薬剤師のやりがい

職業:薬剤師

13views

imasia_13828291_M

 

調剤マシーンはやりがいに繋がるか?

 調剤薬局や病院薬剤師の主な仕事に調剤業務があります。処方箋に記載された処方内容に基づいて医薬品を取り揃えたり、秤量したりするものです。最近の医薬品は取り扱いやすい錠剤やカプセルなどの製剤が多く、そのほとんどが計数調剤となります。医薬品の名称と規格を確認して、数をかぞえるだけなら薬剤師でなくてもできます。実際にアメリカではピッキングを行う非薬剤師の専門職が存在します。しかし、日本の法律(薬剤師法)では薬剤師のみが認められた業務です。

 

 近年、調剤機器の進歩により計数調剤を自動で行う機器が発売されました。まだ大規模病院の薬剤部や処方箋受付の多い一部の薬局でのみ導入されていますが、何と言っても調剤ミスの危険性が低下するので、将来的には今以上に普及すると予想されています。この自動ピッキングマシーンになぞらえて、計数調剤のみを行う薬剤師を悪い意味で「調剤マシーン」と表現することもあるようです(言い方に問題はありますが)。薬剤師でなくてもでき、機械でもできる調剤の仕事にやりがいを感じなくなってしまった薬剤師は実際に増えていると言われます。

 

  • 技術の進化により計数調剤のみを行う薬剤師なども出てきて、やりがいという点で疑問も持つ薬剤師も少なくない。

 

やりがいは自分で見出していくもの

 上記のような技術発展により薬剤師の業務も変化してきたわけですが、計数調剤は機械が行うことができるようになっても、それを実施する前に実施すべき患者インタビューや処方監査は薬剤師でなければ務まりません。だからこそ、疾患と薬物治療を関連付けて学習し、患者さんへのインタビューから隠れたニーズや訴えを拾い上げる能力、すなわち臨床的能力とコミュニケーション能力が大切になります。こういった点はやりがいにつながっていくのではないのでしょうか。

 

 また最近の調剤薬局やドラッグストア、病院勤務の薬剤師は疾患と薬物治療、コミュニケーション術、症候学といったより臨床的内容を学んでおり、それを活用する場面も増加しています。さらに、特定の領域における臨床能力に長けた認定薬剤師や専門薬剤師の制度を利用して、これらの資格を取得する薬剤師が増加しています。ある程度ジェネラリストとしての教養を手に入れたら、次は特定分野におけるプロを目指すというのが薬剤師の業界ではゴールドスタンダードとなっています。専門性を追求することについても、薬剤師のやりがいに繋がっているようです。

 

  • 時代の変化によりやりがいを感じにくい領域も増えてきてはいるが、業務の中でやりがいに感じられる点を見つける工夫や薬剤師としての成長意欲は本人次第という部分が大きい。

 

本記事は2015/05/07の情報で、内容は薬剤師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

薬剤師転職サイト!人気ランキング!

全て無料!情報収集にも転職相談にもまずは以下の大手エージェントを味方につける!

  1. 転職業界の大手「リクルートグループ」運営!求人件数の多さは業界トップ級!全国対応で転職をサポート!

  2. 知名度抜群の「日本調剤グループ(上場企業)」が運営!リクナビ薬剤師と併用する人も多い!2サイト利用で多くの求人をカバーできる!

  3. 転職業界大手で国民的な企業の「マイナビ」!薬剤師転職の実績が多いことや非公開求人が多いことなどが人気のサイト!

ページ上部へ移動する