インフラエンジニア
インフラエンジニアは企業を陰で支える仕事
インフラエンジニアはネットワークの設計・構築・保守をおこなう「ネットワークエンジニア」とサーバーの設計・構築・管理運営をおこなう「サーバーエンジニア」の特徴を併せ持った、企業のビジネスの根幹を陰で支える仕事です。
主な勤め先は中小SIer、大手SIer、一般企業のIT部門となります。中小Slerではネットワークエンジニアとサーバーエンジニアの両方の仕事を求められることになります。大手Slerではプロジェクト開発工程の上流としてプロジェクトマネジメントメインの仕事が中心です。また、一般企業では社内のシステム運用からIT関連業務全般を任されることもあります。いずれにせよ、インフラエンジニアとして知識と経験を積み、ステップアップしていく事になります。
インフラエンジニアの転職市場、経験者は良好!
インフラエンジニアの転職市場は、他のIT人材と同じく好調が続きます。クラウドサービスが普及し、多くの企業がサーバーを導入することが簡単になったことで更に需要が高まっていくことが予想されます。
インフラエンジニアの転職は、ネットワークやサーバーに関する知識が豊富である必要がある事から、経験者は優遇されます。プロジェクトの規模や実績をアピールすることができれば、良い条件で転職することができるでしょう。中小Slerから大手Slerへ、または一般企業のIT部門への転職も可能です。
一方、豊富な知識が不可欠な仕事であるだけに未経験では就職・転職することは無理だといえるでしょう。ネットワークエンジニアやサーバーエンジニアなどのサーバーネットワークに関する仕事に就き、両方の仕事を経験し、キャリアを積み重ねた上でインフラエンジニアになるという方法しかありません。働きながら実力をつけインフラエンジニアになる方法が一番の近道です。
また、インフラエンジニアとして活躍するために、世界的に普及している試験である「オラクルマスター(ORACLE MASTER)」や国家試験である「情報処理技術者試験」、今後需要が拡大すると予想されるLinuxの技術者認定試験である「LPIC(Linux Professional Institute Certification)」の試験を取得すると待遇が良くなり、転職時に有利になるでしょう。