損保系調査会社の求人
損保系の調査会社の求人は、ほとんどが大手求人媒体に掲載されています。職安等にも出される場合がありますが、メインはあくまで大手求人媒体です。また、特に欠員補充の場合などは人材紹介会社のエージェントへの非公開求人のケースも多くなっています。
アジャスターが一人前になるまでにかなりのコストがかかるため、業界全体でコスト削減の方向へ流れている背景もあり、即戦力採用の傾向は強くなっています。損保系の調査会社は待遇面等も充実しているため、応募が多く倍率は高めとなります。
- 損保系の調査会社の求人はほとんどが大手求人媒体に掲載されており、待遇面等も充実しているため応募の倍率は高め。
損保系調査会社の応募資格
学歴に関しては、多くの場合が高卒で問題ありません。年齢に関しては30歳未満となる場合が多く、応募要項に記載がない場合も事実上の未経験入社であれば30歳未満、経験者(2級取得者)で35歳~45歳前後までが一般的となります。そして、大手損保であれば全国になるため、全国転勤可能であることが条件になります。
その他、実務未経験であれば、自動車整備士の資格保持者(3級)に限定される場合があります。その他ディーラーや自動車修理工場での見積もり作成経験などが応募要項に記載されることが多く、入社時点で一定の自動車に関する知識を求められます。
また、いずれの会社でも車での移動が多く、普通自動車免許は必須となります。書類通過後、特にメガ損保や比較的大きな規模の企業では、筆記試験が課されます。いわゆるSPIと呼ばれるものが多く、ここで最初の足切りがなされます。問題集1冊から2冊程度の準備は必要です。
- 学歴は高卒以上、未経験入社の場合には年齢を30歳未満としていることが多い。
損保系調査会社の給与・福利厚生
給与に関しては、外資系企業では年俸制が多く、国内企業では一般企業と同様の月給+賞与となります。いずれも入社時の年収は地方でも400万円から500万円となります。
また、昇給に関しては、現場実務とともに、技術アジャスターの資格取得も非常に大きな要素となります。まずはチームリーダーである主任・技術主任を目指すこととなり、役職がつけば別途手当が付くことになります。
休日については、年間120日前後をうたう会社が多く、リフレッシュのための連続有給休暇(5日)取得の制度を採り入れている会社が多いですし、実際に会社として休暇取得を促進しているところも多いです。アジャスター職の離職率の高さにも原因がありますが、保険会社は私企業と違い公共性が高く、金融庁の指導下にもあるため、無理な残業や休日出勤を強いられることは少ないと考えて問題ありません。
その他、雇用保険、労災保険、健康保険や厚生年金は完備しており、福利厚生として社宅制度や財形貯蓄、各種共済なども利用できます。
- 外資系企業では年俸制が多く、国内企業では一般企業と同様の月給+賞与となる。
本記事は2016/02/23の情報で、内容はアジャスターとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。