整形外科や整骨院の特徴
整形外科や整骨院に通っているという事は、身体のどこかに不調を訴えているクライアントだという事です。最近では、整形外科のリハビリ施設や整骨院に、トレーニングの指導を専門的に行うジムトレーナーを配置していることがあります。主に理学療法士からの指示のもと、マシンの使い方の説明や、ラバーバンドやバランスボール、ソフトギムニックボールなどを利用したリハビリを中心に行います。
普通のトレーニングでは、元の状態を「0」(ゼロ)とした場合、更にその上のレベルに行くための向上プログラムを求められますが、整形外科や整骨院に通っているクライアントの場合には「-」(マイナス)の状態から「0」(ゼロ)に戻す事が最優先になるという特徴があります。
- 整形外科のリハビリ施設や整骨院で、身体の調子を元に戻すトレーニングを行う。
整形外科や整骨院の勤務に必要な知識や資格は?
一般的なトレーニング知識があることは当然ですが、アスレチックトレーナーやテーピングの知識など、ケガに対する運動処方ができる人材が求められます。年齢層は子ども高齢者まで幅広く、その人に合った説明が出来る能力も必要です。
基本的な処方は鍼灸師や柔道整復師、理学療法士などが行いますが、それを終えた簡易的なトレーニングを担当する事が多いので、理学療法士などとコミュニケーションを取り、引継を受けたうえでクライアントにリハビリの方法を説明していきます。しっかりとした見本が見せられることも重要ですので、自分自身がリハビリの内容や効果を理解して、伝えることが出来るかどうかという点も大切です。
- トレーニングの専門知識だけではなく、ケガをした人を対象にした知識、説明能力を持っているかがポイント。
本記事は2015/06/10の情報で、内容はジムトレーナーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。