旅行添乗員の心得

職業:旅行添乗員

410views

imasia_9645827_M_R

 

収入が不安定で低いことは覚悟する

 インターネットで調べれば直ぐに分かることですが、添乗員の仕事は不安定ですし収入は少ないです。繁忙期は忙しいですが、閑散期の冬になると仕事がゼロという添乗員もいます。

 

 閑散期でもツアーはあるので仕事がないわけではありませんが、すべてベテラン添乗員にまわってしまいます。ただし、語学力があったり、頑張って旅行会社の社員から認められた等の理由があれば、仕事を安定してもらえる人もいます。

 

  • 添乗業界は実力の世界であることを心得る。

 

人との出会いを楽しむ

 添乗員は毎日のように違う人と出会います。バスツアーですと、40名ほどの今までお会いしたことのない、初めてお会いする人に接する機会があります。この機会を面倒くさいと感じてしまっては、添乗員の仕事の魅力を半減させてしまいます。

 

 色々なお客様がいますので、上手に接することのできない相手も出てきます。ですが、それを乗り越えて上手にコミュニケーションが取れるようになると、その後の人生が変わるほどに自分を成長させることができます。添乗員を経験することで、社交的な性格に変る人もいます。その後はどの業界に転職したとしてもその経験を武器に活躍することができます。

 

  • 添乗業務は、人との出会いを楽しむものだと心得る。

 

関係業者とは上手に付き合う

 添乗業務では、様々な業者との付き合いがあります。言いかえると、ツアーは様々な人が関わることで成り立っています。バスのドライバーとガイドから、観光地のガイドや旅館の女将、お土産物屋の店員まで幅広いです。

 

 添乗員は旅行会社の代表ですので、業者が添乗員に下手に出ることもあります。それは、またお客様を連れてきて欲しいからです。添乗員はその業者の態度に勘違いしてはいけません。ツアーが滞りなく進むことを管理するのが添乗員の仕事ですから、時には業者の人に厳しいことを言わなければならない時もあるかもしれません。しかしそれは稀であり、旅行会社と業者は持ちつ持たれつの関係にあります。

 

 ツアーに参加したお客様が楽しい思いをして帰ってくださることを目標に掲げればどちらにも違いはありません。時には、業者に協力してもらわなければ困ることもでてきます。そのようなときに快く協力してもらえる関係を築かなければなりません。

 

  • 人として礼儀をわきまえて業者と接することを心得る。

 

インターネットを上手に活用する

 添乗員の仕事は、情報収集の質に大きく影響を受けます。単純な話ですと、当日の天気を調べておくのとそうでないのでは大きな差がでます。観光地には、天気が悪ければ早めに切り上げなければならない所もあります。そうした時に雨が降ると分かっていれば、雨に影響を受けない観光地の滞在時間を延ばすなどしてスケジュール調整を図れます。

 

 今ではインターネットがありますので、出先でもいろいろな情報を収集できます。お客様もインターネットでいろいろ調べていると思いますが、添乗員はその情報の中から意味のある情報を見つけ出し、上手に仕事に生かさなければなりません。

 

  • 情報収集する能力は添乗員に求められる重要な能力だと心得る。

 

転職サイトランキング【最新版】

  1. 転職最大手の「リクルート」は求人件数の多さはもちろん、カバーする業種・職種の幅も業界トップ級で常に人気が高い!

  2. 転職業界大手の「マイナビ」!スキルや年収を適正に評価し、年収を最大限アップできるように担当者が徹底サポート!

  3. 年収アップに自信あり!利用者の7割以上が年収アップ!リクルートエージェントやマイナビエージェントと併用する人も多い!

本記事は2015/12/03の情報で、内容は旅行添乗員としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

ページ上部へ移動する