調理師のアルバイト・派遣
調理師の仕事は、何も正社員になる必要はありません。特に外食チェーンなどであれば、いきなり正社員に応募をしてしまうと、高いハードルを課せられることもあります。であれば最初はアルバイトといった立場から職場に入り、仕事を覚えてから正社員へとステップアップするという方法もあります。ここでは、調理師のアルバイト・派遣についての情報を紹介していきましょう。
- 閉鎖的な世界だからこそ自分の目で確かめる
正社員としていきなり調理師を目指すこともいいのですが、職場環境などを見定めてから自分がしばらく骨を埋めるであろうお店を決めても遅くありません。一般公開求人の募集要項では、絶対に分からない職場環境が、調理師の世界にはあります。有名店であればあるほどに、内情がどのようになっているのかは分からないものです。
ですから、アルバイトなどの非正規雇用者として、まずは入職し、職場環境を自分の目でチェックしてからでも遅くはないのです。なぜならば、スキルや知識といったものを高めるためには、ある程度長い期間、同じお店で働く必要があり、働く環境が悪い場合には、やはり苦痛な時間を過ごすことになりますから、前述にあるようにチェックをしておくのがオススメです。そのために非正規で入職するのも1つの手段です。
- 派遣として働く場所
調理師といえば、正規社員かアルバイトといったことを考えるでしょうが、派遣という雇用形態も存在しています。、調理師を生業にしている方でも、派遣の調理師がいるということを把握している方は少ないでしょう。
一般的には、社員食堂や学生食堂、他にも学校施設の給食センターや学校の給食室、更に家事代行の一環として調理師としての派遣があるといったケースも存在しているのです。労働条件としては、社員食堂などの場合には、ある程度に長いスパンの派遣契約で、契約期間が終了すれば、更新をするのか、そこで終わりなのかが決定されるといった一般的企業の一般職の派遣業と変わらないものです。
単発の派遣もあり、登録をしておき、オープニングスタッフが集まらないレストランや居酒屋チェーンで、新規人員が確保出来るまでといったような契約もありますし、イベントの屋台系のお店へと派遣するといったケースも存在します。1つのお店に縛られず、様々な場所で働くことが出来るのがメリットと言えるでしょう。
本記事は2015/06/15の情報で、内容は調理師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。