ゲームプログラマー
ゲームプログラマーの転職市場は好調
ゲームプログラマーの仕事は、ゲームプランナーが作成した企画書・仕様書を基にJavaやCやC++などの開発言語を用いてプログラミングを行い、ゲームを制作していくことです。2017年国内ゲーム市場は過去最高の1兆5686億円であり、成長産業として今後更に拡大していくと予想されるため、新しい人材が求められており、ゲームプログラマーの転職市場も好調です。
(出典:エンターブレイン・プレスリリース「『ファミ通ゲーム白書2018』発刊」)
転職成功の鍵は、ゲーム市場に合わせた開発言語の知識・経験
ゲーム業界は、家庭用ゲーム機を代表とするコンシューマーゲームからスマートフォンアプリを代表とするオンラインプラットフォーム市場へ需要が移行しており、さらに今後VRゲーム市場の拡大が予測されるというトレンドの変化が速い業界です。
変動の激しい業界で活躍していくためには、ニーズの変化に対応し、技術の進化に対応できる柔軟性のあるゲームプログラマーを目指していく必要があります。それぞれのゲーム市場で使用されるプログラミング言語には違いがあるため、ゲーム市場に合わせた開発言語を身に付けておくことが転職時の最低条件となります。
家庭用ゲーム機でプレイされるゲームを作成するコンシューマーゲームを担当する従来型の開発言語はCやC++が中心となっています。大企業が多い業界であるため、求人数も少なく、転職時には高いスキルや豊富な経験が重視されます。
ゲーム市場の中で成長著しいスマホアプリを始めとするゲームアプリの開発言語はjava、Objective-C、JavaScript、PHPなどが中心です。コンシューマーゲームよりも求人数が多く、中小ベンチャー企業では特に求人数が増加しています。また、今後普及が予想されているVR技術に関しては技術者が不足している状態ですので、VR開発に必要なプログラミング言語であるUnity等を学んでおくと将来的に需要度の高いプログラマーになり、転職も有利に働くことでしょう。
未経験者の転職の場合は、ゲーム開発の基礎・プログラミングの経験がないと難しい職種であるため、専門学校で知識や技術を学び熱意をもって就職・転職活動すると採用されるチャンスはあります。ゲームの基礎や開発言語の学習は独学でも可能ですが、かなり努力が必要ですし、転職活動も困難を極めると考えられます。専門学校などで知識やスキルを身に付け、アシスタントとして入社し、OJTを通して経験を積み正社員へ登用されるケースが多いようです。