飲食店から広告代理店制作部門へ!異業種への転職!

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転職No

case23

名前・性別

矢野俊介(仮名)・男性

転職時の年齢

20歳
転職時期2014年9月
転職前の仕事系列系飲食店(居酒屋)の副店長(宮城県)
転職後の仕事広告代理店の制作部門(宮城県)

書類提出

3社

面接

3社

転職回数

1回目

転職活動期間

3か月(働きながらの転職活動)

卒業大学仙台育英学園高等学校

ポイント

転職サイトを利用し、転職活動! 若者が活躍し、クリエティブな仕事ができる広告代理店へ1ヶ月で内定。

 

アルバイトから正社員に

-前職に就職した経緯を教えてください。

 

(矢野)飲食店(居酒屋)に学生時代(16歳)からのアルバイトとして高校卒業まで働き、その後正社員として就職することになりました。

 

‐前職ではどんな仕事を任されていたのですか?

 

(矢野)仕事内容は、当初ホールを担当し数年後にキッチンへと移動しました。役職も順に上がり、幹部になると広報やレジの金銭管理の仕事も行っていました。その他には新作料理の制作から、それをPRするためのチラシの作成なども行っていました。最終的には副店長となり、アルバイトや部下、他店舗の管理も私の仕事でした。提携会社として酒屋さんがいましたので、その方々と研修旅行に行くことも度々ありました。

 

-前職の職場の雰囲気はどうでしたか?不満はありましたか?

 

(矢野)飲食店(居酒屋)ということもあり、とにかく多忙でした。週休1日ではありましたが、朝は仕込みのため9時には出社し、夜は片付けなどで3~4時になります。経営陣にお客様が30人入る店舗を1人で回すよう言われたり、どんなに売り上げを上げてもボーナスが数千円だったりと、おかしなことが多々ありました。その分、中堅クラスは団結していたので人間関係は良好でした。居酒屋という職種上、お酒を勧められることなどお酒の付き合いも多く、週休1日で毎日の睡眠が4時間となると、とても身体がもちません。疲れの中、酔ったお客様の介抱やお店の管理に追われ大変だった記憶があります。とてもじゃないけど、もう戻りたくないなと思います。

 

-職場環境が充実していなかったことが転職の原因ですか?

 

(矢野)一番の原因は給与です。売上に関わらずボーナスが数千円ということ、残業が支払われないことが仕事を辞める決意に繋がりました。

定時は12時でしたので毎日4時間ほど、月で100時間ほどの残業をしているにも関わらず、タイムカードを勝手にきられていたため残業代は払えないと言われていました。最終的にそのことに耐えられなくなり、上司に訴えタイムカードを設置してもらい残りの残業代を請求しましたが、結局支払われることはありませんでした。お金のためなら倫理も道徳も関係ないような職場で、上司の人間性と給与に対する管理力のなさに仕事を続けていくのは困難だと感じました。

 

‐前職には何年位在籍していましたか?転職は何歳の時に行いましたか?

 

(矢野)アルバイト時代も加えれば、5年勤務していました。正社員としては2年と数カ月勤務しました。転職は20歳の頃で、初めてでした。

 

 

転職サイトを使って転職活動スタート。1ヶ月で内定!

-転職活動で情報収集はどのように行ないましたか?

 

(矢野)”はたらいく”などの転職サイトに登録し、いろいろな企業の情報を集めました。転職サイトは求人数がかなり多く、便利で簡単に使用でき、こちらが検索しなくても企業からスカウトしてくれるスカウトサービスなどもあるので、転職活動の選択肢が広がりよかったと思います。ただ、企業によっては、コピー&ペーストのような文章で大人数に送っているであろう文面を送信してくることもあり、その点は正直迷惑に感じました。とはいえ、ネットで簡単に企業に応募ができるというのは時間の無駄も少なく、やりやすかったですね。履歴書の写真を準備するだけでもひと手間かかってしまうので、転職サイトはとても助かりました。

 

-書類選考や面接ではどのように自分をアピールしましたか?

