転職祝い金が出る薬剤師転職エージェント比較(最大40万円)

職業:薬剤師

162views

 

 薬剤師の転職祝い金とは、薬剤師の転職エージェントを利用して転職が決まった場合に、転職エージェントが薬剤師にお祝いとして現金を支給してくれるサービスです。全ての転職エージェントで転職祝い金がもらえるわけではなく、一部に限られています。転職祝い金のお金の出処については後述します。

 

 祝い金制度がある転職エージェントで転職した方がお得ではあるのですが、祝い金制度が出るエージェントは大手が少ない点など、祝い金のみを優先するとデメリットも多いです。ここでは薬剤師の転職祝い金についての仕組みの解説、実際に転職祝い金があるエージェントの概要説明、祝い金のある転職エージェントとの付き合い方などを紹介します。

 

参考転職のモチベーションの1つに「転職祝い金」を挙げる薬剤師もいる

転職祝い金に惹かれて転職する薬剤師ってアリですか?

現在薬剤師5年目です。ずっと同じ調剤で働いてきたけれど、最近ちょっと仕事に物足りなさを感じています。物足りないというか、少し飽きてきた感じ。 仕事や人間関係の特に嫌なところはないのです。しかし刺激...

 

薬剤師転職エージェントの「転職祝い金」の仕組みは?

 

 まず薬剤師転職エージェントの仕組み・ビジネスモデルについて解説します。

 

 薬局や医療機関・ドラッグストアなどで「新規で薬剤師を雇用をしたい」という需要が発生した時に、自社のHPや看板などで求人を出してもなかなか理想の人材が集まりにくいということは多いです。そんな時に、薬剤師転職エージェントへ人材紹介を依頼すれば、薬剤師転職エージェントは自社に登録している求職中の薬剤師を紹介してくれます。もちろんミスマッチがなるべく起こらないように薬剤師の希望と雇用者側の希望を詳細にヒアリングしマッチングさせていきます。

 

 

 薬剤師転職エージェントの利用料としては、薬剤師側は無料で、雇用者側が転職エージェントに成功報酬で紹介料を払う仕組みが一般的です(※紹介者の年収の30%前後が紹介料の相場)。例えば年収600万の薬剤師を転職エージェントが仲介した場合に、薬剤師転職エージェントは180万円(※紹介料が30%の場合)を雇用者からもらうことになりますが、もちろんこれが全て利益ではありません。この180万円の中から仲介コンサルタントの人件費や事務所代などを含む会社にかかる実費が捻出されていきます。そして薬剤師転職エージェント自体を宣伝する広告費もこの180万円の中から捻出されるわけです。

 

 一方で、昨今薬剤師不足の背景もあり、薬剤師の転職に関わる広告費は急騰しており、自社サイトに1人の薬剤師を登録させるためにGoogleなどに払う広告コストは10万円を越えるという話もあります。そうなると例えば18人登録してもらって1人を実際に就職させることができても、広告費と売上がトントンということになります。

 

 薬剤師を集客する広告費が上がると薬剤師転職エージェント側としては利益を削る厳しい広告の戦いを強いられるわけですが、中にはGoogleなどに広告費をかけない広告戦略をとるエージェントも出てきます。その方法が実は「転職祝い金」です。「転職祝い金」の考え方としては、上記の例でいうと例えば180万円の中から20万円を成功報酬として薬剤師に支給することで、高騰気味の薬剤師集客の広告費を一定にしようというものです。例えばGoogleなどに払う広告コストが今後さらに高騰した場合は薬剤師の集客費用は上がっていき、ビジネスとして採算が合わなくなる可能性がありますが、「転職祝い金」のシステムであれば固定費のため広告費競争から抜け出した戦い方ができるわけです。

 

 

 薬剤師側からすれば無料で転職活動をしたのになぜ祝い金までもらえるのかというと、上記のようなお金の流れがあるからです。元々広告費としてGoogleやYahooなどのメディアに流れていたお金が転職者の方に一部還元されるようになったわけです。「転職祝い金」=「広告戦術による薬剤師サイドの恩恵」とも言えるでしょう。

