たくさんの人とのコミュニケーション
ジムトレーナーという仕事の魅力の一つは、多くの人と関わることが出来るという点です。サービス業の中でも、飲食店や販売の場合は常連のお客様というのはどうしても一握りになってしまいます。しかしジムトレーナーの場合は、会員制で定期的に施設を利用しているお客様、会費を払って幼児体育スクールに通っているお子さんなど、お客様が定期的に足を運んでくれるという意味で、コミュニケーションが取りやすいのです。
もちろん、クライアントの要望を聞いてマシンの使い方を説明し、メニューを作成して継続的にお客様を見てあげられる事、個々の微妙な変化に気付いてあげられる事も魅力ですし、お客様にまた続けて来たい思ってもらえる施設づくりをする事もジムトレーナーの重要な役割です。継続して定期的に通ってくれるという事は、お客様がそこに魅力を感じているという証拠でもありますから、働いていて良かったと感じる事が出来るでしょう。
トレーニングだけでなく、お客様の仕事や家庭の話をはじめ、フィットネスクラブに通おうと思った動機など色々な会話を通じて、ジムトレーナーという枠を超えて「人」としての繋がりを持つことが出来る職業です。多くの人とコミュニケーションを取ること出来るのは非常に大きな魅力であり、やりがいです。
- 継続して通ってくれるお客様が多く、コミュニケーションを取りやすい。
目標達成のサポートが大きなやりがい
ジムトレーナーとして働いてて良かったと思える時、やりがいを感じられる時は、やはりクライアントの要望に対して結果を残すことが出来た時や、成長、変化を感じられた時です。
例えば「結婚式を半年後に控えているのでそれまでに○kg痩せたい」というクライアントの要望を叶え、期日までに減量に成功して結果を残すことが出来たという事例があります。クライアントから「ありがとうございます」という感謝の言葉をもらえると当然嬉しいですし、後日結婚式でウエディングドレスを着た写真などを見せてもらったりすると、達成感ややりがいを感じることが出来ます。
ほかにも、スポーツを趣味でやっているクライアントが「どうしても勝ちたい試合がある」という時に、その目標にに伴う結果が出せるようサポートしてあげるのもジムトレーナーの役目です。当然、競技に関しては競技の技術というものが必要ですので、それはジムトレーナーではなくコーチの役割です。しかし、苦手なプレイやもっと上達したいプレイについてヒアリングすることにより、どのようなトレーニングメニューを提供すれば克服出来るのかを考え、提案することが出来ます。それが結果として表れれば、やっていて良かったと感じます。
主役はあくまでクライアントであり、ジムトレーナーはそれをサポートして結果を出してあげる裏方の仕事です。しかし、支えてあげられるという事は必要とされているという事ですから、働いていて良かったと感じることは多いはずです。
- ダイエットやスポーツの試合の勝利など、お客様の目標が達成した時にやりがいを感じられる。
本記事は2015/06/04の情報で、内容はジムトレーナーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。