CADオペレーション研修
CADオペレーターとして、正社員もしくは契約社員などの正規雇用で就業している場合、CADオペレーションについて、会社側からの要請で研修を受講することがあります。そのほとんどは業務の一環として行われますので、費用は会社側が負担してくれます。会社側としては更なる業務の向上を期待していますから、気を引き締めて研修に望むことが大切です。
自己負担で研修を受けたい場合
CADオペレーターとして、業務の効率化やスキルアップを目指したい場合、AutoCADの正規代理店などでは、企業向けや個人向けの研修会や講習会が開催されています。
数日間のみの短期のものから、数回に渡って開催されるものなど、2D・3Dを含めて、いろいろな内容で開催されていますので、自分自身のために受講すれば、将来のスキルアップへとつながります。但し、費用は決して安いものではありませんので、就業先での福利厚生等で、受講費の一部負担などを行う制度はないか調べておきたい所です。
正規代理店の講習では、最新バージョンまでの操作を網羅した、認定インストラクターが講師を担当しますので、かかった費用に十分見合うテクニックやカスタマイズ方法などを習得出来ますので、受講してみる価値はあります。
また、2D機能しか使えなかった人も、正規代理店で行われる3D講習を受講し、3Dオペレーターとして活躍する人も多くいます。2Dスキルだけでなく、3Dスキルもあわせ持てば、将来更に高い就業率や給与水準で働くことが可能になります。
- AutoCADの正規代理店などでは、研修会や講習会が開催されている。
ソフトウェアのバージョンアップ研修
AutoCADの場合、ソフトウェアは毎年新しいバージョンが販売されています。多くはマイナーチェンジですが、新しいパソコンOSが発売される年には、フルモデルチェンジされます。
会社が新しいOSでパソコンを購入した際には、旧バージョンのAutoCADは使用できなくなりますので、新たにソフトウェアを買い換えることになります。その際に、旧バージョンと新しいバージョンのソフトでは操作性の違いが出ますので、その変更箇所を学ぶための、バージョンアップ研修などを受講することがあります。
- AutoCADの場合はバージョンアップ研修などを受講することがある。
本記事は2015/12/22の情報で、内容はCADオペレーターとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。