 

「転職祝い金」が出る薬剤師転職エージェント一覧

 ここでは実際に転職祝い金制度を取り入れている薬剤師転職エージェントをいくつかご紹介します。薬剤師転職エージェントによって金額も違えば条件も違い、そもそもの求人数なども違います。

 

PHGET(ファゲット)・最大20万円

 PHGET(ファゲット)は株式会社カスタマが運営する薬剤師転職エージェントです。株式会社カスタマは平成16年創立の会社で10年以上にわたり薬剤師の転職をサポートしています。PHGET(ファゲット)の転職祝い金については転職者の年収によって以下のように設定されています。

 

(参照:https://www.phget.com/image-index_adv.html)

 

 上記を見ると年収550万円以上で最大20万円の転職祝い金の支給になっており、350万円以下だと転職祝い金はありません。これは既に解説したように紹介者の年収に応じて転職エージェントの売上が決まるためです。また支給時期についても3か月後と6か月後などのハードルがあるのは、薬剤師にすぐに辞められたら雇用者側としても採用メリットがないので、転職エージェントの中には入職してしばらく経たないと紹介料を請求しないというケースがあり、売上発生の時期とある程度調整をしているためです。

 

参考PHGET(ファゲット)の紹介ページ。クチコミ掲載中。

 

ジョブデポ・最大40万円

 ジョブデポ薬剤師はwith Career株式会社が運営する薬剤師転職エージェントで、他にも看護師や医師などの様々な職種の転職事業も行っています。ジョブデポの転職祝い金については「最大40万円」という点は大々的にアナウンスされていますが、実際にどういう条件でいくらもらえるのかというのは詳細解説がありません。ですが既に説明したような理由から、薬剤師の年収等によって様々なケースがあると想定されます。以下は公式サイトの「よくある質問」での記載です。

 

(参照:https://j-depo.com/yaku 「※よくある質問」) 

 

 公式ページによれば、転職祝い金支払いの条件として、もちろんジョブデポ経由で転職することは当然ですが、「入職されて90日後・・・」という箇所があります。おおよそ4か月程度は勤務することが日数的な条件です。

 

 また先述の通り、ジョブデポはPHGET(ファゲット)と違い、明確に転職祝い金の計算方法は掲載されていません。当然年収が高い求人に内定する人材であれば40万円に近づくでしょうし、非正規雇用など年収が低いものであれば支払いがされないケースもあるでしょう。「詳細は担当者に聞く」とされているため、転職祝い金の金額については自分の年収状況などを踏まえて一度相談する他ありません。

 

 またジョブデポでは、友達薬剤師を紹介すると5万円というキャンペーンもあります。こちらは「最大」ではないため実際に薬剤師の資格保有者を紹介できればもらえる金額になります。

 

参考ジョブデポ薬剤師の紹介ページ。クチコミ掲載中。

 

お仕事ラボ・10万円

 お仕事ラボは株式会社アイセイ薬局の100%子会社が提供する薬剤師専門の転職支援サービスです。お仕事ラボの転職祝い金は段階制になっておりいくつかの支払条件があります。まず新規会員登録をすると1万円、次に担当コンサルタントの面談をすれば3万円、次に正社員で転職すれば10万円(パートの場合は4万円、正社員もパートも3か月の勤務が条件)になっています。こちらはファゲットのように年収に合わせての金額設定ではなく、明確な金額提示になっているのでわかりやすいです。

 

 

 またお仕事ラボでは友達紹介キャンペーンも行っています。まず薬剤師を1名紹介すれば、紹介した本人にまず5,000円が支給され、その後その紹介した薬剤師がお仕事ラボ経由で半年以内に転職をすれば、正社員の場合に7万円、パートでも1万円が支給されます(3ヶ月以上勤務することが条件)。こちらも金額表記は「最大」などではなく明確な数字になっています。

 

参考お仕事ラボの紹介ページ。クチコミ掲載中。

 

