CADオペレーターから独立を目指す
CADオペレーターを長く続けていけば、その業界での専門知識も得て、オペレーションのテクニックも身につき、スキルもアップして周囲から認められるようになります。実力がつけば、フリーランスや個人事業主として独立することも可能になります。
実際にCADオペレーターとして働く人の中には、個人事業主として独立し、それまでの就業先から仕事を請け負って働く人や、派遣業を起こして自身で直接請け負う形で、中間マージンを無くして働く人もいます。
仕事を直接請け負えるのは中小企業などが一般的で、大企業の場合は個人や取引実績のない会社へ発注することは難しい現状にあります。しかしながら、様々な人脈を作れば、独立後に仕事を継続して受注することも可能になりますので、将来独立を考える場合には、様々な業界でスキルアップを目指すと共に、人脈作りについても常に心がければ、転職の際に役に立つことがあります。
- 実力がつけば、フリーランスや個人事業主として独立することも可能。
独立・開業をするためには
CADオペレーターと独立・開業を目指す場合、受注した仕事の納期を守り、指示通りにデータを作成することはもちろんのこと、取引先との契約上の情報や企業秘密の保持を厳守し、一企業としての責任を持って取り組むことが必要になります。
もし失敗や取引先に損害を与えるようなことになれば、その責任は全て自分ひとりで取らなければいけません。また、期限が急に変更になり早まった場合などでも、誰も助けてはくれませんので、要求された業務は全て自分ひとりで対応しなければなりません。
どんなときでも迅速に対応できるスキルが必要になります。また取引先との連絡のやり取りなどについても、社会人としてのマナーを守り、失礼のないようにしなければ、次の仕事へとつなげることは出来ません。全ては自分ひとりの能力と責任で収入を得なくてはなりませんので、独立・開業にはそれなりの覚悟が必要です。
- 一企業としての責任を持って取り組むことが必要。
本記事は2015/12/22の情報で、内容はCADオペレーターとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。