30代の役員秘書の転職例

職業:役員秘書

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野球部マネージャー時代の頑張りで鋼材メーカーの役員秘書に(35歳、静岡県在住)

 

女性(30代)

 高校を出て、住宅建材メーカーに就職し、地元工場の工場長補佐の仕事をしていました。工場は、正社員は約10人と、常時60人ぐらいのパートさんでしたが私の役割は、パートさんの出退勤管理を工場の操業時間に合わせて管理したり、パート社員の採用と入退社に関する仕事を工場長の指示でやっていました。

 

 入社当時は業績も良かったのですが、数年前から低迷し、昨年工場の縮小が決定しました。私自身も配置転換を打診され、違う工場の経理事務係長を勧められました。工場を変わらなければならないのと、経理にまったく興味がないのとで、悩んでいたのですがあとは退職の選択しかないことをほのめかされ、潮時かと思い転職サイトを見ました。

 

 転職先で見つけたのが、今の鋼材メーカーの社長秘書です。派遣社員しかないと思っていたら正社員募集を見つけ応募しました。応募要件で、秘書経験もしくは総務・人事系事務経験3年以上とあったので応募しました。職務経歴書には、工場長補佐での実績、工場員のローテーション管理、人事系事務としての勤怠管理などをPRポイントとして列挙、また自己PRでは高校時代の野球部マネージャー経験での粘り強さ、趣味として今でも大の野球ファンであることなどを強調しました。

 

 最終面接では、その時わからなかったのですが、社長が面接に入っておられました。野球の話と、お酒は飲まれますか?と聞かれたので、前職で工場長の愚痴を飲みながらよく聞きましたと答えました。取引先との宴席を想定された質問ということがあとでわかりました。もちろん、宴席の仕事ばかりではありませんが、男社会の販売代理店とのお付き合いで野球談議をしています。

 

ブランドマーチャンダイザーから外資系飲食チェーンの政策補佐へ(38歳、東京都在住)

 

女性(30代)

 前職はヤング向けの著名ヨーロッパファッションブランドの日本法人に勤めていました。マーチャンダイザーとして、仕入や展示会でヨーロッパを中心に海外出張をよくし、それなりに充実していましたが、対象世代の交代にブランド政策が追いつかず売上が低迷し、その責任が自分にあるかのように言われる日が続きました。労働条件もそこまで良くなかったため、転職を決意しました。

 

 外資系への再就職はハードルが高いのは知っていたのですが、前職の海外ビジネスの経験、大学時代の留学など英語力やビジネス知識は、求人条件をなんとかクリアできそうだったので在職のまま受験しました。前職をやめる理由を何度も聞かれたり、もったいないとか言われましたが、決めたことなので決心を変えるつもりはないと言い切りました。

 

 転職先は、外資系飲食チェーンで、役員秘書での募集になっていますが、秘書業務の他、役員スタッフとして政策的な仕事にも関わってもらうと言われています。そのことは募集要件にも書かれてありましたし、私自身、単なる秘書や通訳だけですと、提示されている年収には見合わないと思っていたので、受け入れ体制は十分です。

 

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本記事は2015/11/30の情報で、内容は役員秘書としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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