経理の年収相場・年収アップの方法

職業:経理

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気になる経理の年収相場は?

 経理の仕事と言っても、中小企業などで1~2名で全ての経理を担当する場合もありますし、一部上場企業など大企業の経理部に所属して数10人~数100人のうちの一人として分担して経理業務をしている場合もあります。

 

 経理の年収は、会社の規模や業種、仕事内容、ポジション(経験年数・役職)、雇用形態など、当然状況によって大きく変動します。今回は、ポジション別や業界別に、さまざまなケースの経理の年収相場について、ご紹介します。

 

参考経理のリアルな年収調査も合わせてチェック

経理のリアルな給与明細調査

経理とは、会社の「利益」や「資産」を生み出すためにお金の管理をする仕事です。会社の規模によって、1人ですべての経理を担当する企業から、経理部に所属し数名で分担し業務をおこなう企業があり、仕事内容が違います。今回は、経理のリアルな給与明細をご紹介します。

 

経理の年収相場の一例(ポジション・役職・年齢別)

 

経理事務の年収相場

 会計ソフトへの入力や、入金、出金の管理、売掛金、買掛金業務など、日々の簡単な業務を行う一般の経理事務。「リクナビNEXT」で実際の経理事務の求人票を調査したところ、派遣社員や契約社員という雇用形態が多く、300万前後という年収が多い傾向にあります。

 

 もちろん、その会社の業種にもよりますし、都市と地方では、多少の給料の変動はあります。正社員なら、それにボーナスがあるので、数十万は上乗せされる可能性もあります。

 

 

 上記は「経理のリアルな給与明細調査」に掲載のある経理事務の方です。卸売業で正社員で経理事務を2年されていて、250万円程度の年収を得ています。

 

20代と30代の経理の年収相場

 当然ではありますが、経理の年収相場は年代(実務経験)で大きく変動し、ある程度、経理の実務経験を積んだ30代になると年収が上がってきます。「マイナビ」で公開されている経理の職種別平均年収ランキングには、20代経理の平均年収は380万円程30代経理の平均年収は500万円程というデータがあります。

 

 20代と30代で100万円以上もの年収差があるのは、30代になり主任(チーフ)などに昇進し、多少役職がついてくるということが大きな理由として挙げられるでしょう。経理それぞれの専門分野があり、財務や管理会計、または税務関係に強かったり、会計、簿記の資格や、税理士、公認会計士、また米国公認会計士資格(CPA)などをもっていると、特に昇進しやすい傾向にあります。

 

 ただし上記の平均年収はあくまでも平均です。年収レベルは、その企業によっても大きく違うので、同じ職務に従事していても、また業種によっても大きく変わってきます。

 

 

 上記は「経理のリアルな給与明細調査」に掲載のある30代経理の方です。自動車部品メーカーの経理部で主任の役職にあり、500万円程の年収を得ています。

 

経理課長の年収相場

 経理課長(マネージャー)など、部署のマネジメントを行う管理職の場合には、責任が伴うとともに年収は500万~800万円という高年収の求人が多く並びます(DODA掲載の経理課長求人票調べ)。

 

 経理部のマネジメントはもちろん、月次決算や年次決算、会計資料の作成や報告、監査法人や銀行対応など、責任と激務が予想されますので、忙しい日々を送ることになります。ですが、経理の場合、キャリアパスを描くのが比較的シンプルであり、確実に実積を残していけば、経理部長など経営陣への昇進のチャンスも多くあります。役職付きになる為に、関連資格試験にチャレンジする人も多いです。

 

 

 上記は「経理のリアルな給与明細調査」に掲載のある30代経理の方です。電気機器メーカーの経理部で課長の役職にあり、600万円近くの年収を得ています。

 

経理部長やCFOの年収相場

 経理部長やCFO(最高財務責任者)は、経理部のトップであり、会社の資金の要とも言える非常に重要なポジションですので、高年収が見込めます。「リクナビNEXT」で、実際の経理部長の求人票を調査すると、800万~1000万円以上という年収額が多く並び、エグゼクティブクラス求人にあたります。

 

 こういった経理・会計・財務の管理職の呼び方は各種あり、コントローラーやマネージャー、バイス・プレジデントなど、企業によって異なります。また、CFO(最高財務責任者)などの経営陣もこれらに該当します。

 

 ただし、経営陣とマネージャーレベルの差は大きいものがあり、数字だけしか見られない人と、経営戦略をしっかり立てられる人では、評価が全く変わります。ですので、経営陣を目指したいのであれば、財務・経営戦略よりの知識もあるとより良いでしょう。

 

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経理の年収相場の一例(業界別)

 

中小企業の経理の年収

 中小企業の経理でこそ、経理という仕事を広く経験できます。大企業の経理と比べると仕事が細分化しておらず、経理全体の業務を数人で分担したり、時には一人でこなしたりというケースがあるためです。

 

 一度は中小企業の経理を経験したほうが良いと言われるのは、経理として全ての業務を把握することができるからです。経理の仕事の流れが分かるようになれば、効率のよい仕事の方法、時間を節約するコツなどを習得することができます。

 

 中小企業の経理について「リクナビNEXT」で調査すると、経理事務や経理スタッフであれば年収300~500万円程、マネージャーや経理部長など管理職であれば年収500~1000万円以上となる求人が多い傾向にあります。

 

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業務内容が幅広い中小企業の経理業務 経理の仕事は、中小企業ではよりその仕事の範囲が広いかもしれません。大企業に比べて、中小企業では仕事が細分化しておらず、経理全体の業務を数人で...

