予備校講師と塾講師は違う
よく一緒にされがちですが予備校講師と塾講師は同じようでかなり違う職業と言えます。予備校講師は、大学受験の指導の専門家で生徒募集や運営にはあまり携わりません。
しかし、塾講師で大学受験を指導する先生は運営も行っています。大手の予備校での求人もその多くは、総合職として予備校の運営を行うスタッフの募集がほとんどで、有名予備校講師になれるのは一握りの人間です。まずは、塾講師としての下積みがあって、名を馳せた講師が予備校に引き抜かれるケースが多い現状です。
- 予備校講師は、大学受験の指導の専門家。有名予備校講師になれるのは一握り。
予備校講師のニーズは減少している
バブル期には予備校講師は高収入とされる職業の一つでした。年収1000万越えは当たり前で中には年収1億円を超える講師が何人も存在していました。しかし、現在はそのような講師がほとんどいないです。
予備校自体の経営が厳しくなっている為、必然的に講師の年収は下がっています。また、インターネットの普及でネット予備校が増加した為、講師の人数も減っています。これからもこの流れは変わらず、益々厳しい状況になることが予想されます。
- 予備校の経営が厳しい上にネット予備校の増加で、予備校講師の需要が減少している。
有名予備校講師の求人
現在、有名予備校の講師の募集は非常に少なくなっています。あっても非常勤講師で、正式な社員としての採用はほとんどありません。
予備校講師自体が、有名予備校と契約している非常勤講師がほとんどで、中には幾つかの予備校を掛け持っている講師もいます。
- 有名予備校の講師求人は非常に少なく、あったとしても非常勤講師がほとんど。
本記事は2015/07/24の情報で、内容は塾講師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。