
転職No | case12 |
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名前・性別 | 中島一貴・男性 |
転職時の年齢 | 24歳 |
転職時期 | 2016年6月 |
転職前の仕事 | 中小企業のシステムエンジニア(東京都) |
転職後の仕事 | 大手鉄道会社の駅員(東京都) |
書類提出 | 10社 |
面接 | 3社 |
転職回数 | 1回目 |
転職活動期間 | 約3か月(働きながらの転職活動) |
ポイント | やりたいと思った時が転職の時!学生時代に内定をもらえなかった念願の鉄道業界へ転職で転身! |
新卒で飛び込んだIT業界よりも・・・
-新卒の就活ではIT業界へ行かれたそうですが第一志望の業界でしたか?
(中島)実は新卒で関東の鉄道会社の多くを受けましたが、全てお祈りを頂いてしまったんです。それで、どのような業務をやるか考えた時に、大学で「プログラミング」の講義を受けていたの、興味本位でIT業界に足を踏み入れました。そういう意味では「第一志望の業界」ではないですね。
-具体的にはどんな業務をされていたのでしょうか?
(中島)業務内容は、某通信会社のシステムの保守対応を行っておりました。保守対応とは、ユーザからの問合せや、誤って登録したデータの修正業務を行うことです。
-前職に対する不満点はありましたか?
(中島)保守対応でしたので期限が非常に厳しかったです。ユーザは使用するだけなのでいいのですが、こちらとしては厳しい日程で依頼されるので、できない依頼をしてくるユーザに不満はありました。
-そういった不満点が結局転職のきっかけに?
(中島)いろんな理由がありますがそれも1つかもしれないです。あと、システムエンジニアをしていると、エンドユーザと関わる機会はとても少ないです。エンジニアとして働いていく中で、エンドユーザと密接に関わりたいと思うようになったのは大きかったです。そんなとき、通勤中に鉄道会社の募集を発見し、学生時代の気持ちを思い出して転職を決意しました。
-前職の勤務期間は?
(中島)前職の勤務年数は、2年5ヶ月で、24歳で初めて転職をしました。
運転士を目指せる鉄道会社の求人との出会い
-具体的な転職活動の経緯について教えて下さい。
(中島)リクナビNEXTを使用して情報収集をしましたが、鉄道会社の求人は、めったに上がってこないので、鉄道会社の求人はHPで探し、それ以外の求人をリクナビNEXTで探すといった感じです。リクナビNEXTと併せてリクルートエージェントも利用しましたが、自分が紹介した求人の対応しかしてくれませんでした。
そんな時WEB上で見つけた「転職のミカタ」企画というものに参加しました。今思うと、この企画に参加したことが内定取得の大きな要因だと思っています。この企画で、エントリーシート、職務経歴書の添削、面接対策をしてもらいました。
-書類提出や面接は結局何社ほど行いましたか?
(中島)最終的に10社に書類を送りました。面接には3社行きました。その中の1社に内定をもらいました。
-面接はスムーズに進みましたか?
(中島)私は企業にアピールする際に、自分が実際に駅員にしてもらった体験談を話し、そこから自分が受けたことをお客様にしたいと伝えました。その他には「自己PR」「この会社に入ってやりたいこと」「出社時間はどれくらいまでなら大丈夫か」などを聞かれました。全体的にスムーズに進んだと思います。
内定が出るまでは、約3ヶ月でした。また、働きながらの転職活動でした。
-今の会社に決めた「決め手」はありましたか?
(中島)将来は、運転士になりたいと思っていたので、運転士までキャリアステップが望める求人を選んでいました。それが見つかったというのが大きかったですね。今は駅員として、お客様に安心・安全輸送を提供していますが将来は運転士を目指したいです。
-転職中のトラブルなどは?
(中島)トラブルというほどではないですが、一番つらかったことは、退職交渉です。前職の会社は確かにきつく不満もありましたが、楽しい職場で、仕事内容も嫌いではなかったので、退職する理由を見つけるのに苦労しました。
これから転職をしようと考えている方に向けてアドバイスを!
(中島)私の場合は、転職してずっとやりたいと思っていた職種につけたので、日々の業務が新鮮です。土日休みでなくなりましたが充実した毎日です。職を悩んでいるのであれば、転職活動に踏み切るべきだと思います。先延ばしにしていると、年数だけ立ってしまし、転職しにくくなってしまうからです。やりたい仕事の求人を見つけた時が、転職の時です。やらないで後悔するより、やって後悔するほうが絶対にいいです。