい職場の業務内容と、担当されているお仕事について教えてください。

 

(鈴木)私が転職した職場は、いろいろな業務を行っている総合商社になります。私はこの中でシステムなどを制作する業務にあたっています。まだ入社したばかりということもあり、現在は研修を行いつつ実際の業務も行っているという状態です。研修内容は会社の概要であったり、社内に関する内容であったり、また年齢が新入社員に近いということもありビジネスマナー研修なども受けています。

実際の業務に関わる研修としては、プログラマーなので、会社で使うソフトの研修や、プログラミング言語であるJava、phpなどの復習を受けています。また、実際の業務にもOJTという形で携わっています。

 

-希望通りのプログラマー職に就かれたのですね!前職と比べて職場環境はいかがですか?

 

(鈴木)新しい職場は上場企業の大手総合商社であるため、福利厚生はもちろんしっかりしていて、正社員として採用されているため働く身としてはとても安心しています。また社員同士の中も良く毎日楽しく仕事をしています。

 

-転職してよかった点、悪かった点は?

 

 (鈴木)転職してよかった点は、自分自身のやりたい業務に就くことが出来たということです。働いていく上で嫌いな業務を続けていくことは自分にとっては不可能に近いので、今では本当に転職してよかったと思っています。

転職して悪かった点は、また新しい職場になるため覚えることが沢山あるということと、転職で周りに迷惑がかかってしまったことだと思います。

年収は前職が「契約社員」だったため給与が低く、転職後は自分の年齢にしては結構な額がもらえるようになり満足してます。

 

 

これから転職をしようと考えている方に向けてアドバイスを!

(鈴木)自分自身まだまだ若いので参考にならない方も多いと思いますが、私と年齢が近い方にはなそれなりに参考になるのかなと思います。若い方の転職で一番問題となるのは勤めて日が浅いため、他の会社が自分を雇ってくれるのかという不安要素が一番大きいと思います。ですが、一度自分の中で「会社を辞めたい、転職したい」と考えてしまうと、なかなか大きなきっかけがない限りこの思いは変わらないと思います。まだまだ年が若く、やれることは沢山あるので、思い切って転職に挑戦されることをおすすめします。最初は不安かもしれませんが、行動しないと何も始まらないのです。面接の場でも本当に自分が何をしたいのかを企業にぶつけることができれば、自ずと道は開けてきます。

 

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