前職のキャリアをどう活かすか
全くの異業種から経営コンサルタントになる場合、経営コンサルタントになりやすい職種というものは特に存在しません。一般的な営業マンでも、販売員でも、医師でも、経営コンサルタントになれるチャンスは十分にあります。
重要なことは、自分のキャリアをどう活かせばコンサルティングができるかです。つまり自分のキャリアを誰か(クライアント)に伝え、アドバイスすることで、その誰かの業績が上がったり課題が解決できたりすれば一人前の経営コンサルタントです。自分のキャリアをいかに商品化できるかがポイントであり、これさえできれば誰でも経営コンサルタントになれるチャンスはあります。
- 経営コンサルタントになるためのポイントは、前職の職業に関わらず、自分のキャリアをどう活かせばコンサルティングできるかということ。
経営コンサルタントになる前に知っておくべきこと
これから経営コンサルタントを目指すにあたり、最低限知っておくべき情報をまとめます。
- 長時間労働は当たり前
経営コンサルタントは経営者を指導する立場であり、業界の最先端情報を知っておく必要があります。一般的な会社員よりも仕事をする時間が長いということは覚悟しておくべきです。
- 結果を出してこそ本物
経営コンサルタントは、もちろんクライアントから結果を求められます。高いコンサルティングフィーを支払ってもらう以上、それに見合うだけの利益をクライアントに提供しなければいけません。戦略提案や戦術提案など格好良い印象だけが先行してしまいがちですが、常に結果を求められる緊張感のある仕事です。
- 社内での競争も激しい
経営コンサルタントは自らの実績を上げれば上げるほど、昇給、昇進します。つまりは同僚や上司、後輩は全員競争相手です。もちろん会社によっては、ギスギスした関係のところもあれば、皆仲良くやっている会社もあります。経営コンサルティング会社は成果報酬制度を採用しているところが非常に多いため、常に個人の力の発揮が求められることを知っておきましょう。
- 勤務時間が長く、常に結果を出す必要があり、社内競争も激しく個の力も求められる仕事であるという心構えが必要。
本記事は2016/01/13の情報で、内容は経営コンサルタントとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。