社内に気を使うポジション
経営陣が変わるなど、経営環境が大きく変わるときにも経営企画の求人はあります。方針変更をしたい時に、それまでとは違ったやり方、新しい力が求められています。
こうした場合、社内にどうやって新しい方向性を示していくのか、浸透させていくのかがカギになってきます。違う業界での経験も活きやすい場面であるといえます。
それまでの方針が変わるということは社内での展開を失敗すると、非常に大きな逆風になってしまうこともあります。入念な準備のもと、慎重に展開していく必要があります。
- 経営方針が変わるタイミングで求人がある。
問題点をチャンスに変える力
こうした求人の場合、新しい方針に従いながら、それまで問題点を解決していくことが課題になることが多いです。
決算書などの数字から問題点を洗い出し、社内の業務の流れなどの再チェックを行います。部署ごとの状況なども「人」を中心にして見直していきます。様々な問題点が浮き彫りになってきますので、関連性に配慮しながら、問題点をクリアしチャンスに変えていくプランを立てていきます。
- 問題が多ければ改善するだけで成果は出やすい。
組織力をアップする
新しい経営方針が打ち出されると、それをどうやって社内に浸透させるかで、経営状態は大きく変わってきます。そこで、社内教育なども経営企画の大きな仕事になります。
新しい経営方針をもとに、今までの仕事の仕方の振り返りや、現状の顧客のセグメントのし直しなどを行います。そして、今後の進め方について社員一人ひとりが認識を新たにしていき、経営陣と社員のコミュニケーションの場を設け、熱意やマインドを伝えていったり、新しい企業メッセージを策定するなどします。新しい経営方針の方向に社員全員が向いていき、組織全体がそれに則って動いていくように画策していくのです。
既成概念を変えていくという作業になりますので、非常に気を使う仕事ですが、全体が大きく変わり、新しい方針のもと、企業全体が順調に滑り出していくのは非常に気持ちの良いものです。経営企画だからこその仕事です。
- 社内教育も大切な仕事。
本記事は2016/01/19の情報で、内容は経営企画としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。