質の良い睡眠
長時間労働で過酷なバーテンダー業務の体を回復し、疲れを癒すにはまず睡眠が第一です。
本来のホルモンバランスと逆行して昼間に睡眠を摂るバーテンダーは、より良質な睡眠が必要です。同じ6時間の睡眠であっても、明るい空間で眠るのでは、疲れの取れ方が全く違うのです。明るい昼間でもぐっすりと眠る為には、遮光カーテンや防音シートなどのアイテムは必須です。
また、入浴時間をゆっくり取り、体を温めておくのもすんなりと入眠できるポイントです。自分の合った寝具も用意して、快適な眠りの空間を作るよう心がけていきます。
- 遮光カーテンや防音シートなどのアイテムは必須。
体のメンテナンス
長時間の立ち仕事で足や腰を酷使し、体力勝負であるバーテンダーは体のメンテナンスも欠かせません。体や鍼灸、オステオパシーなど、信頼のできる施術師を見つけて定期的にケアすることで、大きな不調を未然に防ぐことができます。
そして、昼間に時間が作りやすいのを利用して、色々な運動を行い体力をつけておくことも大切です。ジムや水泳に通う、ダンスなどの習い事をする、サウナでデトックスを行う、など体を動かすことを意識的にしているバーテンダーは多いです。限られた時間の中でも、自転車で通勤するなどして、有効に活用しています。
疲れているからと引きこもらずに、太陽の光を浴びてあえて身体を動かすことで、心身ともにリフレッシュされてすっきりすることもあるのです。
- 定期的な体のケアと体力をつけておくことが大切。
豊かな食事
深夜にコンビニや外食で済ませたり、飲むだけで食事を摂らないことも多いバーテンダーは、食事をおろそかにしがちです。
体は食べたものからできています。食をおろそかにすると、身体的な健康を害するだけでなく、精神衛生上にも悪影響を及ぼすのです。疲労回復もうまくできず、病気も患いやすくなってしまいます。
なるべく休日くらいは、栄養面や素材の産地、調理法などにこだわって、バランスの良い食事を摂るようにします。豊かな食卓が健康をもたらすのです。
- 休日くらいはバランスの良い食事を心掛けたい。
ストレス発散
職場の人間関係や接客などでストレスを受ける場面も多い職業なので、それをうまく発散することも健康を維持する重要なポイントになります。
飲食は我々の生活から切り離すことはできず、休日でも気になってしまうことが多いです。同業者であれば、接客されればその言葉使いやマナーが気になり、外食すればその味やサービスが気になってしまうのが職業病です。
ですが、オンとオフをしっかり切り替えて、プライベートな時間はきちんとリラックスして楽しむことが大切です。時間を忘れて没頭できる趣味をもつのも良いです。休日に英気を養うことで、また次からの仕事に全力で取り組むことができるのです。
- オンとオフを切り替えて、プライベートな時間はリラックスして楽しむことが大切。
本記事は2015/12/14の情報で、内容はバーテンダーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。