給与に関する総務へのクレーム
働いている以上給与が支給されるのは当たり前ですが、給与から天引きされる金額についてクレームを言う人がいます。
とある会社は百貨店が主な取引先で、年始に出勤した販売員には「お年玉」が現金で支給されます。このお年玉は給与の一部とみなされますので所得税を課税する必要があります。直近の給与明細に支給と控除で課税の調整をしましたので、これでプラスマイナスゼロになります。
先に現金を受け取っているので実質「お年玉」分は本人にはプラスになっているのですが、本人曰く「なんだ、自分の給料からお年玉貰っただけなんだ。」と、この様にいくら説明しても先入観から聞き入れてもらえないこともあります。
- 給料から控除される金額に敏感な人は多い。
社会保険に関する総務へのクレーム
社員を採用したのに、給与は支払日が近くなってから考えるような企業も存在します。募集時に金額は提示していますが、細かい手当部分を後回しにすることも多かったりするのです。
給与が決まらなくては手続きのしようもなく、社会保険の手続きについてギリギリまで待つ形になることがありました。その間に、採用した人の子どもさんが病気になってしまい、健康保険証が無いまま自費で治療を受けてもらうことがありました。後から健康保険証を提示して払い戻しは有りましたが、二度手間を掛けてしまい申し訳ない気持ちになりました。
こういったケースも起こりうるので、採用時にきちんと給与を決めてもらうことが大切です。
- 社会保険、特に健康保険証は待っている人がいる。
本記事は2015/12/09の情報で、内容は総務としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。