未経験可のCADオペレーターの求人には何か理由がある
CADオペレーターとして就業を希望する際に、自身に実務経験がなく、CADオペレーションを習得後に始めて就業する場合や、建築関連での就業経験はあるが土木や機械では就業経験がない場合など、異業種への応募を考えるときは、企業側の求人募集に「未経験可」とある就業条件で就業先を探すことになります。
企業側が即戦力にならない「未経験可」の条件を出すのには、何か理由があると考えられます。理由として考えられるのは、業種や業務内容が珍しく、経験者の応募が少ないことや、勤務地や勤務時間帯、給与水準などの条件が厳しいことなどが考えられます。
少数派ではありますが、簡単な作業から始めて経験を積み、最終的には重要な仕事を任せたいと考える人材育成を目的とする場合も考えられますが、こちらを理由とする求人数は大変少ない傾向にあります。何かしらの理由があっての「未経験可」と考えられますが、スキルアップや経験を積むチャンスでもありますので、気持ちを切り替えて就業し、今後の就職活動に活かしたい所です。
- 何か理由があっての場合もあるが、スキルアップや経験を積むチャンスでもある。
未経験可のCADオペレーターの業務
「未経験可」でCADオペレーターとして就業する場合、その業務内容は、最初は簡単な図面データの部分修正から始まります。それに慣れきたら徐々に簡単なトレース等の業務に入ることになり、最終的には様々なデータの作成に入ることになります。
取り扱うデータによって、その業務習得にかかる時間はまちまちですが、先輩や上司から業務についての指導を受けたり、勉強をしながらも給与がもらえると考えれば、就業条件が多少厳しい場合でも、頑張ることが出来ます。
- 最初は簡単な図面データの部分修正からスタートする。
本記事は2015/12/25の情報で、内容はCADオペレーターとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。