幼稚園教諭の給料というのは決して高くはありません。しかし幼稚園というのはよっぽどのことがない限り、閉園するということはないので、リストラなどの心配をあまりせず安心して働くことができます。(もちろん子どもの減少により幼稚園の規模を縮小しなくてはいけなくなり、リストラもやむを得ないという可能性も0ではありません。)
勤務先による年収のばらつき
幼稚園教諭の正社員雇用や契約社員の給料は、勤務先により、就業時間・日数・基本給・ボーナスなどは大きく異なります。他の一般企業などと同じように住宅手当や交通費もその幼稚園によって全く異なります。駐車場代や給食代などというのも、自己負担なのか幼稚園負担なのかによって年収には大きな差が出ます。幼稚園が系列の大学などをもっているのか、姉妹園があるかなど、幼稚園の規模によって異なるため一概には言えませんが、初任給は月15万前後が多いようです。
パートタイムの場合は時給800円~1000円が多いです。パートタイムの場合は、主婦ということが多く雇用内に収まるために、時間を調整することもあるので年収は100万を超えることはほとんどないようです。こちらは時給計算での支払いで、それ以外の福利厚生などはあまりないという事例が多いので、おおよそ上記の時給程度で考えていいでしょう。という意味でパートタイムの場合はそこまで雇用先によるばらつきはないことが多いです。
- 幼稚園教諭は雇用先によって待遇は異なるがそこまで年収は高くない傾向。
勤務時間・日数
幼稚園によっては土曜日も登園日のところもあれば、平日だけが登園日としているところもあるので、これも勤務先によりけりなので、一概には言えませんが、週5日の1日8時間というスタイルが一般的です。幼稚園は行事も多いので、月に1回は日曜日の出勤があるということも少なくありません。
また、朝の準備や降園後の片づけなどで、働く時間は1日8時間を超えてしまうこともあるようですが、残業代がつかないことが多いです。ですが幼稚園には夏休みや冬休み、春休みなどの長期休暇があります。これらの長期休暇は、当番制で出勤することが多いため普段よりは休みが多くなります。ですから1年を通して勤務時間や日数は調整されていると考えた方が良いかもしれません。
- 週5日の1日8時間が基本。子供の長期休みに合わせてその時期は休みが増えることも。
本記事は2015/05/08の情報で、内容は幼稚園教諭としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。