弁護士

 

弁護士の転職市場は良好状態が続く

 弁護士とは、高度な法律知識を持つ法律の専門科です。最難関と言われる司法試験を合格後、司法研修所の修習を終え日本弁護士連合会に登録すると弁護士として働くことができます。

 

 司法試験を受験するには、法科大学院修了者、もしくは法科大学院を修了していない人を対象とした予備試験の合格者のいずれかに該当する必要があります。2018年度の司法試験は、受験者5,238人、合格者1,525人で合格率は約29.1%、男女別合格者数は男性1,150人、女性375人という結果になりました。ここ数年の合格率は22~25%前後で推移しており、今回の合格率はやや高めとなっています。(参考:法務省「平成30年司法試験の結果について」

 

 日本では弁護士が少なく十分な法的サービスを受けられない、という問題を解決するために裁判の効率化や法曹界の人員を増やす司法制度改革が行われ、将来的に弁護士が5万人程度まで増えるとの予測が立てられています。2018年3月31日時点での弁護士数は40,066人まで増加しています。

 

(出典:日本弁護士連合会「弁護士人口」

 

 これまで弁護士は司法修習修了後、法律事務所に入所するという選択が最も一般的でした。しかし、最近では修習修了後に企業への就業を選択する企業内弁護士(インハウスローヤー)が増加しています。

 

(出典:日本弁護士連合会「組織内弁護士数の推移」

 

 また、弁護士の採用動向の指標となると言われる5大事務所の新人弁護士採用数も増加が見られます。

 

(出典:LexisNexis Japan「弁護士 Recruit Guide 2018」

 

 以上のことから、弁護士の就職・転職市場は良好で、求職者が有利な状況にある事が分かります。

 

弁護士の転職と将来性

 弁護士の転職市場が良好状態にある現在、転職先を探すためには下記のような方法があります。

 

・弁護士専門の転職サイトを利用する
・弁護士会のHP上にある転職求人サイトを探す
・友人や知人のつてをたどるなど人脈を利用する

 

 この中でも、弁護士専門の転職サイトを利用する方法は、求人情報を紹介してもらえるだけでなくカウンセリングの実施、面接の日程調整や給与面などの待遇の交渉など、きめ細かなサポートをしてもらえるため、転職初心者には心強いです。転職方法を一つに絞らず、多方面から転職の可能性を検討してみると、早期に転職を成功することができるでしょう。

 

 弁護士の急激な増加によって将来的に弁護士が飽和状態となり就職難が起こる、仕事が減少するという心配の声があります。今までのように弁護士という資格があるだけで仕事があり、高収入を得られる時代は終わりを迎えるでしょう。今後は弁護士としての研鑽を怠らずスキルアップしている弁護士は活躍でき、そうでない弁護士は淘汰される時代がきたと言っても過言ではありません。

 

 弁護士という地位に安住することなく、常にスキルを高め、活躍の場を自ら開拓できる弁護士はこれからも活躍でき、将来性があり、高収入を得られることは間違いないと言えます。

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