人材派遣コーディネーター
人材派遣コーディネーターの転職市場は好調続く
人材派遣コーディネーターは、人材派遣会社へ登録しているスタッフの仲介役です。具体的には新規登録者には面接を行い、カウンセリング・マッチング作業も担当します。派遣社員が企業へ派遣されてからは派遣社員の仕事上の相談やフォローを行います。また、営業職のサポートや、事務作業、書類作成などの仕事もあります。
人材派遣業界は、多くの産業で深刻化している人手不足解消のため、派遣社員の需要増加により事業の好調が続いています。人材派遣コーディネーターの職も事業拡大に伴い増加傾向にあり、転職市場は好調です。
人材派遣コーディネーターになるために必要な資格は特にありませんが、2016年4月より国家資格となった「キャリアコンサルタント」を取得すると転職時のアピールポイントとなり、人材派遣コーディネーター未経験でも即戦力として活躍できると思われるでしょう。また、この資格がないと「キャリアコンサルタント」と名乗れないため、資格を取得すると業務上使用でき、転職に有利になるでしょう。
経験者はもちろん、未経験者の募集が多い職種でもあります。営業など職種は違っても人材サービス業界で働いていた方や、コーディネーター職をしていた経験者は人材派遣コーディネーターに必要なコミュニケーション能力があると見なされ転職に有利です。営業や接客業などコミュニケーションスキルを必要とする職種についていた人も転職に有利になる場合があります。前職で培った経験や実績を採用担当者へアピールできるよう履歴書や職務経歴書の書き方を研究しておきましょう。