加圧トレーニングジムの特徴
加圧トレーニングは、ベルトで腕や足を圧迫させて血流を止めた状態で行う特殊なトレーニングです。血流を阻害して行うことにより、通常よりも軽い負荷で重い重量を扱ったのと同じようなトレーニングをしたと身体が錯覚するため、高重量トレーニングをした時と同様の効果が得られます。
元はリハビリなどを目的として用いられていたトレーニングですが、女性や高齢者でも手軽に出来るトレーニングとして一時話題となりました。今ではダイエット目的の女性から人気があり、加圧トレーニング専門のジムもあります。
注意しなければならないのは、血流を一時的にでも止めるため、高血圧や高脂血症、高コレステロール血症などの疾患を持っている場合には血管壁に負担がかかり、身体に悪影響を与えてしまう可能性があるという事です。そのため、しっかりとした研修を受けたジムトレーナーが必要になります。
- 血流を止めて行う特殊なトレーニングで女性や高齢者にも人気。疾患がある人は注意点も必要なので知識を持ったトレーナーが求められる。
加圧トレーニングジムの勤務に必要な知識や資格は?
民間資格として加圧インストラクターや加圧スペシャルインストラクターがあります。資格がない素人でも自ら加圧トレーニングが出来る商品も販売されていますが、加圧トレーニング施設で働くには、理論等も含め加圧インストラクターの資格を取得しておく方が有利です。入社後に資格認定制度を設けている企業もありますが、加圧トレーニングについての概要を知っている人物が優遇されます。
簡単に効果が出るトレーニングである一方で、正しいやり方で実施しなければ身体に危険が及ぶ可能性もある事を理解している事が重要です。手軽に出来るエクササイズという事で若い女性にも人気があるため、女性のインストラクターも重宝される傾向にあります。
- 加圧トレーニングについての正しい知識があり、資格を取得している方が採用に有利。
本記事は2015/06/10の情報で、内容はジムトレーナーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。