お客様と直接関わる部分のスキル・知識
パチンコ店員の主な仕事は接客です。直接お客様とお話をするため、話し方や声の大きさはもちろんのこと、表情や時にはジェスチャーも重要になることもあります。来店されるお客様同士の結びつきが強い場合、店員ひとりの接客が良くないとなると最悪の場合そのパチンコ店全体の印象にも関わってきます。
接客以外でも、例えば遊技台の清掃が行き届いていなかったり軽微な故障が発生したまま放置されてしまっている状況は、店員の注意力が低いことの表れとなります。一点の不注意がすべてを台無しにしてしまうこともあるので、常にお客様の目を意識して接客し、細かな部分にも注意するスキルが求められます。
- 接客はもちろん、店内や遊技台の状態などは常にお客様から見られていることを意識し、細かな点まで注意力を払うことが必要。
体力があること
パチンコ店員はその仕事内容や働く環境から、他の接客業と比べると比較的体力が求められます。常にホール巡回を行うことや新台入替の際に遊技台の運搬もさることながら、ホール内では大きな声でハキハキと話すことでも体力を使います。また、ホール内はお客様にとって快適な温度管理を行っているため、店員にとっては暑く感じて汗をかくこともあり、そのために体力を消耗するケースもあります。
- 体を使うシーンが多いため、体力が必要。
ホール内の管理に関わるスキル・知識
- アルバイトの場合
基本的な接客対応やクレーム対応、清掃、出玉の箱の上げ下げ、交換の際の出玉の運搬、トラブル発生時の遊技台の基本的なメンテナンスが主な仕事内容であり、これらに対するスキルや知識が求められます。アルバイト店員がお金に関する業務を行うことはないため、ホール内の業務に集中できる環境です。
- 正社員の場合
特にチェーン店などの大規模な店舗の場合、基本的に正社員はパチンコホール内の管理を行うことがメインの仕事内容となってきます。例として、アルバイト店員が今どういう状況なのかを把握して業務の指示を出したり、定期的に休憩に入ってもらうためにホール内の状況を見て休憩を入れる人数を決めたり、トラブルやクレーム発生をアルバイトから受けて解決することなどです。
また、アルバイトの見本となることも重要ですので、ホール全体の仕事内容を正確に把握していることも必須です。こうしたことから、正社員はパチンコ店を運営していく上での知識、及びマネージメント力が求められます。
- アルバイトはホール内の基本的な業務をしっかりとこなせる知識が必要。正社員はホール全体の管理・運営が仕事になるので、マネジメント能力なども求められる。
本記事は2016/01/27の情報で、内容はパチンコ店員としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。