SMOの治験コーディネーター(CRC)求人

職業:治験コーディネーター(CRC)

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SMOの治験コーディネーター求人の動向

 治験を実施している各病院において、人材の確保は課題の1つとなっています。病院内の治験コーディネーターだけでは受託する治験をすべてフォローできないため、SMOと契約しSMOの治験コーディネーターが主力となって治験を動かしている病院も少なくありません。

 

 現在、どのSMOも常に治験コーディネーターを募集しています。国は治験を活性化しようとしており今後も治験コーディネーターの需要は続くものと考えられます。

 

  • 病院内の人材だけではすべての治験を賄えないため、SMOの治験コーディネーターの需要も高い。

 

SMOの治験コーディネーター求人の留意点

 2015年現在、日本SMO協会に加盟しているSMOは約40社です。多い時は60社を超えていましたが、合併統合など再編が進み数が減ってきています。ただ、治験コーディネーターの数は2500名以上が維持されており、治験には欠かせない存在だという事が分かります。

 

 日本SMO協会はSMOが加盟している協会で最大のものですが、日本SMO協会に加盟していない会社も多数あります。治験コーディネーターとして転職するにあたり、どこの会社に応募すればよいのか迷うかもしれません。

 

  • 数社以外は小さな会社が多い

 SMOは治験コーディネーターが十数人程度と小規模な会社から、700〜800名の治験コーディネーターを抱え全国をカバーしている会社までありますが、500名を超える会社は数社しかなく、ほとんどがある程度地域を固定した小規模な会社です。

 

 小規模なSMOは将来合併する可能性も考えておくべきですが、合併したとしても貴重な治験コーディネーターが冷遇される事はあまり考えられませんので、そのために退職に追い込まれる心配はまずありません。

 

  • 大きなSMOと小さなSMO、どちらか向いているか

 大きなSMOは全国に支社や支店を持っており、全国の医療機関の支援ができる体制を整えています。既婚者ならば、配偶者が転勤となった場合、希望を出せば配偶者の転勤場所の近くに自分も転勤できる可能性があります。そういう点では大きなSMOの場合は融通がききます。

 

 逆に、小さなSMOは地域を特定してサポートを展開している場合が多いため、会社都合で転勤命令がでる事はありません。家族の都合などで希望の場所に転勤できる可能性も少ないです。地域に根ざして治験コーディネーターをやっていきたい人には向いています。

 

 その他、研修や教育に人員を裂く事ができるため、教育体制や研修体制は大きなSMOの方が充実している傾向があります。小さなSMOは、自分がしっかりしていて、指示をされなくても、自ら学習や業務の把握をしていく事のできる人に向いています。

 

  • 規模によって特色があるので、自分にあったSMOを選ぶ。

 

SMOの求人情報の探し方

 求人情報サイトから応募するのがポピュラーですが、SMO各社のホームページから応募する事もできます。もし希望のSMOが決まっているのであれば、ホームページを確認してみましょう。

 

 治験コーディネーターは女性が多いので、家庭の事情等で離職するケースも多く、常に求人情報を掲載している会社も少なくありません。各社のホームページからさまざまな情報を確認して自分の希望に合った会社を数社選び、まずは応募してみてください。応募した結果、その会社とのやり取りで受ける印象も会社選びの基準にできるでしょう。

 

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本記事は2015/04/16の情報で、内容は治験コーディネーター(CRC)としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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