バーテンダーは吸血鬼のように夜だけ活動する
昼夜逆転の生活を余儀なくされているバーテンダーは、吸血鬼のように「陽を浴びたら溶けてしまう」とか「昼間は出てこない」とよく言われます。
確かに、どうしても眠れる時間が朝以降になることが多いので仕方ありませんが、実際は昼間から活動しているバーテンダーは多いです。試飲会や勉強会、バーテンダー協会の活動は営業に支障のないよう、基本的には昼間に開催されています。
バーテンダーも人間ですから、たまには太陽に当たらないと本当に不健康になってしまい、体力勝負なバーテンダーは続きません。
- 実際には、昼間から活動しているバーテンダーは多い。
バーテンダーはモテるし誘われる
これもよく言われますが、モテるかどうかはバーテンダー云々よりも人によりますが、ゲストから誘われることは割りとあります。
バーテンダーの接客はコンビニやファミレスとは異なり、親身になって会話をしたり、時には相談に乗ったりと、ゲストとの距離が近くなりますので、常連さんですと接する時間はさらに長くなり、親密具合も深くなりやすいです。そうすると「今度はプライベートでも一緒に・・・」というお誘いが増えるのです。お酒の力を借りて気分も良くなると、日頃はそういう性格でない人でも誘ってみたい気持ちが芽生えるものです。
ちなみに、たまに誤解されることもあるのですが、バーテンダーから誘うことはあまりありません。
- ゲストから誘われることは割りとあるが、バーテンダーから誘うことはあまりない。
バーテンダーは飲みながら仕事ができる
ホテルバーの場合は、バーテンダーである以前にホテルマンなので、飲酒しながらの勤務はできません。ゲストから勧められることがあっても丁重にお断りするか、営業終了後に戴きます。
街場のカウンターバーでは、ゲストから戴いて一緒に飲むこともあります。ですが、あくまでも勤務中なので、節度をもって、決して酔うことがないように注意しながら戴くようにします。
- ホテルバーの場合は、ホテルマンでもあるので飲酒しながらの勤務はできない。
バーテンダーはチップをもらえる
会計時のお釣りをチップとして置いていかれる場合はあります。外国人ゲストの場合はチップが習慣付いているので、スマートにさらっと置いていくケースが多いです。
ホテルバーでは、ルームチャージ(部屋付け)で会計する際に、チップ分の金額を書き足してサインをしてくれるゲストもいますが、実は宿泊部門で処理されるのでバーの収入にはなりません。
現在はホテルでないバーでもサービス料を徴収しているところが多くなったので、チップという習慣はあまり根付いていません。
- サービス料を徴収しているところが多いため、チップという習慣はあまり根付いていない。
本記事は2015/12/14の情報で、内容はバーテンダーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。