CADオペレーターの採用先の分類

職業:CADオペレーター

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建設・建築等など一般企業関連のCADオペレーター

 就業先が建設会社や機械・電気などの大手企業の場合は、正社員としての募集よりも契約社員や派遣社員としての募集が多く、設計や施工業務を行う正社員のアシスタント的な業務を行うために募集されることが一般的です。

 

 一般的な業務としては、正社員の指示に従い、図面データの修正や元の図面データを参考にして新たな図面データを作成します。

 

 大手企業の場合は、取り扱う案件も大きなものが多くなりますので、1案件の図面データが数十枚~数百枚必要となる場合もあります。そのため複数名で分業して図面データ作成を行うので、作図表現やファイル管理などに間違いがないよう、チーム内でお互いが確認し合って作業を進める必要があります。

 

 また、図面表記の統一化が必要となるため、共通仕様や作図においての表記方法等、詳細なルールを厳守することも重要となります。

 

  • 契約社員や派遣社員としての募集が多く、正社員のアシスタント的な業務を行う場合がほとんど。

 

ハウスメーカーや製造・製品メーカー関連のCADオペレーター

 ハウスメーカーや建材メーカーなどに就業する場合、製造・製品メーカー関連などの場合は、正社員や契約社員、派遣社員としての募集があります。

 

 主に既存製品の取り扱いがある場合が多いので、CADオペレーター業務として求められるのは、その図面データを使用して2次的な関連図面データを作成する作業となります。

 

 ハウスメーカーでは、住宅図面は既製品として標準図面がありますので、設計変更の場合にのみ一部修正をしますし、建材などの製品メーカー等では、商品の図面データは既に規格化されていますので、配置図のみを作成するなどの、部分的な図面データの作成が主になります。1案件について、図面データの作成枚数はそれほど多くないので、担当者1人で作成するのが一般的です。

 

  • 正社員や契約社員、派遣社員としての募集があり、2次的な関連図面データを作成する作業が求められる。

 

設計事務所関連のCADオペレーター

 設計事務所に就業する場合、その規模によって業務内容は多少異なってきます。

 

 大手設計事務所の場合は、正社員は全て設計士や技術社員の場合が多いので、CADオペレーターは契約社員、派遣社員、アルバイトとしての募集が一般的です。個人設計事務所など小さな規模の場合は、CADオペレーターで就業しても設計的な業務を任されたりなど、少ない人員で業務に携わることが多いため、就業してから専門知識を勉強する必要が発生することがあります。

 

 業務内容は大手企業に準じて図面の修正や変更対応等や元の図面データを参考にして新たな図面データを作成することが主流ですが、少人数で経営していることもあり、オペレーター業務以外の設計に関する他の業務の手伝いなどをする場合もあります。

 

  • 設計事務所の場合は、規模によって業務内容が異なる。

 

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本記事は2015/12/18の情報で、内容はCADオペレーターとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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