薬剤師を辞めたい時

職業:薬剤師

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 薬剤師になるためには6年制の薬科大学または薬学部を卒業し、国家試験に合格する必要があります。現役で合格してストレートで進級しても資格を取得する頃には24歳になっています。ただし、実際は浪人したり留年したりする学生も多いでしょうから、もっと長い道のりになります。

 

 しかし、こんなに年月をかけて努力して薬剤師になったとしても、仕事を辞めたいもしくは薬剤師を辞めたいと思ってしまう人もいるかもしれません。原因によっては、転職によって解決できることも多いので、親身になって相談に乗ってくれる転職サイトを探してみるのも良いでしょう。ここでは薬剤師が仕事を辞めたいと思う原因について一番多いともいわれる「人間関係」について考えてみましょう。

 

薬剤師の世界の人間関係は複雑

  薬剤師には調剤薬局、ドラッグストア、病院、行政、製薬企業など様々な職場と職種がありますが、一つにはコミュニケーションの問題があるようです。薬剤師の職場は人間関係が複雑であることが多いですので「人間関係」に悩む薬剤師が多いのは事実です。

 

  • 調剤薬局編

 例えば、調剤薬局に勤める薬剤師について考えてみます。調剤薬局においては、医薬分業の名の元に、病院とは構造的、経営的に独立して運営されます。医薬分業が推進された理由は、病院やクリニックから独立した薬剤師によって処方箋が監査され、無駄な投薬が減少し、薬漬け医療からの脱却を目指すものでした。

 

 しかし、実際その後どうなったかは周知の事実でしょう。当初目標としていた分業は進まず、病院やクリニックの隣に薬局が建てられる点分業が主流となりました。点分業の問題点は、処方箋発行が義務ではなく任意であるため、医療機関が院外処方をやめてしまうと、門前薬局の経営が成り立たなくなるということです。

 

 したがって、調剤薬局は経営的に医療機関から独立をしていますが、多くの場合は医療機関に従属的となっているのです。常に医療機関のご機嫌を窺いながら、日々の調剤業務を行います。薬局によっては、医師の機嫌を損ねる可能性があるので疑義照会を禁止しているところさえあると言われます。これは医療の質向上により患者に貢献するという、医薬分業の目的からは完全に逸脱しています。このような人間関係が調剤薬局は存在します。

 

  • 病院・ドラッグストアなど

 このように難しい人間関係や様々な矛盾を抱えているのは調剤薬局だけではありません。例えば、病院薬剤師においては医師、看護師、事務職などの間に挟まれてしまい、身動きが取れなくなることが多々あります。医師を頂点として、多種多様な職種がいる病院においては、薬剤師の身分は決して高い方ではありません。看護師から無理のある業務を依頼されたり、事務職からの売り上げ目標未達の注意を受けたり、様々なしがらみが存在するのです。

 

 ドラッグストアの薬剤師であれば、どうしても1店舗に配属される薬剤師が1~2名と少ないため、店長(多くは非薬剤師)や登録販売士との対立してしまった場合に、少数勢力になってしまうという問題点があります。また、店長を任された場合も厳しい売り上げ目標を掲げなければならず、経済や販売についてほとんど学んだことの無い薬剤師にとってはかなりのストレスです。

 

薬剤師を辞めたくなったら

 実際に現在の職場に嫌気がさしてしまったら、まずは自分で(または仲間と共同して)その職場を働きやすい職場に変えることができるかどうかを考えてみましょう。ただ人間関係の問題が根幹となっているのであれば、これを良い方向に持っていくのは至難の業です。転職サイトを用いて、新しい職場を探すのも良いでしょう。

 

 薬剤師という職業自体に嫌気がさしてしまったらどうするか。最近の薬剤師国家試験の合格率を考慮すれば、少なくとも目先は薬剤師が充足する可能性は低そうです。その期間中は薬剤師への復職もそんなに難しいものではないでしょうし、一度薬剤師という職業を離れて、違う世界を眺めてみたり、違う仕事にチャレンジするというのも悪くないかもしれません。

 

本記事は2015/05/07の情報で、内容は薬剤師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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