30代/40代/50代の日本語教師の転職例

職業:日本語教師

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国際交流機関の事務員から日本語教師へ(34歳 愛知県在住)

 

女性(30代)

 結婚後、私は地元の国際交流機関の事務員として、パートで働いていました。実際に教えることはせず、外国人の生徒さんの管理や日本語教師のスケジュール調整などを担当していました。時々、先生のお手伝いで授業に参加させてもらうこともあったのですが、とても難しいですが楽しく、いつか勉強してみたいと思うようになりました。

 

 しばらくして地元で日本語教師養成講座が開講されることを知り、上司の勧めもあり、受講を決めました。1年間の受講してみて、普段見ている先生方はこんなにもいろいろな知識や技術を勉強していたんだと、目が覚める思いがしました。パートを続けながら養成講座に通っていたので、習ったことをすぐに職場で実践できるのもよかったです。

 

 養成講座終了後も事務員の仕事は続けていますが、今はお手伝いではなく日本語教師として授業を任されるようにもなりました。事務員としての目線と日本語教師としての目線と両方の目線で生徒さんを見ることができ、とても充実しています。

 

小学校教諭から日本語教師へ(45歳 東京都在住)

 

女性(40代)

 小学校で教師をしていました。ここ最近は外国籍の児童が多く通うようになり、様々な問題が起こるようになりました。やはり言葉の壁の問題が大きく、その対策として授業についてつけない児童だけを集めて日本語を教えるようになりました。日本人なら日本語を教えることは簡単だと思っていたのですが、これがなかなかうまくいかず、失敗の連続でした。そこでどうやったら日本語をうまく教えられるのかということに興味がわき、日本語教師になるための勉強をしました。

 

 資格取得後、しばらく平日は小学校教諭、週末には日本語教師の仕事をしていましたが、日本語教師としての活動をもっとしたいと思い、小学校教諭を退職しました。現在は、小中学校に日本語教師として日本語を教えに行く傍ら、地域の国際交流機関に所属し、外国籍の中学生の進路指導なども行っています。日本語を勉強するのは大人だけではありません。外国人を両親に持つ子供の日本語教育も現在の大切な課題です。前職の小学校教諭の経験も活かせていて、思い切って転職をしてよかったと思います。

 

一般企業在職中、定年後の活動のために日本語教師の資格を取得(56歳 大阪府在住)

 

男性(50代)

 これまで、いくつかの海外拠点に赴任しました。現地では日本語を勉強している社員がおり、時間があるときにコミュニケーションも兼ねて日本語を教えていくうちに、これを人生の第二ステージのライフワークとしたいと思うようになりました。

 

 日本語教師養成講座を修了したあと、夜間や週末を利用して地域のボランティア活動から仕事を始めていました。今担当している生徒さんからはもっと勉強したいという声もあがっていて、自分の日本語教室を作りたいという夢も持つことができました。定年後の開校を目指し、今は準備に追われる日々です。

 

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本記事は2015/05/22の情報で、内容は日本語教師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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