30代のパチンコ店員の転職例

職業:パチンコ店員

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エンジニアからパチンコ店員へ(35歳 埼玉県在住)

 

男性(30代)

 工業系の大学を卒業後、IT関連企業に就職し、エンジニアとして仕事をしてきました。仕事内容としては充実していたものの、一日に12時間ほどの勤務時間だったのと、WEBサイトを扱っている会社での勤務だったため休日でもシステムが安定しているかなどの監視を行わなければならず、30代手前になると体力的にも精神的にも辛い状況が続いてきました。特に勤務時間が安定していないことと残業代が出ないことが辛かった点でした。

 

 そんな毎日の中、当時勤めていた会社で担当していたサービスが終了することに伴い異動の話が出ました。ただ、異動先の部署は今まで経験したことのない技術を扱うところだったため、ついていけるかの不安が大きく、その頃はすでに転職を考え始めていた時期だったため、異動の話が本格化する前に転職活動を始めました。

 

 転職するにあたり、自分の特性を見直したところ、人と話をするのが好きで誰かの役に立ちたいという気持ちがあることに気付きました。休日には運動不足解消のために水泳をしてきたこともあって、体力には多少自信がありました。また、以前の会社ではPLを経験していたこともありました。元々挑戦心が人よりあると自負している私は、全く経験したこともない業界に挑戦したいと考える一方で、家族がいることもあり、あまりにも給料の差が出てしまうところは避けたいと考えたうえで、パチンコ店の正社員の求人に応募しました。

 

 全くの畑違いな業種を経験してきた私が面接に呼ばれるかすら不安でしたが、まずは話がしたいということで声が掛かり、面接の際には過去の経験や自身の持っているスキル、情熱を伝えたところ、幹部候補としての採用が決まりました。現在5年目になりますが主任という立場を任され、日々奮闘しています。家族からもIT業界で仕事をしていた時より明るくなったと言われるようになりました。

 

パチンコ店員のアルバイトから正社員へ(31歳 栃木県在住)

 

男性(30代)

 高校を卒業した後やりたいことが見つからず、フリーターとして転々と仕事を変えながら過ごしていました。どちらかというと体を動かす仕事が好きだったこともあり、居酒屋など接客業のバイトをしたりスポーツジムでのインストラクターも経験しましたが、長く勤めていてもそこでどれだけ自分が成長できるかが分からなかったり、給料が上がりづらいなどの悩みで辞めてしまっていました。

 

 そんな中、たまたま採用されたパチンコ店で店員として働いているうちに、給料面ややりがいなどでこの仕事が自分に合っていると思い始めました。正社員の人に仕事の仕方を色々教えてもらい、その頑張りが認められて給料も上がっていくようになりました。だんだん仕事が楽しくなってきたところで、定期的に行われている店長との面談の時に正社員の誘いを受けました。「失敗してもフォローできる体制は作っているつもりだから思い切ってやってみないか」という言葉で、正社員になることを決意しました。

 

 アルバイトとして働いていた時と違い、なかなか思い通りにいかず失敗することも多々ありました。怒られることも当然あったものの、自分の成長に活かせる経験だと思い、失敗しないために次はどうすればいいのか、という考え方も養われてきたと思います。その中でも、周りの先輩方からのフォローをもらい、スタッフみんなで協力してホールの管理を行っていけることで責任感も大きくなっていきました。今では昇格を目標に頑張っている段階ですが、店の売上を上げることやより多くのお客様に来てもらうための手法を勉強しなければいけないと痛感しています。ただ、自分の考えたアイデアを実現させてくれる環境だと思い、最近はアイデアを考えるのが楽しくなってきています。

 

鳶職からパチンコ店の正社員へ (33歳 石川県在住)

 

男性(30代)

 10年以上鳶職として仕事をしていました。職人的な仕事内容のため個人プレーだと思われがちですが、チームワークがとても大事で、皆で協力し合わないと命の危険につながることもあり得る職業です。好きな仕事だったためこの先もずっと鳶職を続けるつもりでしたが、ある時不慮の事故に遭い、それ以来精神的な面で高所での作業が困難になってしまいました。

 

 その頃、いつも利用していたパチンコ店で仲の良い店員と世間話をしていた折にこのことを話すと、ちょうどその時に正社員の求人広告を出そうとしているところで、よかったらうちの店で働いてみないかと誘われました。正直非常に悩みました。今まで働いてきた環境と全く異なるところで1から再出発することや、自分がパチンコ店員として働くことの想像ができず、不安が大きかったからです。ただ、転職活動をするにしても鳶職の経験しかないことや、そのころは30代直前ということもあり年齢面でも不利なことを考え、誘ってもらえた店に面接に行くことに決めました。面接の際は店長が応対してくれて、今までの経歴や自分の得意なこと、自分がその時抱えていた不安なことも正直に話した上で採用してもらいました。

 

 パチンコ店の正社員として働き始めてからは、客としてのパチンコ店の印象とは全く異なり、大変な面もありましたが、鳶職として仕事をしていた時のように情熱を持って仕事が出来る環境だということに気付かされました。ホールスタッフみんなが一丸となってより良いサービスを提供していることは、鳶職時代のチームワークに似ていると感じます。ひたすらに努力を重ね、ホールの管理方法や他のスタッフへのフォローの仕方、集客方法や売上向上のための施策を勉強し、今では副店長という立場を任されました。もちろんここがゴールではないため、今後も上を目指していきたいです。

 

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本記事は2016/01/27の情報で、内容はパチンコ店員としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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