アドバイザー・講師型
クライアントが抱える経営課題を解決するために必要となることをアドバイスする仕事です。アドバイザー型の特徴は実行支援や代行業務を行わないことにあり、主に対面や電話でのアドバイスが中心です。
また、セミナーや講演会、勉強会を定期的に開催しています。セミナーや講演会は講師として呼ばれることも多いですが、自ら企画し、新たなクライアント獲得へとつなげることもあります。勉強会は会員制で行っているところが多くあり、定期的に会員を集めてノウハウや情報を提供します。
会員同士が情報交換する場のファシリテーターを務めたり、ビジネスマッチングを企画することもあります。各種研修講師などのオファーも多いのが特徴です。
- 実行支援や代行はせず、課題解決のためのアドバイスを行う。セミナーや講演会などの講師を務めることも多い。
実行支援型
クライアントが求める結果に対して、アドバイスを行いながら、実際に実行支援を行う経営コンサルティングスタイルです。毎月最低1日はクライアント先を訪問し、セールスや接客の現場に立ち会います。そのほかにもマニュアルの作成やホームページなどの販促媒体作成を代行するケースもあります。
実行支援型の経営コンサルティングは、次から次へと課題の発生や軌道修正、次なる目標達成などという新たなミッションが発生しやすいため、コンサルティングの契約期間が比較的長く、1年以上続く場合が多いのも特徴です。
- クライアントと密に接し、アドバイスをしながら実行支援や各種代行も行うスタイル。間断なく新たなミッションが発生しやすく、長期契約になることが多い。
プロジェクト型
クライアントが求める結果に対して、期間と費用を限定して行う経営コンサルティングスタイルです。プロジェクトでは複数名の経営コンサルタントがチームを組み、目的に対するロードマップを描きます。プロジェクトは経営コンサルティングの職種により「新規設備導入」「株式上場」「事業開発」「海外進出」「組織改革」などが主な内容です。
プロジェクト型の仕事は複数名の経営コンサルタントが稼動するため、コンサルティングフィーも高額になります。しかしその分、高いクオリティーを求められます。
- 目的達成のために、期間と費用を限定したコンサルティングを行う。
本記事は2016/01/08の情報で、内容は経営コンサルタントとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。