幅広い業務内容への対応
総務の仕事は企業規模によって大きく違ってきます。本社なのか、支店なのか、工場なのか等による処理方法の違いや、単純なルーティンワークだけをして行くのか、ある程度仕事を任せてもらえるのかによって、当然業務内容も違ってきます。
今までの経験が活かせるのか、未経験の事柄は教えてくれる人がいるのかなどの不安は必ず出てきます。苦手な分野の仕事を割り当てられたりしたときに対処できるかどうかは、勉強させていただきますという、自分自身の覚悟ともいえる部分で克服することになります。
- 入社後も勉強を忘れなければ問題は解決する。
他部門とのコミュニケーション
他部門との接触も多くなる総務ですが、どのような方法で他部門とコミュニケーションがうまく取れるか、今までのやり方は通用するだろうか、などと悩む人がほとんどとだと思います。
こればかりは新しい会社の社風というものも有りますので、合わせるしかありません。でも、真面目に誠実に仕事をこなすことを基本にしていれば、何も心配はいりません。企業のトップや役員とも直接話をしたりする機会が多いので、煙たがられたり羨ましがられたりすることもありますが、真面目さは短い時間で信用を与えてくれます。
- 真面目に仕事をこなして行けば短い時間で信用は得られる。
営業職や販売職などの他職種からの転職
営業職や販売職などからの、いわゆる畑違いの転職を考えている場合は、仕事内容に馴染めるかどうか不安が大きくなります。特に中途採用は実務経験が重視される傾向にありますので、ハンデが無いとは言えません。
しかし、営業職や販売職と言っても、売上報告書の作成や売上伝票の記入・計上など、事務的処理とまったく無縁ではありませんので、経験の中の事務的な部分から範囲を広げて考えて行けば悩みも薄れてゆきます。なぜ他職種から総務の仕事へ転職したいのか、今後何をして行きたいのかが、一番考えるべきポイントになります。
- なぜ転職に総務の仕事を選んだのか良く考える。
本記事は2015/12/08の情報で、内容は総務としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。