20代のバーテンダー
バーテンダーはお酒を扱う職種ですが、アルバイトの募集は「18歳以上」としている店舗も多く存在します。バーテンダースクールや、ホテル専門学校の卒業生も多く勤務しており、一般企業よりも初就職の年齢が低い業界です。
初めて転職する年齢は一般的に入社3年程度の25歳前後が多いですが、バーの業界では20代前半でも転職の話をよく耳にします。
また、バー業界では、転職回数の多さはそれだけ様々な店舗での経験を積んでいると見なされ、あまりネックにはなりません。ですので、求人自体も多い20代での転職はよくあります。
- 20代のバーテンダーは募集求人自体が多く、転職者も多い。
30代のバーテンダー
若い頃の下積みを経て、実務経験も豊かになった30代は動きやすい世代です。
自分のスタイルに固執することなく、まだ柔軟性が残る30代は重宝されるのです。人材育成やマネージメントなどの経験や、就労年数に相応した実績等があれば採用が見込めます。
30代になるとライフスタイルの変化と共に、収入面も気になってきます。実際、いちバーテンダーとしてカウンター業務だけをこなしているうちは、30代になったからといっても収入のアップはほぼ期待できません。バーテンダーとしての専門スキルのみならず、他業界でも活用できるスキルを積めば、見合った報酬も望めます。
- 30代のバーテンダーは経験豊富なので重宝され、就労年数に相応した実績等があれば採用も見込める。
40代以上のバーテンダー
求人数も激減し勤務先を変える転職というより、独立・開業するケースが多くなります。
カクテルコンペティション等の大会の受賞歴や、輝かしい実績、資格などを保有していれば、ヘッドハンティングという形で転職のパターンもありえます。
独立・開業については、全てを自分で準備する完全独立のケースと、後援者から資金などを援助してもらうケースがあります。独立・開業すれば、定年を気にすることもなく自分の裁量で生涯現役としてカウンターに立ち続けることが可能です。
- 40代以上のバーテンダーは転職する、というよりは独立・開業が主流に。
本記事は2015/12/10の情報で、内容はバーテンダーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。