研究・病理の獣医師の求人

職業:獣医師

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専門性の高い仕事

 病理の求人があるのは、臨床検査センターと製薬企業です。病理は組織や細胞の標本を染色して、顕微鏡下で見える細胞の形態から、病態の解明や病気の確定診断を行います。非常によく似た組織像でも悪性・良性病変が存在し、専門家でも意見の分かれる難しい標本があります。したがって、経験に基づく診断技術が求められる専門性の高い仕事です。

 

臨床検査センターと個人開業病理診断医

 病理を行っている施設は少なく、求人は欠員の補充が目的なので、募集が出ることはまれです。臨床検査センターの募集要項は、年齢は不問、日本獣医病理学会認定の専門医資格を取得していることが条件になっています。

 

 病理の作業は繊細で、診断にはキャリアが必要なことから新卒や未経験の中途採用は少ない傾向にあります。未経験の場合は、切り出し作業のような比較的簡単な仕事を任されます。雇用形態は契約社員もしくは正社員で、基本給は20万+獣医師手当て3万が相場になっています。個人開業では、在学中から病理学研究室に所属し、テクニックを心得ている人材であれば学部卒でも採用することがあります。

 

 独特な仕事のため、性格に向き不向きがあります。視覚情報を言葉で共有することは難しく、病理特有の言葉が数多くあるので、勉強熱心でなければ務まりません。

 

  • 病理には専門知識と経験が必要なため、新卒や中途の求人は少ない。

 

製薬企業と安全性試験受託企業

 化学物質を動物に投与して、その後の生体の変化を長期に渡って調べることが安全性試験の仕事になります。行政の定めた基準に従って試験を行い、生体に及ぼす影響を評価するために様々な検査をします。検査項目の中の肉眼的検査と組織学的検査を病理学的検査と言います。製薬企業で安全性試験まで行っているのは一部上場企業に限られていて、他の企業はコストの問題から、安全性試験受託企業に外注しています。

 

 安全性試験はルーチンワークのため、性格的に向かない場合もあります。製薬企業から安全性試験受託企業への転職はありますが、その逆は厳しいのが現状です。

 

  • 製薬企業

 製薬企業は新卒の採用に力を入れていますが、経験者であれば中途採用もしています。ただし、募集要項が、毒性病理専門家、獣医病理専門家、トキシコロジストの資格を取得していること、医薬品の研究開発経験10年以上が条件となっています。

 

 給与は新卒の場合だと修士扱いになり、企業規模にもよりますが24万円が相場です。安全性試験はガイドラインに従って計画的に行うため、激務になることはありません。

 

  • 安全性試験受託企業

 新卒での募集に力を入れていますが、中途採用も行われています。製薬企業ほど厳しい募集要項のところは多くはありませんが、最低でも在学中に病理学研究室に所属していて組織を見慣れていることが求められます。経験者であれば、毒性病理専門家、獣医病理専門家、トキシコロジストの資格があれば優遇されます。

 

  • 安全性試験まで社内で行う製薬企業は限られており、中途採用のハードルはかなり高い。

 

本記事は2015/06/19の情報で、内容は獣医師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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