ファーマシスタ・10万円

 ファーマシスタは現役の薬剤師が経営者であるシナジーファルマ株式会社が提供する薬剤師転職エージェントです。社長自らが薬剤師であることに加えて自身の転職体験をベースにサービスが設計されているのが特徴です。ファーマシスタの転職祝い金は下記のように設定されています。

 

(参照:https://pharmacista.jp/oiwaikin/)

 

 ファーマシスタの転職祝い金支給のルールは、正社員で入職すれば10万円、パートで3万円になっています。条件は申請を行うことと、勤務後3か月の経過になります。あと過度に勤務時間が短い場合など年収が低い場合も除外条件になっています。しかしこちらも「最大」などの表記はなく明確な金額提示になっていてわかりやすいです。

 

転職祝い金が出るエージェントは本当にオススメなのか?

 

 薬剤師が転職をするのであれば、勤務時間などの労働環境が良くなること、年収がアップすること、土日休みといった安定した勤務日であること、多くのことが学べる環境であること、自宅から通勤距離が近いことなどが条件に上がることが多いです。もちろんそれらの条件を満たして転職ができた上で「転職祝い金」がもらえればベストですが、「転職祝い金」自体が目的化してはいけないというが大前提です。

 

 ではどのような転職活動の進め方をすればいいのかというと、まず事業規模が大きく、求人数も多い「大手の転職エージェント」に1つ登録してみることをオススメします。下記はリクナビ薬剤師、ファルマスタッフ、マイナビ薬剤師などの、いわゆる「大手」の薬剤師転職エージェントです。これらは薬剤師の主要転職先である調剤薬局・ドラッグストア・病院などの求人を多数抱えています。比較表にある数字以外にも非公開求人もあるので相当数の求人があるのがわかります。

 

参考「大手」の薬剤師転職エージェント一覧

薬剤師転職サイトランキング【2018年度版】

 薬剤師の転職は「売り手市場」が続いています。それに伴い、薬局・ドラッグストア・病院・医薬品関係企業など様々な業界で多くの薬剤師の募集が出ています。このような雇用先に就職するにはど...

 これらの上位のサイトに登録すれば、まずおおよそどんな求人が市場に出回っているかという概要がわかります。その上で「転職祝い金の出る転職エージェント」に登録しましょう。

 

 例えばリクナビ薬剤師にもファゲットにも同じ求人が掲載されていることもありますし、片方にしか掲載がない場合もあります。双方に登録することで、単純に求人検索の幅が広がりますし、「転職先によっては祝い金ももらうチャンスがある」というスタンスで幅広く動くことができます。祝い金目的だけで動くと祝い金が出ない好条件の求人を見逃してしまうことにもなりかねません。もちろん自分の理想の求人を見つけて、それが祝い金が出るものであればベストですね。

 

 また、複数の転職サイトに登録してコンサルタントの品定めをすることは実はとても大事です。キャリアコンサルタントもやはり人ですので、合う・合わないというのは必ずあるのです。複数サイトに登録すれば相対的な比較が可能ですので自分にあったコンサルタントと出会える可能性も広がるのです。

 

(※大手系エージェントと転職祝い金が出るエージェントの組み合わせ例)

  大手系のエージェント 転職祝い金が出るエージェント
組み合わせ例(1) ファルマスタッフ PHGET(ファゲット)
組み合わせ例(1) リクナビ薬剤師 ジョブデポ薬剤師
組み合わせ例(3) マイナビ薬剤師 お仕事ラボ

本記事は2018/04/08の情報で、内容は薬剤師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

薬剤師転職サイト!人気ランキング!

全て無料!情報収集にも転職相談にもまずは以下の大手エージェントを味方につける!

  1. 知名度抜群の「日本調剤グループ(上場企業)」が運営!求人件数の多さは業界トップ級!全国対応で転職をサポート!

  2. 転職業界の大手「リクルートグループ」運営!ファルマスタッフと併用する人も多い!2サイト利用で多くの求人をカバーできる!

  3. 転職業界大手で国民的な企業の「マイナビ」!薬剤師転職の実績が多いことや非公開求人が多いことなどが人気のサイト!


(※ランキング4位以降はこちらからチェック)薬剤師転職サイトランキング
ページ上部へ移動する