 

外資系企業の経理の年収

 経理の実務経験や知識、英語スキルを求められる外資系企業。年収アップやキャリア構築のために外資系に転職してくる人も多いです。

 

 日本企業と比較すると、外資系企業のほうが年収が高い傾向にはありますが、外資系は日本のようにボーナス制度がないため、トータルでみると大手の日本企業などの方が上回るケースも中にはあります。

 

 「リクナビNEXT」で外資系企業の経理の求人票を調査したところ、外資系企業のスタッフであれば年収500~1000万円程、マネージャーなど管理職であれば年収800~1000万円以上となる求人が多々見られます。経理スタッフとして実績を残すことで、経営陣やCFOへのキャリアアップを実現することができれば、さらに高年収を得ることもできます。

 

 使えない人材にはシビアな評価を下されたり、リストラや解雇と隣り合わせだったりなど、外資系企業に将来の保証はないですが、その分年収が高めなので、毎日の張り合いもあります。競争の激しい環境で、自分の実力をアグレッシブに試したい人、また専門性を活かしてより能力を磨きたい人には絶好の職場といえるでしょう。

 

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病院の経理の年収

 通常の経理業務に加え、レセプト計算(医療費の請求書計算)業務が必須となる病院の経理。病院の経理について「リクナビNEXT」で調査すると、経理事務や経理スタッフであれば年収300~500万円程、経理課長や部長など管理職であれば年収500~700万円となる求人が多く並びます。

 

 年収は、私立・民間病院のほうが高い傾向にありますが、公営病院や国立病院の場合、ボーナス・福利厚生などでメリットもありますので、年収だけではなく様々な条件を比較して、転職先を選ぶのがスマートなやり方です。職場環境が良く、残業なしの職場なら、多少お給料が控え目でも検討の余地はあるはずです。

 

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経理の転職で年収をアップするには

 

転職エージェントの利用のススメ

 経理、会計の年収アップの1つの方法として、転職エージェントなどを利用する方法があります、今や当たり前の方法ではありますがあなたの経理としての適性年収が把握できますし、転職時のお給料の交渉などを引き受けてくれます。今までの職歴などを転職エージェントに伝え、適性年収などを一緒に考え、転職時に交渉するといいでしょう。転職時にはぜひ一度相談してみましょう。

 

 もし、未経験で経理の仕事に転職するときでも転職エージェントは様々なサポートをしてくれます。経理未経験でも、関連業務をこなした経験などを職務経歴書などに盛り込むなどして転職成功に近づけてくれるでしょう。例えば、事務職をしていた人は多少はお金の計算をしたり請求書を作ったり、またエクセルを使って経費精算などをしたことがある人も多いと思いますので、そうした経理関連業務をアピールしていくことになるでしょう。未経験でokな求人の中で高年収の求人をピックアップしてくれます。

 

 一方、既に経理として中堅、管理職レベルの人は、いままで培ってきたキャリアや、職務経験などを活かして、納得できる転職先を探すべく、様々な求人紹介をしてくれるでしょう。例えば英語ができれば、外資系企業に転職することも決して難しいことではありませんし、特筆すべきキャリアがあればそれを転職先に売り込んでくれるでしょう。

 

 未経験でも経験者でも、転職時には、前職の経験を盛り込むことが大切です。過去の自分のキャリアをいかにアピールできるかを前提として、年収交渉が可能です。そのためにも転職仲介のプロである転職エージェントを使うのは今の転職活動の王道です。年収アップの戦略を二人三脚で考えてくれます。

 

参考年収アップを実現する転職エージェントランキング

転職エージェントランキング【2018年度版】

 「転職エージェント」とは何かというと、転職希望者と人材募集企業をマッチングするサービスです。求人の紹介だけでなく担当者が間に入り、条件交渉や面接対策なども行ってくれます。下図...

 

資格を持っていればより強い?

 もちろん、税理士資格、公認会計士やCPAをもっていれば、その資格を活かしてエグゼクティブクラスの転職も可能です。経理スタッフとして仕事をするのでも、日商簿記資格や、外資系企業に勤めるのなら、英語資格、TOEIC730くらい持っていると転職の武器になるでしょう。

 

 先述の転職エージェントも人材を企業に紹介する時に「推奨できる理由」が必要です。ましてや年収をアップするために転職する場合は、前職の年収より高くもらえるべき人材だという論拠・つじつまが必要です。そこに1つ資格は活きてくるでしょう。ただ「資格があるから年収はもっと高く・・・」というニュアンスではもちろん印象は悪いので、例えばキャリアアップや、専門分野の知識を深めたい、職務経験を積みたい、グローバル企業にチャレンジしたい等、前向きの理由をメインにするといいでしょう。

 

 職務経験、そして資格、やる気とヒューマンスキルをアピールするのが転職のコツです。経理はチームワークが大切ですから、もちろん協調性や交渉力があればより良いでしょう。

 

経理の転職で年収をアップするにはまとめ

  • 転職での年収アップは可能。自身の職務経験をしっかりと伝えましょう。転職エージェントの活用も視野にいれましょう。
  • もちろん資格保有者の方が転職では有利に。転職時の年収アップもかなえやすい。

 

参考経理職のキャリアアップのためにDODAで転職活動!も合わせてチェック

経理職のキャリアアップのために、DODAで転職活動!

新卒で専門商社の営業職として勤務するが、自分には事務系の方が合っているのではないかと感じるようになり簿記2級を取得。資格をアピールし中小食品卸売会社の経理職に転職する。仕事に充実感はある者の、残業はサービス残業扱い、休日出勤が多いことから職場環境の改善を求め再び転職活動を始める。DODAを中心に転職活動を行い・・・

 

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本記事は2018/04/02の情報で、内容は経理としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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