常に求人がでていない部門
経営企画に携わる人の数は限られています。多くの会社では、実践を積んだ社員から経営企画に向いている人を異動させることも多く、さらに営業のように業務拡張=増員というようなことも少ない部署でもあります。
同じ経営企画といっても管掌範囲も広いので、必ずしも転職希望者が志望している業務とはかけ離れている場合も少なくないです。
また、経営の根幹にかかわる仕事でもありますので、本来の意味での経営企画スタッフの転職はヘッドハンティングや人材紹介の会社からの紹介が多いのも実情です。
- 転職には複数の手段を利用したい。
相手が求めているものとスキルが違うことも多い
業種が違っても経験が活きてくる場合も多いのですが、あてはまらないことも多くあります。
例えば、BtoBの経歴が長くしかも提案営業の企業で活躍していた人は、BtoCの小売業の企業に転職を考えたとしても、その経歴から逆に書類選考の段階でミスマッチだとしてはじかれる可能性もでてきます。その企業が、BtoBでの新事業の展開を考えている場合にはそうとも言い切れません。
- それまでいた業界によって転職の幅が狭くなることもある。
やりたいことがやれるのかを見極めるのも難しい
何度も記述していますが、経営企画の管掌範囲は本当に広いので、自分が何がしたいのかをある程度持っていたほうが良い傾向にあります。
経営企画のスタッフ募集だからといって、本自分の目指す仕事ができるとは限りません。もしかすると、ひたすらデータ解析のためのデータ収集ばかりだったり、総務や人事の仕事に限りなく近かったり、なんとなく入ってしまったら、思っていたのと違うなんてことにもなりかねません。
もちろん、そこを起点にして本来の経営計画や新事業の提案という業務に携われることもあるかもしれませんが、どんなことを期待したいのかを明確にしておくことが大切です。
- 自分がどんなキャリアを磨きたいのか明確に。
本記事は2016/01/18の情報で、内容は経営企画としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。