 

(矢野)書類選考では職務経歴書と作文、履歴書を提出しました。異職種からの転職だったので、その分メリットがあるということをピックアップして分かりやすく記載しました。とにかく多くの履歴書が送られてくる中で、こいつは面白いと思わせたいと考えていましたので、採用者目線で、見ていて飽きないような履歴書づくりを心がけました。

面接で聞かれたことは、勤務希望年数や、希望給与の話しがメインで、なぜ当社を希望したのか、どんなことをしていきたいのかなど、新しい職場に対するビジョンを推し量っているような感じでした。その他にはマークシート形式のテストも受けました。入社後に知りましたがそのテストの結果も大きく、採用に関係していたようです。

 

-転職活動を始めて内定まではどのくらいかかりましたか?

 

(矢野)以前から転職を考えていたこともあり、企業を絞ってそれに見合った履歴書、職務経歴書を準備していたので、1か月という短期間で希望の2社から内定を頂くことができました。

 

‐新しい職場を選んだ“決め手”は何でしたか?

 

(矢野)新しい職場は社員全体の年齢層が低く、社員同士が切磋琢磨し成長しながら同じ目標に向かって仕事をしている印象がありました。クリエイティブで仕事が遊びに感じるような、雰囲気を持つ会社でした。実際に職場を選ぶときには会社のホームページのいろいろなコンテンツを見るようにして、ホームページの風合いが先進的で読んでいて楽しいコンテンツを発信している会社を選んでいきました。あとは、自宅から長距離の移動はいやだったので、電車やバスで通える範囲内で、交通費も全額支給というのは大きなポイントだったと思います。新しい職場は、社長が若くこれからの発展に期待を持てたということもポイントでした。若さ、活気のある会社であるということが決め手です。

 

 

異業種の新しい職場でやりがいを感じる毎日

-現在は広告代理店にお勤めですが、業務内容と任されているお仕事について教えてください。

 

(矢野)広告代理店としてのマネジメントや制作を主としている会社です。

制作部門の一員としてウェブの開発や広告のチェックなどを行っています。大手企業との取引に関わることもあり、かなり面白くやりがいのある仕事が多いです。営業と共に同席し、営業を行うこともありますので、一概に職種を示すというより、日によって必要な仕事を行い得意分野を生かして働いています。

よく行う仕事としては、HPのデザイン作成、広告作成(バナーなど)、記事のチェックが多いです。どれも集中力やひらめきを重視とした仕事で、前職で広報、PRを行っていた経験を生かして業務に励んでいます。

 

-新しい職場を前職と比べるといかがですか?よかった点、悪かった点はありますか?

 

(矢野)大きな企業である分、給与や福利厚生についてもしっかりしていて、過度な残業もなく満足しています。仕事の種類が異なるため、内容も異なるのは当たり前なのですが、上場企業ならではの誇れる仕事ができているという優越感もあります。色々な能力を持った社員がいるので、勉強にもなりますし、同年代の社員と和気あいあいと遊ぶのも楽しいです。

悪かった点としては、人数が多い分、会社全体の様子が掴めないことや、階級がハッキリしているので若手が積極的に発言しづらい部分があります。大きなプロジェクトに参加していながらその概要が分からないこともあるので、もっと風通しが良ければ魅力的な職場になると思います。また、社長がかなりの学歴主義なので、不快な思いをすることがあります。

 

 

これから転職をしようと考えている方に向けてアドバイスをお願いします!

(矢野)まずは自分が本当にしたいことに挑戦してみて欲しい、と僕は思います。安定も大切なので、給与や待遇のみを重視してしまいがちですが、仕事は日々の生活ほとんどの時間を費やす人生の一部です。目先の給与や待遇は、やりがい次第でどこまでも変えていけると思いますので、挑戦してそれを掴み、自信をつけて歩んでいくのが後悔のない転職の第一歩だと思っています。また、多くの企業に焦って履歴書を送付するよりは、入りたい企業に的を絞って丁寧に資料を作り、想いを伝えて欲しいです。就職、転職は「企業対人」の前に「人対人」です。自分が面接する側だったら、という意識で想像を膨らませ、面接に挑むことで今とは違う結果がおのずと見えてきます。剥きにならず、焦らず、楽しく。今後の人生が有意義なものとなるよう、頑張ってください。

 

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