求人情報を見逃さない
機密性や専門性の高さから機関内勤務の求人情報はめったに出ません。また、その道の専門家や翻訳会社に仕事を依頼して在宅翻訳者などに依頼されるケースもあります。求人が出る場合は、直接ではなく人材派遣の会社が採用面接を請け負い、求人情報も「某省庁での翻訳業務」という形で省庁の特定も後悔しないケースが多いです。この段階から機密性の高さがうかがえます。
仕事の内容は、英文メールやレターの翻訳・作成、国際会議議事録や資料の和訳・英訳などです。募集時に求められるのは主に英語力で、TOEIC800点以上、高いところだと900点以上のスコアを求められるケースもあります。しかし、報酬は高く、時給の場合も1,800円~2,000円と高水準です。
他の翻訳企業の文書ももちろん機密保持が重要となりますが、公的機関の文書は国家に関わるものも多くより機密性が高く、翻訳の内容を知人はおろか家族に伝えることもNGなケースがほとんどです。また、理解が難しい用語について専門知識を持っている知人に尋ねるということもしにくい状況です。責任が大きい仕事で難易度も高いですが、やりがいのある仕事でもあります。
内容によっては国際関係の最前線の文章に触れることもあるわけですから、普段手に入らない情報を目にすることができます。それ大きなメリットですし、当然国はお金をかけているので、資料の豊富さやこれまでの翻訳者が訳した案件の内容もクオリティが高い可能性は高く、それを通じて公的文書の書式に最前線で慣れることができることは、今後どの職場で翻訳者をやっていくうえでも大きなメリットになります。
- 機密性が高い公的機関(官公庁)の仕事は求人数は少ないが給与面は優遇されている。
公的文書に強くなることは大きなメリット
内容によっては国際関係の最前線の文章に触れることもあるわけですから、普段手に入らない情報を目にすることができます。その点は大きなメリットですし当然国はお金をかけているので資料の豊富さやこれまでの翻訳者が訳した案件の内容もクオリティが高い可能性は高いです。それを通じて公的文書の書式に最前線で慣れることができることは、今後どの職場で翻訳者をやう上でも大きなメリットになります。
- 民間企業の翻訳業務では得られないメリットもある業務。
本記事は2015/05/12の情報で、内容は翻訳者としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。