未経験が多い仕事
ドッグトレーナーという仕事は、例えばトリマーと比べると、まだまだ認知度は低く、人数も少ない仕事です。そのため、多くの人がドッグトレーナーに転職する場合は未経験の場合が多いです。むしろ、他社のしつけ教室などのやり方に染まっていない真っ白な状態の方を好む傾向にあります。
ただし、「ドッグトレーナーとしての実務経験有り」が応募資格となっていたり、優遇されたりという求人情報も混在ため、事前にきちんと確認しましょう。未経験の場合は、募集要項の最低ラインからスタートするケースが多いですが、実力があれば昇給しやすい職種ですので、OJTを通じて着実にステップアップを目指しましょう。
特に未経験の求人が多く出ているのは、ある程度社会人経験や接客業経験が活かせる、「ペットホテルや犬と泊まれる宿」「ドッグカフェ」「ドッグラン」などです。ドッグトレーニングの知識は働きながらゆっくりと身につけていく余裕があります。ドッグトレーニングが業務のメインを占める、しつけ教室や保護施設では経験者が優遇されたり、経験が必須だったりすることが比較的多い傾向にあります。
- ドッグトレーナーは未経験でもokな職場も多いが求人によっては実務経験が求められるものもあるので転職時はチェック。
未経験の場合にアピールすべきポイント
現場としては、経験があることに越したことはありませんが、飼い主とのコミュニケーション力が求められるドッグトレーナーには一般常識やマナーも要求されます。応募の際にはこれまでの社会人経験をアピールすることが有効です。
これまでの職場がドッグトレーナーと全くの異業種で一見関係無いような職務も、接客スキルなどドッグトレーナーとして活かせると判断されれば採用にグッと近づきます。また、自身で犬を飼った経験があれば、犬種や経験談などをしっかりアピールしましょう。飼い主=お客様側の気持ちを分かっているという点では立派な強みとなります。
- ドッグトレーナーは未経験での転職事例は多いので、未経験の転職活動の場合も物怖じせずに、過去のキャリアの中でドッグトレーナーとして活かせそうな点をしっかり主張しよう。
本記事は2015/05/11の情報で、内容はドッグトレーナーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。