麻薬取締官の薬剤師の求人

職業:薬剤師

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麻薬取締官がいかに狭き門か

 近年では麻薬や大麻、覚せい剤だけでなく、いわゆる「危険ドラッグ」が蔓延しており、薬物犯罪が身近なものになりつつあります。以前、違法薬物は構造毎に指定されていたために構造を一部改変することによって合法化することが可能だったため、イタチゴッコの形相を呈していました。

 

 そのため2014年の改正薬事法では、同様の骨格を持つ禁止薬物をまとめて指定するという改革を行ったことで、それまでの「脱法」ができなくなり摘発件数も非常に増加しました。それに伴い、麻薬取締官の活躍の場が増加しています。捜査や取り締まりの範囲も暴力団や密売グループといった組織単位だけでなく、個人単位にまで及んでいます。

 

 麻薬取締官の数は全国的に見ても300名弱しかおらず、大変狭き門であると言えます。麻薬取締官の薬剤師に向いている人材は、昼夜を問わない捜査に耐えられるだけの体力があり、違法薬物やその法律に関する知識を持ち、そして何よりも薬物犯罪から国民を守るという強い正義感を持っている人であると言えます。

 

麻薬取締官の薬剤師の業務内容

 麻薬取締官の仕事を簡単に言えば、特別司法警察官として違法薬物の流通や使用を取り締まることです。その他に、病院や薬局、医薬品卸業者、製薬企業、研究機関などにおける医療用麻薬が適正に扱われているかの立ち入り検査や、薬物乱用防止の啓発活動などがあります。

 

 麻薬取締官として採用された後は、初任者研修で法律や違法薬物、捜査の方法などについて学びます。捜査をする上で危険を伴うこともあるため、逮捕の訓練や護身術、拳銃射撃などの訓練も受けます。また、近年増加している外国人による犯罪に対応するために、外国語教育を受けることもあります。

 

 一般的に麻薬取締官は警察職員の一種と思われがちですが、実際は異なります。警察職員の中には麻薬取締員と呼ばれる職種もありますが、それらを含めてほとんどの警察職員は都道府県警または警視庁管轄の地方公務員となります。一方、麻薬取締官は地方厚生局が管轄する国家公務員です。この2つの職種は業務上、連携して捜査に当たることもあります。一番の違いは、麻薬取締官はおとり捜査のために麻薬5法や薬事法に違反しても咎められないということです。麻薬取締員はこの限りではありません。

 

  • 麻薬取締官は国家公務員。仕事内容は違法薬物の流通の取締り。

 

麻薬取締官の薬剤師の募集要項

 麻薬取締官は厚生労働省の出先機関となる地方厚生局において、毎年若干名募集されます。麻薬取締官のうち、約半数は薬剤師の国家資格を持っていると言われています。この理由は、麻薬取締官の採用条件の一つに薬剤師免許を持っている、もしくは国家公務員の一般職の「行政」または「電気・電子・機械」の一次合格者であるという要件があるためです。麻薬取締官への転職を検討するのであれば、新卒・既卒関係なく募集されていますが、29歳以下という年齢制限がありますので注意が必要です。

 

  • 麻薬取締官の年齢制限は29歳以下。求人数はごくわずか。

 

麻薬取締官の薬剤師の給与・待遇

 麻薬取締官は国家公務員となるため給与は原則年功序列であり、比較的優遇されています。年収相場としては400~800万円といったところです。ただし、長時間の張り込みや捜査、否認する被疑者の取り調べなど体力的にも精神的にも辛い仕事であり、時間的な拘束も多いとされます。

 

 多くの麻薬取締官は新卒で採用された薬剤師で、既卒者が転職する事例は少ないようですが、可能性はゼロではありません。安易な気持ちで務まる職業ではありませんが、それだけ薬剤師としての能力が発揮されますし、やりがいのある仕事です。

 

  • 麻薬取締官の年収は国家公務員のため比較的高めで400~800万円程度。

 

本記事は2015/04/23の情報で、内容は薬剤師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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