日本語教師の現状と将来性

職業:日本語教師

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国の政策に左右される業界

 現在、外国人向けのビザ発給がやや緩和されて、外国人が日本に来やすくなりました。また、介護職に外国人を積極的に採用する政策も打ち出し、フィリピンやインドネシアでは日本語を学ぶ人が増えています。このように、日本語教育業界は国際行事や国の政策に非常に左右される業界です。

 

 特に国や自治体が管轄している国際交流機関では、その年の政策や方針によって日本語教育関連に割り振られる予算が決定するので、予算が多ければ開講される日本語教室が増え、それに伴って日本語教師の求人も増えます。また、外交問題が発生したり、大災害が起きたりすると日本を訪問したり滞在したりする外国人も減りますので、求人もやや減少します。

 

 このように書くと非常に不安定な業界のようにも感じられますが、現在の日本の国際的な信用や、これからさらに企業等がグローバル化していくことを考えると、日本を訪れる外国人、また海外に進出する日系企業等が減っていくとは考えにくく、日本語教師の需要も緩やかではありますが、増加傾向になると予想されています。

 

  • 企業のグローバル化などから、日本語教師の需要は今後も緩やかに高まっていくと考えられる。

 

将来が期待される若い世代と男性

 これまで日本語教育業界は、定年退職後の国語教師や地域のボランティアの方が中心となって支えて来た業界でした。従って、現役で活躍している日本語教師の平均年齢はほかの業界と比べて若干高く、20代、30代の若い世代が少ない傾向にあります。さらに、日本語教師はこれまでは労働環境や収入面の問題から男性が選びにくい職業だったため、男性の日本語教師も不足しています。

 

 ですから、日本語教育業界では若い世代や男性の日本語教師が非常に求められています。日本語教育業界そのものは大きい業界ではありませんが、これからを担っていける若い世代や男性にとっては活躍次第で業界の中心になっていけるチャンスがあります。

 

  • 今後は若手や男性の日本語教師の活躍が期待される。

 

実力がある日本語教師は将来安泰

 以上のように、今後の日本語教育業界は急激な発展は難しいものの、衰退していくことはなく、横ばい、もしくはやや上昇傾向になると考えられます。実際、都心部の方では現在、日本語教師が不足している状態になっています。仮に10年後20年後、現在のグローバル化が落ち着いてきたとしても、業界そのものがなくなったり、日本語教師の需要がなくなるということはないでしょう。

 

 また、日本語教師は組織に所属していなくても、フリーランスでも十分に収入が得られ、活躍していける職業です。実力がある日本語教師はさまざまなところから声がかかりますので、業界の動向に関係なく仕事をしていくことができます。

 

  • 日本語教師の需要自体がなくなることは考えにくい。たとえ業界が衰退しても、実力さえあれば日本語教師として仕事をしていける。

 

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本記事は2015/05/22の情報で、内容は日本語教師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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