日本語教師の年収相場

職業:日本語教師

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日本語学校(国内・海外)の年収相場

 日本語学校で働く場合、勤務体系が常勤講師(正社員)と非常勤講師に分かれます。常勤講師の年収の相場は約350万円で、教務主任などを任されるようになれば、これより増えていきます。非常勤講師の場合の相場は1コマ(50分もしくは60分)1500円から2000円です。教材作りや採点にかかった時間分の費用は、日本語学校によって別途支払いがあるところとないところがあります。

 

 海外の日本語学校で働く場合、その国ごとに給与に差がありますが「現地で生活が困らない程度の給与」というのが一般的です。

 

 日本語学校は採用の間口が広く、未経験の教師でも働くことができます。常勤講師は授業以外にも、生徒の管理や進路指導、スピーチコンテストや遠足等のイベントの準備などの業務が不定期に発生し、場合によっては残業もあります。非常勤講師は基本的に授業だけを行っていればよく、授業時間以外の時間の拘束はありません。

 

  • 国内の日本語学校は、常勤講師なら年収350万程度が相場。海外の場合は生活に困らない程度の額はもらえる。

 

大学(国内・海外)の年収相場

 日本の大学で働く場合、教授や准教授としてその大学に就職した際はその大学の規定に従った年収が支払われます。この場合は日本語教師として外国人に日本語を教えるだけでなく、研究室を持って日本人学生を指導したり、自ら日本語教育の研究をしたりする必要があります。

 

 講師として日本語の授業のみ担当する場合は、これも大学によって異なりますが、1コマ5000円以上と相場は高めです。しかし、大学で教えるには、修士以上の学歴や研究実績、経験、英語力等が求められ、非常に狭き門となっています。

 

 海外の大学で働く場合は、日本の大学のように厳しい規定はありません。給与は国や大学にもよりますが、1カ月10万円前後が相場です。ただ海外の大学は、住居の提供や食費、光熱費等が全額支給されるところが多く、また、夏休み冬休みでも給与の半分、大学によっては全額支払われるので、待遇面が良いのが特徴です。

 

  • 国内の大学の年収は高めだが、求められるスキルも高い。海外は給与は低くても家賃や食費、光熱費が支給されるケースが多い。

 

民間企業(国内・海外)の年収相場

 日本の民間企業で正社員の日本語教師というのは、ほぼいません。日本語教師は講師派遣会社から授業を行う会社に、その授業の時間だけ派遣されるのが一般的です。企業で教える場合の時給は平均で約3000円です。仕事の契約は「1回3時間、全10回」と回数が初めから決まっていることもあれば、「1回2時間を週に2回、終了日は未定」というように終わりが決まっていないこともあります。

 

 海外での民間企業の場合、日本語教師として日本人を採用している企業があります。その場合は正社員、または契約社員としての採用となり、現地で働く日本人と同程度の給料が支払われます。また、民間企業では経験のある教師が求められており、未経験の教師が企業で働くのは非常に難しいです。

 

  • 国内の民間企業でビジネス日本語を教える場合は派遣会社経由で、平均時給は3000円。海外の場合は現地の日本人と同程度の給与がもらえる。

 

国際交流機関の年収相場

 JICAなどの国際交流機関で働く場合は、その機関から海外に派遣されることがほとんどですので、その現地に合わせた報酬が支払われます。派遣先は東南アジアやアフリカが多く、月に約10万円前後が相場で、派遣期間は1年から3年です。派遣期間が終われば、その機関との契約も終了になります。

 

  • 国際交流機関で働く場合は1年~3年と期限が決まっており、給与は月10万程度。

 

フリーランス日本語教師の年収相場

 常勤講師として働く以外の日本語教師は、自分で授業スケジュールを組んであちこちの現場で日本語を教えています。「平日午前は日本語学校、水曜日と金曜日の午後は企業」「月水金は終日企業、火曜日と木曜日は夜に地域の国際交流センター」といったように、日ごと、時間ごとに場所を移動しています。また、働いている外国人のために、夜や土日に仕事がある場合もあります。

 

 日本語教師は、契約期間が決まっている仕事が多いため、その仕事が終了すると新しい仕事を探さなければなりません。そのため年収も人によってばらつきはあるのですが、時給2500円の授業を週40時間行ったとすると、年収480万円を得ることができる計算になります。

 

 また、フリーランスの大きな特長として、大きな仕事が終わった後にまとまって休暇を取ったり、午後から夜だけ働いたりすることも可能で、自分の自由な時間を作り、メリハリのある生活をすることができます。

 

  • 様々な職場で働くフリーランスの日本語教師も多い。年収は安定しないが働く時間や期間を調整しやすいのがメリット。

 

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本記事は2015/05/20の情報で、内容は日本語教師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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